世界的建築家の大規模個展、高知県立美術館で「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」開催
東京ウォーカー(全国版)
高知県高知市にある高知県立美術館で「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」が2021年1月3日(日)まで開催中。

これまで20カ国を超す国々で建築を設計し、日本建築学会賞や芸術選奨文部科学大臣賞など多数の受賞歴をもつ現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾(くまけんご)の大規模な個展。
本展はこれまで実現してきた隈建築の中から、公共性の高いものを中心に30件を選び、全点に隈自身による作品解説をつけて展示を行う。隈が考える「孔」「粒子」「ななめ」「やわらかい」「時間」の5原則によって分類された上で、模型や写真やモックアップによって紹介する。

さらに、ネコの視点から都市を見直すリサーチプロジェクト《東京計画2020 ネコちゃん建築の5656原則》も発表。今の時代、都市についてなにかを提案するとしたら高度経済成長期のように都市を上から見るのではなくて下から見るべきである、そう考えた隈が着目したのはネコ。本展では、世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファーム「Takram」との協働により東京・神楽坂でのフィールドワークやGPS測定を実施し、そのリサーチの成果を、3DCGやプロジェクションマッピングを用いて表現する。
新しい公共性や未来の都市のあり方について考える機会となる「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」に出かけよう。
【隈研吾氏のメッセージ】
僕が事務所を始めて、バブルがはじけたりして大変なことがあったちょうどその時に、梼原町で、自分の建築の方向性とでもいうべきものを見つけることができました。ものすごくお世話になり、思い出もたくさん詰まった高知県という場所で展覧会ができるということを、楽しみにしています。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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