ハマの定番おやつ 和洋折衷が新しい和菓子店「御菓子司 三吉野」

横浜ウォーカー

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中央林間駅より徒歩3分の場所にある

洋のエッセンスも取り入れて、これまでの枠にとらわれない新しい和菓子を発信するのが東急線・小田急線 中央林間駅にある「御菓子司 三吉野」。どら焼きや団子といった定番の和菓子の横に、自家製餡入りのロールケーキやプリン、ジャム、和素材を使った焼き菓子20種などがズラリと並ぶ。

「あえて強いこだわりを持たず、もっと楽しさや親しみを感じてもらえるように」と話す2代目店主の小嶋 隆さんは、時には若いスタッフの意見も取り入れて商品開発に挑む。クリスマス時期には、ドイツ発のクリスマス菓子・シュトーレンを販売するなど、新しさを柔軟に取り入れた従来の和菓子店にはない商品展開をする。

手前右から時計回りに、七夕の上生菓子の「織姫と彦星」「短冊」「天の川」(税込300円)。7月7日(火)まで販売 (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

素材の鮮度や季節感を大切に、小嶋さんによって和菓子がもっと愛される存在に!上生菓子は可愛らしく優しい色合いのものが多く女性からも人気だ。
新しいおいしさと楽しさに出合えるオススメの商品はこちら。

見た目も可愛く進化した「林間の切り株最中」

地名が入った商品名で話題が広がる手みやげに (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

和菓子の定番とも言われる最中を親しみやすくアレンジした「林間の切り株最中」(税込190円)。

可愛らしい年輪模様 (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

切り株の年輪をイメージしたグルグルとした模様が、従来の最中よりも手に取りやすいのが魅力だ。パリッと香ばしい薄皮の中には北海道産の大納言小豆と求肥入り。もっちりした求肥の弾力に負けない餡の存在感が魅惑のハーモニーを生み出している。

もっちりした弾力が新食感の「黒べえ」

パクッと食べられるサイズ感も魅力 (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

一番人気の商品は黒糖まんじゅうの「黒べえ」(税込100円)。どこか懐かしい気持ちになる黒糖まんじゅうだが、皮をもちもちに仕上げて新感覚に!噛めば噛むほどに黒糖の甘みやコクが増して深い味わい。

こし餡の密度がたまらない! (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

中にはなめらかなこし餡がたっぷり入って、小さいけれど満足感の高い一個だ。

同店の粒餡とこし餡は北海道美瑛地区にある小豆農園「大雪山農園」の小豆を使用。手間暇かけて炊いた餡は、口どけがよくなめらかな舌触り。小豆の香りもしっかり立ち、ひと口頬張るたびに幸せな気分になれる。
和菓子の伝統に新しい目線を加えた「御菓子司 三吉野」の商品は、普段和菓子に馴染みがない方への贈り物や手みやげに選んだら喜ばれること請け合いだ。


【取材・文=磯崎 舞/撮影=奥西淳二】

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