十和田湖の楽しみ方を徹底紹介!青く澄んだ水と豊かな緑のコントラストが絶景【コロナ対策情報付き】

2021年4月1日 14:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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奥入瀬渓流の清流の源でもあり、青く澄んだ湖水を貯える十和田湖は、青森県と秋田県にまたがっている。十和田八幡平国立公園を代表する景勝地のひとつでもあり、湖畔散策や遊覧船によるクルーズなどで、自然を満喫できるのも魅力だ。そんな十和田湖の見どころをはじめ、グルメ、お土産情報まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を紹介!(※記事内で紹介しているイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

青森県と秋田県にまたがる十和田湖


十和田湖ってどんなところ?日本で3番目の深さ、日本屈指の透明度を誇る風光明媚なスポット

【写真】発荷峠展望台から望む、青く澄んだ十和田湖。風光明媚なスポット

周辺が国立公園に指定されている十和田湖は、約20万年前の火山活動によって形成された1周44キロのカルデラ湖。水深は327メートルあり、日本で3番目の深さという。さらに、クリアな湖水は約12メートルと日本屈指の透明度を誇り、奥入瀬川へと注がれている。その奥入瀬川は、十和田湖畔の子ノ口から焼山まで約14.5キロ続く奥入瀬渓流として全国的に有名だ。

きれいな湖水に生息する、十和田湖ヒメマスが有名


そんな美しい湖水に生息する“十和田湖ヒメマス”も名物。このヒメマスは、1905年(明治38年)に初めて養殖に成功し、十和田湖に生息するようになったとのこと。秋にはヒメマス釣りが解禁され、ヒメマスを使った料理が周辺地域の名物グルメとなっている。

春は湖面に映る青々した木々と周囲を取り囲む山の雄大さを感じ、夏は湖水浴を楽しみに多くの人が訪れ、秋は赤や黄色に色付いた紅葉、冬はしぶき氷と、1年を通して十和田の大自然を楽しませてくれる。周囲には、乙女の像や十和田神社など見どころも多くあるので、湖畔をのんびり散策するのがおすすめだ。もちろん、遊覧船に乗船して湖からの景色を楽しむこともできる。

【基本情報】十和田湖の基礎情報をチェック!

観光の拠点におすすめの休屋エリアのストリート

休屋エリアにはレストランや駐車場があるので、ここを拠点に散策すると便利

十和田湖は、それぞれ特徴を持った5つのエリアに分かれている。まず、観光の拠点にしたいのが、ホテルやレストラン、土産物店などが多く並ぶ「休屋エリア」。十和田湖全体を見下ろした絶景を楽しむのなら、車で15分の発荷(はっか)峠展望台や、紫明亭(しめいてい)展望台がある「西湖畔エリア」がおすすめだ。自然に触れたり、奥入瀬渓流沿いをトレッキングするなら、「宇樽部(うたるべ)エリア」や「奥入瀬渓流〜子ノ口エリア」も忘れずに。そして散策に疲れたらちょっと離れた場所にある「蔦沼〜焼山エリア」の温泉街まで足を延ばそう。

【見どころ1】乗船しないと見られない!この絶景は必見

十和田湖遊覧船に乗船すれば、陸地からは見られない十和田湖の魅力に触れることができる

陸からは見られない、十和田湖遊覧船からの景色はぜひともチェックしよう。休屋の乗船城から出港している遊覧船は、子ノ口へ接続するAコースの「休屋・子ノ口航路」と、Bコースの「おぐら・中山半島めぐり」の2つの航路(共に大人1430円、子供720円)がある。

特に「おぐら・中山半島めぐり」は、十和田湖の名勝をぐるっと回れるのが人気。乙女の像を反対から眺めたり、六方石や見返り松、五色岩など、陸地側からはなかなか見られない景色を、50分間ゆっくりクルーズしながら堪能できる。

十和田湖国立公園協会の根岸さんにおすすめビューポイントを伺うと、「水面から220メートルの高さがある断崖絶壁・千丈幕は、自然のダイナミックさを感じてもらえると思います」とのこと。さらに、「水の青さも船の上からだとまた違いますし、紅葉の景色は特に美しいので、観光に訪れたのならぜひ乗船してみてください」と教えてくれた。

船内には、音声ガイドが流れているので、景色を楽しみながらスポットについて知ることもできるそうだ。休屋・子ノ口航路は、バスの代わりの移動手段として利用できる。
※両航路とも2020年は11月9日(月)までの運行。

【見どころ2】展望台からは十和田湖と外輪山が眺められる

紫明亭展望台から見ることができるハート型の十和田湖

車で訪れたのなら、ぜひ立ち寄りたいのが展望台だ。レイクビューの十和田湖も美しいが、上から見下ろしてみるとまた違った顔を見せてくれるのも魅力。いくつかある展望台の中でも、発荷峠(はっかとうげ)展望台は標高631メートルに位置し、最高のビューポイントとして人気。外輪山が一望でき、中山半島や御倉半島、西湖を眺めることができる。また、そこから少し奥に進んだところにある紫明亭展望台から、横になったハート型に見える十和田湖の景色が話題となっている。

条件が整った夏の朝には雲海が広がる


さらに展望台からは、6月〜7月の早朝に条件次第で、雲海に覆われた十和田湖を眺めることができるそう。その条件とは、前日の昼間が晴天で夜に冷え込んだ、晴れの日の早朝6時頃。昼夜の温度差によって蒸発した湖水が霧となり現れる。雲に覆われた十和田湖は、神秘的かつ幻想的な雰囲気に包まれるという。

【イベント情報】幻想的な世界を満喫できる十和田湖冬物語

今年から新たに開催される、カミのすむ山 十和田湖 光の冬物語 2020-2021 in 国立公園十和田湖 十和田神社 by FeStA LuCe

毎年7月の第3金・土・日曜に、青森の夏の始まりを告げる代表的な花火大会として、「十和田湖水まつり」が開催されている。2000発の花火が打ち上げられ、昼間にはスワンボートレースやカヌー体験など、さまざまなイベントやアクティビティも開催。

10月下旬には、奥入瀬渓流の「エコロードフェスタ」が開催。紅葉の奥入瀬渓流で、ウォーキングやサイクリングなど、自然を感じながらリフレッシュできるイベントだ。

さらに2020年11月18日(水)〜2021年1月31日(日)まで、カミのすむ山 十和田湖 光の冬物語 2020-2021 in 国立公園十和田湖 十和田神社 by FeStA LuCeが開催される。イルミネーション、ライトアップ、プロジェクションマッピングで幻想的な雰囲気に包まれた十和田神社や湖畔の森に、約1キロの散策スポットが誕生する。森に溶け込んだ光と音で演出された世界へ、足を運んでみよう!
※2020年の奥入瀬渓流のエコロードフェスタは中止。

【回り方】徒歩でも車でも楽しめる!おすすめの回り方

高村光太郎の最後の作品として知られる乙女の像は、十和田湖のシンボル的存在

十和田のカルデラや自然について魅力を伝える十和田ビジターセンター(入場無料)は、ぜひ訪れておきたいスポット。徒歩の場合、ビジターセンターで十和田湖についての知識を学んでから、彫刻家・高村光太郎の最後の作品として知られる乙女の像へ移動しよう。そして、“おより紙”(宮司が神前に供えて祈念をこらした紙)を湖に投げ入れると願いがかなうと伝えられている十和田神社を参拝。簡単に回るなら、この休屋エリアの1時間コースがおすすめだ。

パワースポットとしても人気の十和田神社


時間に余裕があるなら、遊覧船に乗船して「おぐら・中山半島めぐり」の十和田湖クルーズを楽しもう。また、車で移動できるなら、展望台巡りなども満喫できる。じっくり回ると5時間程度かかる。

【混雑情報】

シーズンで最も混雑するのは紅葉シーズン。もし混雑を避けたいのであれば、早朝散策がおすすめだ。

【グルメ情報】名物のヒメマスを味わおう!

みずうみ亭のヒメマス定食

食事をするなら、十和田湖の名物ヒメマスは、ぜひ味わっておきたいところ。休屋エリアは、青森県と秋田県の県境に位置しているため、飲食店で両県のご当地グルメが堪能できるのも魅力だ。

B-1グランプリ2014チャンピオンのバラ焼き


青森県なら、ヒメマスの刺身や焼き魚などが楽しめる「ヒメマス定食」(2000円前後)や、B級グルメの祭典B-1グランプリで2014年にグランプリを獲得した「バラ焼き」(1000円前後)、「せんべい汁」(900円前後)など。秋田県なら、「きりたんぽ鍋」(1600円前後)などが味わえる。

【お土産】魚介や伝統工芸品がズラリ

ツルを編み込んだアケビ細工のバッグ

お土産におすすめなのは、プチプチした食感が楽しく、濃厚で甘辛い味付けの「子持ちワカサギの甘露煮」(500円前後)や、「ヒメマスの塩焼き」(1200円前後)。さらに、アケビのツルを編み込んだ「アケビ細工」や伝統工芸品である裂織(さきおり)を使用した「コースター」「小銭入れ」なども人気だ。

【アクセス】十和田湖への行き方をチェック!

湖へのアクセスは、青森空港、三沢空港からは直通バスがなく、さらに大館能代空港やJR大館駅など秋田方面からの公共交通機関がないので、移動は車がベスト。東北自動車道十和田ICから約45分、またはJR八戸駅から約80分、JR青森駅から約95分、JR七戸十和田駅から約75分となっている。駐車場は、休屋北駐車場と南駐車場があり、乗用車640台が1日500円で停められる。

電車なら東北新幹線が発着するJR八戸駅で下車して、JRバス東北十和田湖休屋行で90分、またはJR新青森駅で下車してJRバス東北十和田湖休屋行で約120分。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・マスクの着用をお願いいたします。
・施設では手の消毒にご協力ください。

取材・文=北村康行

<施設情報>
住所:青森県十和田市奥瀬字十和田湖畔休屋486(十和田湖国立公園協会総合案内所)
時間:8:00~17:00※十和田湖国立公園協会総合案内所
アクセス:【電車】JR八戸駅からJRバス東北十和田湖休屋行で90分、JR新青森駅からJRバス東北十和田湖休屋行で約120分【車】東北自動車道十和田ICから約45分、JR八戸駅から約80分、JR青森駅から約95分、JR七戸十和田駅から約75分
駐車場:休屋北駐車場、南駐車場640台(500円/1日)

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年11月時点の情報です。

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