「ピングー展」の全貌がついに発表!松屋銀座でこの夏開催

東京ウォーカー(全国版)

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既報の通り、ピングー生誕40周年を記念した展覧会「ピングー展」が、松屋銀座(東京都中央区銀座)の8階イベントスクエアにて、2020年8月12日(水)より開催される。このほど、詳しい展示内容が発表されたので、その詳報をお伝えしよう!

フラフープで遊ぶピングーが目印!


まずは、あらためてピングーについて基本情報をおさらい。1980年、映像作家オットマー・グットマンが、原型となるテストフィルムを制作。クレイ(=粘土)人形をひとコマずつ変型させていくことで、あの独特でユニークな動きが生み出された。1990年以降、世界155以上の国や地域で放送され、2017年には日本で3DCG化された「ピングーinザ・シティ」の放送もスタート。

【写真】オリジナルアニメーションは一見の価値アリ!

原作者オットマー・グットマンによる直筆の指定が書き込まれた、貴重な資料も

ピングースタジオのスタッフが手作業で作り上げた、クレイのジオラマも展示

ピングーが変型していく過程を追った「時間オブジェ」は、その動きだけでなく細かな表情の変化までじっくり観察することができる


東京開催を皮切りに全国を巡回予定の「ピングー展」では、原作者オットマー・グットマンによる直筆の字コンテや、メモ、絵コンテに加え、実際に使われた本物のクレイフィギュアや、背景のジオラマ、パイロット版の映像など、日本初公開の貴重な資料を含めた約400点もの展示物がズラリ!

また、ピングースタジオに所属していた日本人アニメーターの甲藤征史さんへの取材記録をもとにした制作エピソードも初公開される。

さらに、ピングースタジオの内部映像や、謎の“ピングー語”がアフレコされる様子など、映像展示も充実。3DCGアニメに生まれ変わった「ピングーinザ・シティ」からは、イベントオリジナル映像のほか、最新のデジタル技術によるAR体験も楽しめる。

ちなみに、この展覧会の展示構成やメインビジュアル制作を担当したのは、アートディレクターの祖父江慎さん!開催にあたり、メッセージも届いた。

「スイス、イギリス、日本へと、国境を越えて愛されているピングーの初の本格的な展覧会です。謎のピングー語、コミカルな動きとストーリー、落ち着くことのないユーモアの原点にたっぷり触れていただけるように、時間や笑いを丁寧に分解して、ハッピーに展示いたします。撮影に使われたたくさんのピングーとともにお待ちしていますので、ぜひ遊びに来てくださいね」(祖父江さん)

クレイフィギュアを使ったストップモーション・アニメから3DCGアニメへ進化を遂げつつも、変わらずチャーミングな表情と動きで世界中のファンを楽しませるピングー。その世界観をたっぷり堪能して!

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

(C)2020 JOKER

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