リアルすぎるイラストが話題!写真のような精密さに目を奪われる人が続出
関西ウォーカー
精巧でありながら、どこか切ない昭和の香りが漂い印象的…。そんな風景を切り取ったイラストがTwitterで話題になっている。作者は「ハンカチさん」といい、Twitterフォロワー3万人以上の注目のイラストレーター。「まるで写真みたい」「リアルすぎる」と好評を得る作品は、一度見たら忘れられない。
ハンカチさんはTwitterで何気ない日常を発信しているが、自身についてはほとんど触れていない。そんな謎に包まれたハンカチさんに話を聞き、作品に対する想いに迫った。

新海誠監督に憧れてイラストの投稿をスタート

絵を描くこと自体は小学生の頃から好きだったというハンカチさん。現在のようにイラストを投稿するようになったのは約4年前からで、友人の言葉がきっかけだったとか。「友人が当時ヒットしていた新海誠監督のアニメ映画を勧めてくれたんです。それを見た時に、『自分もこういう絵を描けたらな』と思いました」と語る。
人と光を感じさせる、写真のように繊細な作品

ハンカチさんは「人の生活が感じられる風景が好き」だと語る。「この風景には、どんな人がいるんだろう。こういう人がいる場所はどんな雰囲気なんだろうと、想像しながら描くのが好きなんです」。
これらの作品は、自分自身で訪れ、写真に撮って記録しているそう。その方が、場所の雰囲気や感情をイラストに反映しやすいのだという。




また、大きく拡大しなければ見えないような点や線にもこだわりがあるそうだ。「一見、見えない部分もイラストを構成する重要な要素。そんな部分こそ手を抜かずに描くようにしています」と、ハンカチさん。背景に小さく描かれている影さえも、微妙なゆらぎやフォルムをきっちりと捉える力の入れようだ。
「作品を描く上で、最も大切にしているのが光の描き方です。ただただ描写するのではなく、そこにちゃんと温かみを感じられるように明暗を付けています」




見る者を魅了するイラストを世に発信し続けるハンカチさんだが、今後は大きな目標に向かって進んでいきたいという。
「作品としてのイラストをひとつずつ描き続け、いつかは1本のアニメのような作品を作りたいと思っています」
人や光の温かさが詰まったハンカチさんの作品は、眺めるだけで幸せな気持ちになれる。
取材・文=橋本未来
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