人口知能が勧める酒は旨いのか?伊勢丹がソムリエロボット導入
東京ウォーカー
客と会話をしながらお酒を提案する"ロボット接客"が、2月15日(水)より伊勢丹新宿本店で導入される。三越伊勢丹ホールディングスと慶応大発のAIベンチャー「カラフル・ボード」が、ユーザの味覚を解析してお酒を提案する「SENSYソムリエ」アプリをインストールした人型ロボットPepperを設置して行う。

本取り組みは、感性を学習するパーソナル人工知能「SENSY(センシー)」を食の分野に活用する「食の人工知能プロジェクト」の一環。SENSYソムリエとは、人工知能SENSYがユーザの味覚を解析し、ソムリエのようにお酒を提案するアプリだ。来店した客にワインや日本酒などのお酒を試飲してもらい、甘み、酸味、苦味などの味覚や、好みに関する感想を入力してもらうと、人工知能がユーザの味覚を解析。店頭に在庫のある商品の中から一人一人の味覚に合わせた最適な1本を提案する。

味覚は、定量的に測定することが困難なことや同じ食品でも人によって味の感じ方が異なること、“美味しい”の定義も人それぞれ異なることなどの理由から、科学的なアプローチが難しい。だが、SENSYの持つ「パーソナル感性分析」のアプローチを味覚に応用すれば、飲食後の感想からひとりひとり異なる味覚をデジタル化して捉えられ、個々人がまだ食べたことのない食品であっても、味覚を予測して提案することが可能になるというのだ。

このSENSYソムリエは、これまでタブレット端末を活用したサービスを提供してきたが、より自然で分かりやすいショッピングの実現を目指し、Pepperを活用することになった。SENSYソムリエがインストールされたPepperは、2月15日(水)から2月20日(月)まで、本館地下1階食品フロア粋の座(和酒売り場)で、3月8日(水)から3月14日(火)までは本館地下1階グランド・カーヴ(ワイン売り場)で接客する。
ソムリエPepperはいったいどんなお酒を薦めてくれるのか!?気になる人は、お店でPepperに話しかけてみよう。【ウォーカープラス編集部/セキノユリカ】
セキノユリカ
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