「創作のモチベーションは“程よい孤独”」田舎暮らしと育児のリアルを描いたマンガに17万人が夢中!
東京ウォーカー(全国版)
パートナーと共に埼玉から京都北部の田舎へ移住したまりげさん(@marige333)は、2歳・4歳・6歳の三兄弟の子育てや古民家のセルフリノベーション、移住後の暮らしについて、マンガやイラスト、動画にして発信する、人気ママクリエイターだ。特に、やんちゃ盛りの子供たちとの日常をユーモアたっぷりに描いた育児絵日記が話題となり、Instagramのフォロワーは17万人を突破。作品を投稿するたびに、「いつも育児に疲れたときに元気もらってます」「子供たちが可愛すぎる…」といった数多くのコメントが寄せられている。今回は作者のまりげさんにインタビューし、移住が創作に与えた影響や読者の反響について話を聞いた。
突然の移住からマンガの創作を開始!モチベーションは“程よい孤独”
――育児をはじめとする移住先での日常を描いたマンガにInstagramやTwitterで多数のコメントが寄せられています。そうしたSNSの声は気にされますか?
「フォロワーが1万人を越えたあたりからもうどれくらいの人が見てくれているのか想像がつかなくなりました。反響を気にしすぎると何も描けなくなってしまうので、気負わずマイペースに活動していきたいと思っています」
――マンガの創作はいつから始めましたか?またそのきっかけを教えてください
「マンガを描くようになったのは、2016年からです。当時埼玉で暮らしていたのですが、夫から『脱サラして故郷(京都の田舎)に戻って漁師になる』と、突然言われたので気軽に会えなくなってしまう友人に向けた近況報告のようなつもりで描き始めました」
――突然の移住宣言だったんですね!移住先での生活がマンガの創作に与えた影響はありましたか?
「熊やイノシシが出るような自然に囲まれた場所で暮らしているので、程よく孤独なところが気に入っています。埼玉で暮らしていたときのように、友人が周りにいて、娯楽もたくさんあったら多分こんな風に絵日記を描き続けていなかったと思います。『さみしい、退屈、誰か話を聞いて〜!わたしここで生きてるよ〜!』という気持ちが、飽きもせずに創作を続けられている理由な気がします」
――創作のモチベーションが“程よい孤独”というのは意外でした。では、マンガを描く時のこだわりやルールがあれば教えてください
「今、しんどい思いをしている人はどんなことを描いたら笑ってくれるかな?というのはよく考えています。育児絵日記は子供たちが将来読んだ時に『お母さんは僕たちと過ごす毎日がこんなに幸せだったんだな〜』と伝わるといいなぁと思っているので、楽しい出来事を選ぶことが多いですね」
――育児絵日記は将来の子供たちへのメッセージでもあるということですね。WEBでマンガを描いていてうれしかったことなどのエピソードがあれば教えてください
「親族も近所の人も昔の同僚もみんなマンガを読んでくれているので、『みんなに見られていたら何も描けないじゃないか!』と思ったこともありますが、どこかで吹っ切れました。今は読者の方からの反響が何よりうれしいです!特にコメントをくれる方のことはよく覚えています。以前、コメントはしないけどいつもいいねをしてくれる読者の方を、“静かに見守りたいのみなさん”と書いたらその日のコメント欄やダイレクトメッセージで『勇気がなくてコメントはしないけどいつも見てます!』というメッセージをたくさんいただきました。改めていろいろな人が読んでくださっているんだなと感じられてうれしかったです」
――最後に、マンガを通して読者に伝えたいことや、作品から感じてほしいことなどがあれば教えてください。
「マンガを通じてエールを送り続けます。笑って元気になってもらえたらうれしいです!」
取材協力:まりげ(@marige333)
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