日田出身の画家の魅力に迫る、大分市の大分県立美術館で「生誕110年 宇治山哲平にみる『やまとごころ』」開催

東京ウォーカー(全国版)

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大分県大分市の大分県立美術館(OPAM)の3階 展示室Bで「生誕110年 宇治山哲平にみる『やまとごころ』」を10月30日(金)~11月29日(日)の期間に開催する。

生誕110年 宇治山哲平にみる「やまとごころ」 ポスター表 写真は主催者提供


大分県日田市出身の洋画家・宇治山哲平(1910年-1986年)は2020年に生誕110年を迎える。○△□といったシンプルなかたちに、鮮やかな色彩を用いた作品によって、日本の近代絵画史に独自の足跡を残した。

日田に生まれた宇治山は、神童と称されるほど絵の巧みな少年で、早くから画家への道を希望。20歳のころから本格的に制作に打ち込むようになるが、生活のため、長らく仕事をもちながらの日々が続いた。そして、評論家の福島繁太郎に作品を認められたのち、生涯を通じて国展を主な発表の場として精力的に活動を行った。

【写真】『 No.194 響 』 1969年(昭和44年)  写真は主催者提供


本展では、故郷日田の自然や平安時代の絵巻物、曼荼羅など、創作に影響を与えたものとの関連を作家本人の言葉からたどり、作品の魅力を再検証する。初期の版画作品から戦後の「卓上シリーズ」、鮮やかな色面構成による抽象の「華厳シリーズ」を経て、晩年の静謐で日本情緒あふれる「やまとごころシリーズ」の結実に至るまで、生涯にわたる代表作を一堂に紹介。

宇治山哲平の魅力をたっぷりと楽しめる「生誕110年 宇治山哲平にみる『やまとごころ』」に出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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