水に浮かぶ可憐なアジサイ3選!美しさに心奪われる京都・大阪の名寺へ

2020年6月12日 17:58更新

関西ウォーカー

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6月から7月に見ごろを迎えるアジサイ。一面に広がる圧巻の姿も美しいが、水に浮かぶ姿もまた見事で、その華やかさに気分も晴れやかになる。手水舎を飾り付けた花手水やカラフルに彩られた池がある、編集部イチオシのアジサイの名所3選をお届け。

大阪・池田市「久安寺」の『池に浮かぶあじさい』。「花を観じ、命を観じ、自身の中にある『仏性』の花を咲かせる」というメッセージが込められている


お不動さんが祀られる花手水に注目!京都・宇治市「三室戸寺」

「あじさい寺」とも称され、国内でも有数のアジサイの名所として知られる古刹。幻のアジサイとして人気のあるシチダンカや、西洋アジサイやガクアジサイなど約50種、1万株が杉木立の間に咲き誇る。

山門付近に広がる「あじさい園」。まるで絵巻物のような景観


特にアジサイをはじめとした花々で飾られた可憐な花手水は必見。三室戸寺境内から本堂への階段を上がった左側にある、不動明王が祀られた手水舎で見ることができる。

アジサイやキクなどの花に囲まれる威厳ある不動明王(お不動さん)


期間中はライトアップも行われ、行灯に照らされた参道から見るアジサイも格別に美しい。

西国十番の観音霊場としても知られる三室戸寺


アジサイが見ごろになる6月中旬からの土曜・日曜は、駐車場の混雑時は入場規制や最終受付を早める場合もあるので、電車で行くのがおすすめだ。

「三室戸寺」DATA
■開催期間:6月15日(月)~7月5日(日)
ライトアップは6月13日(土)~6月28日(日)の間の土曜・日曜のみ
■開催時間:8:30~16:30(最終受付16:00)
ライトアップは19:00~21:00(受付終了20:30)
■休み:なし
■拝観料:大人500円、子供300円。
※あじさい園開園期間中は大人800円、子供400円
■住所:宇治市莵道滋賀谷21
■電話:0774-21-2067
■アクセス:電車の場合は京阪宇治線三室戸駅より徒歩15分
車の場合は京滋バイパス宇治東ICから約3分、
大阪方面は京滋バイパス宇治西ICから約10分
■駐車場:300台(乗用車は500円/1回)

あじさい園ライトアップ
■開催期間:6月13日(土)~6月28日(日)の間の土曜・日曜のみ
■時間:19:00~21:00(受付終了20:30)
■拝観料:大人800円、小人400円


一面アジサイの花手水が心を癒す!京都・長岡京市「柳谷観音 楊谷寺」

十一面千手千眼観世音菩薩を御本尊とし、眼病平癒の祈願所として平安時代より眼病に悩む多くの人々に信仰されてきた由緒ある寺。境内では、色が変化していくナナイロアジサイやクロヒメ、キリシマメグミなど約27種、約5000株のアジサイが目を楽しませてくれる。

竹取物語のモデルともされる竹林を抜けたとことにある


「京都府指定名勝庭園」として、江戸時代中期の景色を残すために、2015年から四季の草花を手水に浮かべる花手水を開催し、季節を彩る美しさがあっという間にSNSで話題になった。

十一面千手千眼観世音菩薩が祀られる本堂


本堂の大きな手水鉢など境内の5か所で楽しむことができる


住職の日下俊英さんは、アジサイや花手水に込めた思いとして「ここ数か月の自粛で疲れた心身に安らげるため、時空を超えた癒しの時間を過ごしてください。柳谷観音がそれぞれの新たな出発を後押しします。今年もアジサイや景観を通じて、心に背負った荷物を降ろしてください」と語る。

「不安な現代にご利益とともに五感を通じて心に平安を」との願いから、2015年のあじさいまつりより生花を添えた


上書院の特別公開と寺宝庫の展示が鑑賞できる「あじさいウイーク」も同時開催。開催中の土曜・日曜は、駐車場が満車になり大渋滞になることもあるので、電車を利用してシャトルバス300円(17日のみ)か、タクシーを使うのがスムーズだ。

毎月17日には縁日が開催され、限定の御朱印の授与もある


「柳谷観音 楊谷寺」DATA
■開催期間:6月13日(土)~7月5日(日)
■開催時間:9:00~16:00(「あじさいウィーク」の最終受付は15:00)
■拝観料:300円
※「あじさいウィーク」共通券:1000円(拝観料・上書院・寺宝庫)
■住所:長岡京市浄土谷堂ノ谷2
■電話:075-956-0017
■アクセス:電車の場合は阪急京都線西山天王山駅またはJR長岡京駅よりシャトルバス(毎月17日のみ)で約10分。阪急京都線長岡天神駅よりタクシーで約15分、徒歩60分。
車の場合は長岡京IC(京都縦貫自動車道)を降り、そのまま真っ直ぐ山の中へ入り約10分
■駐車場:300台(無料)


池に浮かぶ幻想的なアジサイに魅了!大阪・池田市「久安寺」

久安寺は神亀2(725)年に聖武天皇の勅願を受け、行基が開創した由緒ある高野山真言宗の寺院。関西花の寺第12番霊場でもあり、アナベルやスミダノハナビをはじめとした6品種、約1000株のアジサイが、楼門から受付辺りまでの約4000㎡に美しく広がる。

アジサイに導かれるよう。参道や楼門、そして境内のあちらこちらに咲く


訪れる人たちを魅了するのは「池に浮かぶあじさい」。カットしたアジサイが浮かべられ、優雅で幻想的な光景に時間を忘れそうだ。

こまめにアジサイを入れ替え、うっとりするほどの美観を保つ。広さ約70㎡の「具足池」


池にアジサイを浮かべたきっかけを、住職の國司真相さんは「咲き終わりのアジサイを摘み、池に浮かべ、もう一度、水を与えて色付いてもらう。皆さんに終わりゆくいのちを『観じて』いただくために、浮かべ始めて10年くらいでしょうか」と語る。

境内では自然が生んだハート型アジサイを見ることもできる


阪急池田駅からバスが出ているので、電車で行くのも便利。車なら駐車場が無料なのがうれしい。
写真映えするスポットとしても評判なので、ぜひカメラを持参しよう。

「花と緑と文化財」の寺として、国指定重要文化財の楼門や阿弥陀如来坐像も有名


「久安寺」DATA
■開催期間:6月15日(月)~6月30日(火)※見ごろ
■開催時間:9:00~16:00(最終受付15:30)
■休み:なし
■拝観料:300円
■住所:池田市伏尾町697
■電話:072-752-1857
■アクセス:電車の場合は阪急宝塚線池田駅より「久安寺」行バスで「久安寺」下車すぐ
車の場合は阪神高速11号池田線池田木部第一出口から約5分
■駐車場:60台(無料)

※価格はすべて税込です。

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