【コロナ対策情報付き】 和歌山県立自然博物館の楽しみ方を徹底紹介!海の生き物から恐竜化石まで多彩な展示

東京ウォーカー(全国版)

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和歌山県立自然博物館の見どころから楽しみ方まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示や施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

和歌山県立自然博物館ってどんなところ?バラエティに富んだ展示が見もの

海あり、山ありと豊かな自然に恵まれた和歌山県。和歌山県立自然博物館では「和歌山にこだわる」をコンセプトに、多種多様な生き物や自然に関する資料を展示している。水族館ゾーンとなっている第1展示室では県内に生息する約550種6000点の生き物を、第2展示室では化石や鉱物、昆虫など豊富な標本を中心に展示。学芸員によるわかりやすく、ディープな解説コメントも興味深く、大人から子供まで飽きることなく楽しめるのが魅力だ。

館の入口に展示されている巨大なカツオクジラの骨


【見どころ1】水族館ゾーンには和歌山県の水の生き物が大集合!

第1展示室には約550種類6000点もの水の生き物を展示。黒潮の海を再現した幅15メートルの大水槽にはマダラエイやロウニンアジなど黒潮域に棲む魚たちが悠々と泳ぎ、時間を忘れて眺めていたくなる。

【写真】水量450トンという巨大な大水槽「黒潮の海」は館の目玉だ

潮の満ち引きを再現した潮間帯水槽にはウニやヒトデ、ナマコといった磯の生き物たちが展示され、実際に手で触れられるタッチプールにもなっている(現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止中)。

潮が満ち引きする潮間帯水槽。海の生き物を間近で観察しよう

模型に触れることができるコーナーも(新型コロナ対策のため休止中)

ほかにもウミガメやチンアナゴといった人気者や、カラフルな熱帯魚、マニアックなハゼ、深海魚など個性的で多彩な生き物の展示が続き、和歌山の自然の豊かさに気付かされる。各水槽には専門の学芸員による詳細でわかりやすい解説が添えられており、新たな発見や驚きがいっぱい。じっくりと時間をかけて見学したい。

【見どころ2】大迫力!モササウルスの化石レプリカは必見

第2展示室は地学や植物、動物といった自然科学をテーマとしており、豊富な標本や模型などがずらりと並んでいる。那智の原始林を再現したリアルなジオラマや、カモシカやフクロウのはく製など、和歌山の自然や生態系を興味深く学べる展示が盛りだくさんだ。

天然記念物の那智原始林をジオラマで再現

さまざまなサイズのアンモナイト化石がずらり!

和歌山県には橋梁時代の地層が分布しており、化石の宝庫でもある。県内ではアンモナイトや肉食恐竜などの化石が発掘されており、展示室ではこうした貴重な化石も見ることができる。なかでも2006年(平成18年)に和歌山県有田川町で発掘された大型海生爬虫類のモササウルスは、ほぼ全身に近い約8割の骨格が保存されており、世界的にも貴重なものだそう。発掘された状態をレプリカで展示しているので、その迫力を間近で体感して。

モササウルスの産状レプリカは約3メートル×1.4メートルの大きさ


【回り方】学芸員のおすすめ!館内の楽しみ方ガイド

見応えたっぷりの館内を、より楽しむ方法を広報担当の揖さんが教えてくれた。「火・木・土曜の15時過ぎから餌やりタイムがあります。大水槽の餌やりは16時頃。この時間帯を狙って来館すれば、魚たちの生き生きとした姿が見られますよ」。

もうひとつのおすすめが月刊クイズ。月替わりで館内展示に関するクイズが出題されており、展示をじっくり観察したり解説をよく読まなければ分からない難問も。「クイズに挑戦することで、より興味を持って館内展示を楽しんでいただけると思います」と揖さん。

月刊クイズは全問正解すると抽選でプレゼントが当たる


【お土産】今にも動き出しそうなモササウルスのフィギュア

来館記念にぜひゲットしたいのが、モササウルスのカプセルフィギュア(税込500円)。造形や彩色の細部にまでこだわったリアルなフィギュアで、和歌山県立自然博物館でしか手に入れることができない。

モササウルスのフィギュアが人気を集めている

また、さまざまなデザインのオリジナル缶バッジ(税込100円)も好評だ。特別展開催中は期間限定デザインも登場するのでチェックしてみよう。フィギュア、缶バッジとも館内のガチャガチャで購入できる。

どんなデザインの缶バッジが出るかお楽しみ!


【混雑情報・アクセス】混雑を避けるなら開館直後か夕方がおすすめ

夏休みや連休などの行楽シーズンや週末は込み合うことが多いが、開館直後や夕方は比較的空いているそう。ゆっくりと館内を巡るなら、こうした時間帯を狙ってみて。

雨の日ものんびり楽しめる穴場スポットだ

電車でアクセスする場合は、JR海南駅から和歌山バス和歌山市方面行きで約6分、またはJR和歌山駅から和歌山バス海南市方面行きで約25分、琴の浦下車、徒歩3分。

車の場合は、最寄りの阪和自動車道海南ICから和歌山市方面へ約10分進むと無料駐車場に。近辺には、わんぱく公園や熊野古道もあり、1日しっかり堪能できる。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・来館の際は、マスクの着用・咳エチケット、こまめな手洗い・消毒、人と人との距離の確保、展示ケースに触れない、など感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
・発熱等、体調がすぐれない方の来館はお控え下さい。
・館内に消毒液を設置しています。
・消毒液での拭き取り等、こまめな清掃を行っています。
・一部の展示は利用制限いたします。
・必要に応じ、窓や入口などを開放し換気を行います。
・職員もマスクを着用します。
・館内が混雑する恐れがある場合、一時的に入館制限する場合があります。
・SNSで入館制限の状況等を随時発信するので参照ください。

取材・文=AVANCER

<施設情報>
住所:和歌山県海南市船尾370-1
アクセス:【電車】JR海南駅から和歌山バス和歌山市方面行き約6分、琴の浦下車、徒歩約3分【車】阪和自動車道海南ICから約10分
営業時間:9:30~17:00(最終入館は閉館の30分前まで)
定休日:月曜(祝日の場合翌平日)、12月29日~1月3日
駐車場:52台(無料)
料金:入館料大人480円、高校生以下無料、65歳以上・障害者無料(要証明書提示)

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年8月時点の情報です。

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