【編集部が体験】京町家で味わうクラフトビールの「ペアリングセット」に大感動!
関西ウォーカー
スプリングバレーブルワリー京都(以下SVB京都)がオープン3周年を迎え、これを記念した「SVB京都3周年 感謝企画」が開催中。記念の限定醸造品の発売や、リニューアルしたペアリングセットが特別価格で提供されると情報を聞きつけ、さっそく編集部が体験してきた。

風情ある町家でビールの新しい楽しみ方が体験できる


SVB京都は町家でクラフトビールが飲めるお店。京都・中京区の錦市場に近い富小路通に2017年9月7日にオープンし、ビールの新しい楽しみ方が体験できると人気だ。3周年を記念してヘッドブリュワーの辻峻太郎さんが醸造したクラフトビールが「Kyoto 3rd Anniversary」(レギュラーグラス360ml、1杯930円・税込)。
ホップの香りと苦みがクセになる限定醸造品
まず目を引くのがその見た目。おなじみのラガービールやピルスナーの透明な黄金色とは異なり、白く濁ったビールはほとんど泡を作らずに提供される。口の中でグレープフルーツのようなホップの香りと、軽やかな苦みが広がる。口当たりが柔らかいのは小麦やオーツ麦を使っているからだそう。

クラフトビールの分類的には会議(セッション)をしながらでも飲める軽やかなIPA(※)ということから「セッションIPA」と呼ぶそう。アルコール分は4.5%と割と軽め。この苦みと香り、軽やかさはかなり好きかも。
※IPA=インディアペールエールの略。インドがイギリスの植民地だった時代に、イギリスからインドにビールを送る際、防腐剤代わりにホップを大量に投入したことが由来。強い苦みと柑橘系の香りが特徴
ビールによく合うフードで秋の味覚を体験!
今回は、このビールに合うフードも登場。「ノルウェーサーモンと西京味噌 パイ包み焼き 香草ソース」は、パイ包み焼きという洋風メニューと京都の西京味噌が違和感なくマッチ。味噌の香りと「Kyoto 3rd Anniversary」も相性抜群で、ひと足早い秋の味わいを感じられた。

6種類のビールと6種類のフードのペアリングが期間限定で300円オフ!
もう一つのお楽しみが6種類のビールの飲み比べとフードとのペアリングが体験できる「ペアリングセット」。通常2300円のところ、10月11日(日)までは2000円と特別価格なのも見逃せない。

見た目も味わいも香りも個性豊かなビールは、エールのような豊潤な香りが特長の「496」、ピルスナータイプの「コープランド」、黒ビールタイプの「アフターダーク」、白ワインのような香りで女性に人気の「オンザクラウド」、柚子と山椒の風味が加わった「デイドリーム」、ラズベリー果汁を使用したフルーティな「ジャズベリー」の6種。
ビールとフードがお互いのおいしさを高め合う!
それぞれに合わせるフードは、6種類中5種類が3周年を機にリニューアル。唯一リニューアルされなかったのは「496」に合わせる肉味噌マカロン。肉味噌の甘味やショウガの香り、マカロン生地の食感などが芳醇な「496」と引き立てあう。人気の組み合わせゆえ、リニューアルできなかったというのもうなずける相性のよさだ。
「ジャズベリー」と、しば漬けと赤タマネギのアグロドルチェも、ラズベリーの酸味としば漬けの酸味、タマネギの甘味がよく合う最強の組み合わせ。あまりの相性の良さに、ついつい飲みすぎてしまった。この「ジャズベリー」は酢豚などの中華料理とも相性がいいそう。
「アフターダーク」は一番最後に飲むのがおすすめ。コーヒーのようなロースト香はインパクトがあるが、これがペアリングのペカンナッツショコラ 自家製ドライオレンジの甘さを引き立てる。
そのほかの組み合わせもビールとフードの個性が際立つものばかりなので、ぜひ自分で体験して好みの組み合わせを見付けてみて。



「SVB京都3周年 感謝企画」は10月11日(日)まで開催中。この機会に今しか飲めないビールやお得なペアリングセットを楽しんでみよう。


取材・文=鳴川和代
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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