ヒッチコックのサイレント作品が京都で全作上映!

関西ウォーカー

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サスペンス映画の巨匠・アルフレッド・ヒッチコック。「サイコ」や「鳥」など、数々の名作で有名だが、ハリウッドにわたる前、イギリスで多数のサイレント映画を制作していたことはあまり知られていない。

英国映画協会では、この初期の作品群の中から現存する9作品全編を完全復元。散逸していた作品の中から最良のプリントを集め、デジタル修復技術でヒトコマずつ丁寧に修復して、公開当時の映像が見られるようになった。

京都市中京区の映画館・MOVIX京都では2月18日(土)から3月3日(金)の間「ヒッチコック9 アルフレッド・ヒッチコック サイレント全作品 完全デジタル修復版 ジャパン・プレミア上映」を開催、デジタル修復されたヒッチコックのサイレント全作品を上映する。これは「第2回うずまさ映画祭」の復元映画企画として開催されるもので、全作品日本初公開。若き日の巨匠の意欲作を目にすることができる貴重な機会だ。作品はすべて音楽付きまたは、ピアノ生演奏による音楽付き上映。ライブ感満点の作品をたっぷり楽しめる。

【上映作品】

・「快楽の園」(1925、90分) ヒッチコックの監督でニュー作。ヨーロッパを舞台にショーガールの流転を描くメロドラマ

・「下宿人」(1927、90分) 殺人鬼と疑われた下宿人と、彼を信じるブロンド少女の物語。ヒッチコック初のサスペンス映画

・「ダウンヒル」(1927、105分) ロンドンの良家の息子が人生の坂を転げ落ち、ダンサーになるまでを描く

・「リング」(1927、108分) 遊園地の見世物ボクサーが妻を取り戻そうとチャンピオンに挑む、初期の傑作

・「ふしだらな女」(1928、70分) ノエル・カワードの人気戯曲を映画化。上流階級や芸術家が入り混じり、破滅的な恋を繰り広げる悲劇

・「農夫の妻」(1928、107分) 田園を舞台に、再婚を目指す農場主が、本当の愛を見つけるまでを描く喜劇。生演奏つき上映

・「シャンパーニュ」(1928、105分) 家出してフランスに渡った億万長者の娘が繰り広げる喜劇。生演奏つき上映

・「マンクスマン」(1929、100分) 閉ざされた島で繰り広げられるダンジョン情念を描く、サイレント期の傑作。生演奏付き上映

「恐喝(ゆすり)」(1929、75分) 襲われそうになって、相手を殺してしまったヒロインと、彼女をかばう刑事、それをネタに恐喝する男の3人をスリリングに描く代表作。生演奏付き上映

鳴川和代

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