“シャンパンボトル入りの箱”ではなくクリスマスケーキ？プリンスホテルの華やかクリスマス

東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪および品川プリンスホテルでは、クリスマスケーキの予約がスタートしている。毎年見た目も華やかなケーキを販売している両ホテルだが、今年はおうちクリスマスを趣向を凝らして盛り上げるケーキや、豪華なスイーツボックスなどが登場し、話題となっている。

グランドプリンスホテル新高輪のクリスマスケーキは4種。ホテルの定番、“真紅のバラ”を表現した「ルージュ プルミエール」(タテ約15センチ×ヨコ約15センチ×高さ約9センチ、1万円、数量限定)は、艶やかな上品なビジュアル。真っ赤なバラの下には8種類のプチガトーが32個も隠れていて、さらに楽しめる。

ホームパーティーにぴったりなのは、16種のプティフールと6種の焼き菓子が詰まった「クリスマス スイーツ ボックス」(タテ約21.5センチ×ヨコ約21.5センチ×高さ約6センチ、2万円、数量限定) 。2段ボックスの上段には小さいケーキが入っているので、好きな味を少しずつ楽しめるのがうれしい。下段にはホテルメイドの焼き菓子がぎっしり。大切な人と分け合って食べるのにぴったりだ。

一見するとシャンパンボトルの入った“ハンパー”(食べ物などをカゴに入れたもの)のような「クリスマス ハンパー ケーキ」(タテ約20センチ×ヨコ約23センチ×高さ約20センチ、3万円、数量限定)は、唯一無二のデザイン。シャンパンボトルの正体はチョコレートで、中にはホワイトチョコレートのビーンズとシャンパンの金平糖が詰まっている。フルーツのムースをチョコレートでコーティングしたオレンジやリンゴ、マンゴーに、マシュマロをチョココーティングしたバナナ、そしてシャインマスカットとベリーの2種はフレッシュフルーツと、食べるたびに新鮮な驚きが感じられる。

「メルヴェイユ」(直径約17センチ×高さ約14センチ、8000円)は、「あまおう」のみを使ったいちごのケーキ。マスカルポーネとホワイトチョコレートの生クリームの飾り付けの中央には、バラのエッセンスの香りがするバラをかたどったムースが、真っ赤に花開いている。少人数用には、中央のバラがない小サイズ(4000円)が用意されている。

一方、品川プリンスホテルには、ハワイ気分を楽しめるケーキをはじめ、同じく4種が登場。ハワイ語で「メリークリスマス」を意味する「メレ・カリキマカ」(直径約18センチ×高さ約15センチ、1万円)は、ハワイの人気アーティストであるローレン・ロスがデザイン監修したもの。ピスタチオムースの中にパイナップルとココナッツのコンポート、オヒアレフアハニー(ハワイの島花から採取された蜂蜜)を使ったラズベリーとストロベリーのブリュレが入っている。見た目に加えて、トロピカルでフルーティーな味わいでたっぷりハワイ気分に浸れそうだ。

ブーム中のバスク風チーズケーキがベースとなった「ルージュ フロマージュ」(タテ約12センチ×ヨコ約12センチ×高さ約7センチ、4200円)も注目。バスク風チーズケーキとフロマージュムースの2層のケーキが重なった濃厚ケーキで、上部にはフランボワーズやいちごがトッピング。甘酸っぱさがアクセントになっている。

チョコレート派におすすめなのは、「ショコラ フランボワーズ」(直径約15センチ×高さ約5センチ、4500円)。クリスマスの夜空をイメージして作られたもので、数種のチョコレートの味わいが楽しめる。チョコレートムースの中には、クレームブリュレフランボワーズが包まれていて、甘酸っぱさと濃厚なチョコのマリアージュを堪能できる。

家族が集まるクリスマスこそ、定番のショートケーキがいいという人には、「あまおうロイヤルショート」(直径約15センチ×高さ約9センチ、5500円)がぴったり。柔らかなスポンジとバニラ風味のクリーム、大粒のあまおうをふんだんに使った、贅沢な味わいを楽しめる。

それぞれのホテルが作り出すオリジナルケーキ。せっかくのクリスマス、お気に入りを選んでホームパーティーを盛り上げよう。

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※価格はすべて税込み