東北で輝いた俳句の歴史をたどる、秋田県秋田市のあきた文学資料館で「創刊120年『俳星』展」が開催
東京ウォーカー(全国版)
秋田県秋田市のあきた文学資料館で、俳誌『俳星』の変遷や刊行に携わった人々の功績をたどる「創刊120年『俳星』展」が、12月27日(日)まで開催中。

『俳星』は、1900年(明治33年)3月11日に刊行された俳誌。当時、正岡子規が主唱した革新的な俳句は、新聞『日本』を通じて世に知られ、そこに連なる人々は日本派と呼ばれた。この日本派俳句を秋田に紹介した佐々木北涯(ささきほくがい)と島田五空(しまだごくう)は、正岡子規のもとから帰郷した石井露月(いしいろげつ)を主幹に迎え、『俳星』を刊行する。
『俳星』によって、秋田は東北における日本派の一大拠点となり、近代俳句革新の精華を受け継いでいくことになるが、『俳星』は2015年6月号をもって休刊。

「創刊120年『俳星』展」では、『俳星』の変遷をたどりながら歴史的意義を探るとともに、刊行に携わった人々の功績をたどることで、秋田が近代文学の一極として輝いていた時代を振り返る。
「創刊120年『俳星』展」に出かけて、秋田の近代文学史をたどってみよう。
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