ゲイアートの先駆者「TOM OF FINLAND」 渋谷パルコで日本初の個展開催

2020年9月23日 12:13更新

東京ウォーカー(全国版)

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ゲイを描いたアートで、LGBTQの権利を訴えたフィンランドの作家TOM OF FINLAND(トム・オブ・フィンランド)の日本初の個展「Reality & Fantasy The World of Tom of Finland」がスタートした。

2020年に生誕100周年を迎えたトム・オブ・フィンランド

トム・オブ・フィンランド(本名トウコ・ラークソネン) は1920年生まれのフィンランドの作家。今年、生誕100周年となる。第二次世界大戦後、同性愛が厳しく罰せられていたフィンランドにおいて、筋骨隆々なワイルドなゲイの世界を描き、アメリカの雑誌「Physique Pictorial」に掲載されたことがきっかけで世界中に知られることとなる。今回は表紙を飾ったドローイング2点「無題」(AMG「Men of the Forests of Finland」より、1957年)、「無題」(AMG「Motorcycle Thief」シリーズより、1964年)なども紹介。

【写真】たくましい男性の姿を描き、それまでのゲイの男性へのイメージを変えた、トム・オブ・フィンランドの作品

従来、ゲイの男性への社会的なイメージは、軟弱でひ弱なものだったが、トム・オブ・フィンランドの作品により、多くの当事者が理想とするポジティブな男性像への変化していった。トム・オブ・フィンランドの作品は人気を博し、今やゲイカルチャーのアイコンとなっている。

TOM OF FINLAND(トム・オブ・フィンランド)の日本初の個展を開催

性的に過激な表現の作品は特別コーナーに展示

本展示会では、日本初公開となるトム・オブ・フィンランドのオリジナル作品30点を展示。性的に過激な表現の作品のために特別コーナーも設置。トム・オブ・フィンランドのキャリア全体を網羅しながら、彼の多彩な才能に注目するとともに、LGBTQの権利を世界中に推し進め、ゲイカルチャーの創成期を担った、LGBTQのレジェンドとしての一面も紹介している。

渋谷パルコ1周年にトム・オブ・フィンランドの日本初個展を開催

Tシャツやトートバッグなどのグッズも販売

性の解放とともにファンタジーの世界を追求しながら、まったく新しい“ゲイの男らしさ”を描くことで、当時の社会がゲイ男性に押し付けていたイメージを払拭。自由と社会の寛容を促した歴史的作家の日本初個展にぜひ足を運んでみては。

TOM OF FINLAND (Finnish, 1920-1991), Tom’s Finnish Tango, 1947, Gouache on paper, 11.38 in. x 8.13 in.; Untitled (From the Athletic Model Guild “Men of the Forests of Finland” series), 1957, Graphite on paper, 13 in. x 9.50 in.; Untitled (From the Athletic Model Guild “Motorcycle Thief” series), 1964, Graphite on paper, 8.88 in. x 12.88 in.; Untitled (From the Athletic Model Guild “Motorcycle Thief” series), 1964, Graphite on paper 12.69 in. x 8.63 in.; Portrait of Pekka (Cover of Sex in the Shed), 1975, Gouache on paper, 10.69 in. x 8.81 in.; David, a Beauty, 1989, Graphite on paper, 14.38 in. x 10.44 in.; Untitled (From the Athletic Model Guild “The Tattooed Sailor” series), 1961, Graphite on paper, 11.19 in. x 8.88 in., Tom of Finland Foundation permanent collection, (C) 1975 - 2020 Tom of Finland Foundation.

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