【コロナ対策情報付き】「筑波宇宙センター」の楽しみ方を徹底紹介!日本の宇宙開発が間近で体感できる

東京ウォーカー(全国版)

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筑波宇宙センターの見どころからお土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

筑波宇宙センターってどんなところ?実際の宇宙開発に使った衛星などは必見

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が所有する日本の宇宙開発の中枢をつかさどる施設で、1972年に筑波研究学園都市に開設された。約53万平方メートルの敷地の中には、最新の試験設備などが備わっており、その一部を見学することができる。そんな筑波宇宙センターの見ごたえのある展示や、お土産など多彩な魅力を紹介!

約50メートルもあり、迫力満点のH-Ⅱロケット(C)宇宙航空研究開発機構(JAXA)


【見どころ1】迫力満点のH-Ⅱロケットがお出迎え

筑波宇宙センターの正門を入ってすぐにある「ロケット広場」は、その名前の通り、屋外にロケットを展示。約50メートルもあるH-Ⅱロケットの実機が見られる貴重な展示となっていて、施設の中でも人気スポットの1つとなっている。筑波宇宙センターを訪れた際は、このH-Ⅱロケットの前で記念撮影をしてみてはいかが。

【見どころ2】さまざまな人工衛星がズラリ

宇宙開発を進めてきたJAXAの取り組みなどが見られるのが、展示館「スペースドーム」だ。開館中であれば、だれでも自由に見学できる(2020年10月時点では完全予約制。予約方法などについては公式サイトを参照)。館内に入ってまず見えるのが「ドリームポート」で、100万分の1のスケールで地球を再現していて、地球の美しい姿が見られる。

展示館「スペースドーム」でまず出迎えてくれる「ドリームポート」(C)宇宙航空研究開発機構(JAXA)


このほかにも、月周回衛星「かぐや」の試験モデル、小惑星探査機「はやぶさ2」の1/1スケールモデル、陸域観測技術衛星「だいち」の試験モデルといった、人工衛星も展示。なかには、実際に使われていたものや、実物サイズのものなどもあり、どれも見ごたえ満点だ。

【写真】陸域観測技術衛星「だいち」をはじめ、さまざまな人工衛星が見られる(C)宇宙航空研究開発機構(JAXA)


【見どころ3】宇宙開発のスケールを体感!

展示館「スペースドーム」のなかで見逃せないのが、“有人・宇宙環境利用”ゾーン。国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の実物大モデルや、宇宙ステーション補給機「こうのとり」の試験モデルなどを展示。国際宇宙ステーション計画などについて詳しく知れるとともに、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の大きさに圧倒されること間違いなし。

「きぼう」日本実験棟は、実際に中をのぞくことができる(C)宇宙航空研究開発機構(JAXA)


また、燃焼試験で使われた本物のLE-7A、LE-5ロケットエンジンといったロケットが展示された日本のロケットについて紹介しているコーナーや、普段はあまり見ることができない宇宙機に使用される機器や部品といった貴重な資料なども展示されており、より詳しく宇宙開発について知ることができる。

【担当者おすすめの楽しみ方】見学ツアーでは、普段見られないエリアにも行ける

筑波宇宙センターに来た際は、「ロケット広場」のH-Ⅱロケットを見学してからメインとなる展示館「スペースドーム」をひと回りしよう。その後、売店の「プラネットキューブ」でお土産を買うのがオーソドックスな見学ルートとなっている。

同センターの広報担当は「筑波宇宙センターの見学エリアはつながっているので、ぜひ気になるところから自由に回ってみてください。また、筑波宇宙センターでは有料の見学ツアーもご案内しております。『きぼう』日本実験棟の管制室や宇宙飛行士の選抜で使用された施設など、普段なかなか目にすることができないエリアに皆様をご案内いたします。見学ツアーは現在休止しているため、再開の時期や予約方法などの詳細については公式サイトをご確認ください」と筑波宇宙センターの楽しみ方を教えてくれた。

【お土産】実際に宇宙でも食べられた宇宙食をゲット!

筑波宇宙センターのミュージアムショップ「プラネットキューブ」には、ピンバッジやキーホルダーといったお土産にピッタリのアイテムのほかにも、たくさんの宇宙関連グッズがラインナップ。その中でも特に人気を集めているのが宇宙食。実際に宇宙でも食べられている「スペースカレー」や、宇宙食と同じ製法で作られているフリーズドライ食品などたくさんの種類がある。施設を訪れた記念に購入して、自宅で味わってみたり、友人にプレゼントするのもおすすめ。

【アクセス】入園料と所要時間もチェック

電車を利用する場合は、JR荒川沖駅から関鉄バスで筑波大学中央行きまたはつくばセンター行きに乗り、物質材料研究機構で下車し、徒歩1分。もしくはJR荒川沖駅からタクシー利用で約15分。車の場合は、常磐自動車道桜土浦ICからつくば方面へ向かい約7分。首都圏中央連絡自動車道つくば中央ICからは、サイエンス大通り(県道19号)方面へ向かい、約12分となっている。

入園料は無料だが、見学ツアーは有料となっており、高校生・高等専門学校生を除く18歳以上は、500円となっている。見学ツアーはガイドが付くため、筑波宇宙センターや宇宙開発などについてより詳しく知ることができるので、500円以上の価値がある。ただし、事前予約が必要なので要注意だ(現在休止中。再開の時期などの最新情報については公式サイトを参照)。また、土曜・日曜・祝日は混雑するので、これらの曜日を避けて、平日に訪れるとゆっくりと見学できる。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・来場にあたり、事前予約制をとっています。
・受付時に体温チェックを行っています。
・展示館見学は30分ごとの入替制で、定員は50名です。見学時はマスクの着用をお願いします。
・一部の展示品の展示を中止しています。
・展示物の定期的な除菌を行っています。
・スタッフはマスクを着用し、検温、体調チェックを行っています。
・受付カウンターには飛沫防止用シールドを設置しています。
・手指消毒液を設置しています。
・定期的な換気を行っています。

<施設情報>
・住所:茨城県つくば市千現2-1-1
・アクセス:【電車】JR荒川沖駅から関鉄バス(筑波大学中央行きまたはつくばセンター行き)で物質材料研究機構下車徒歩1分、またはタクシーで約15分。つくばエクスプレスつくば駅から関鉄バス(荒川沖駅行き)で物質材料研究機構下車徒歩1分、またはタクシーで約10分
【車】常磐自動車道桜土浦ICから約7分(つくば方面へ)。首都圏中央連絡自動車道つくば中央ICから約12分(サイエンス大通り・県道19号方面へ)
・営業時間:展示館「スペースドーム」10:00~16:00、プラネットキューブ(企画展示・ミュージアムショップ)10:00~16:00
・定休日:不定休、年末年始(12月29日~1月3日)、施設点検日など
・駐車場:50台(無料)
・料金:入場無料。ただし見学ツアー(ガイド付き、要事前予約)は有料。一般個人(高校生・高等専門学校生を除く18歳以上) 500円。一般団体(高校生・高等専門学校生を除く18歳以上)基本催行料金 20名まで1万円、21名以降は1名増えるごとに500円 ※高校生・高等専門学校生以下または18歳未満は無料

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年10月時点の情報です。

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