トリミングでこんなに変わる？プードルこつぶちゃんの「ギャップがすごい」けど「どっちもかわいすぎる！」

とあるInstagramアカウント(＠cotsubu._.u)を覗くと、かわいらしいティーカッププードル2匹の姿が。1匹はもふっとまんまるで、癒し系。1匹は小柄で、目がクリっとした美人さん。実はこの2匹は、紛れもなく同じワンコだというから驚きだ。彼女の名前はこつぶちゃん。トリミングの前後でフォルムはもちろん、顔立ちまでも大きく変わり「ギャップがすごい」けど「どっちの姿もかわいすぎる」と人気を博している。今回は飼い主のyasuyoさんにインタビューをして、その変化の秘密について深堀りしてみた！

「もふもふスーツ」で大変身！

こつぶちゃんの変化の秘密はズバリ、そのふわふわの毛、通称「もふもふスーツ」だ。栗色で天然パーマの毛が伸びると、輪郭がまあるくなって、頭はボール状に。丸い目は小さくタレ目のように見えて、目鼻がちょこんと現れる。「トリミング後、2か月を過ぎたころからモフってきます。伸び切るまでは4か月くらいでしょうか。もふもふスーツが育つと、もともと短い手足や鼻がさらに短く見えて、たまらなく愛おしいんですよね」とyasuyoさんは言う。その変化を例えるなら、クラスNo.1の美少女がクラスNo.1の愛されキャラに変化したという具合だ。つまり、変化は大きいがどちらの姿も最高にかわいい。

しかしモフモフ度が増してくると...「ブラッシングが大変になります。先日公園に行ったとき、体中がひっつき虫だらけになってしまって...。天然パーマに絡みついて、取る方も取られる方も大変でした(笑)」なんてことも。そのため「毛がもつれてきそうになったらトリミングへ行きます」のだという。
また、こつぶちゃんはとってもマイペースな性格なのだとか。「例えばお散歩中に、ほかの犬に吠えられようが、チラ見するだけで全く動じません(笑)。ドックランへ行くとたいてい園庭のフチをトボトボとウォーキングしています」。そんなマイペースでのんびりとした性格と、スーツ装着時のまんまるなフォルムは妙にマッチしているようにも思える。その掛け合わせがこつぶちゃんの“癒やし満点”な雰囲気を形づくっているのだろう。

もふもふスーツを着る前に...。まんまるフォルムの秘密

スーツ装着時はもちろん、普段からまるっとしたシルエットがかわいいこつぶちゃんだが、実は生まれながらにまんまるではなかった。「初めてペットショップで会ったとき、きょうだいに比べて小さく生まれたこつぶは、手のひらに乗るほど小さかったんです。生後2か月で我が家にお迎えしてからはとっても食欲旺盛で、スクスクと成長しました。横へ、横へ...(笑)。今ではお餅のようにプニプニのお腹とずんぐりむっくりな体型がチャームポイントです」。

そんな食いしん坊こつぶちゃんの好物は「紫キャベツ、白菜、柿、スイカ、ブロッコリースプラウト、煮干しです」と、なにやら人間顔負けのヘルシーでおしゃれなメニュー...かと思いきや、煮干し？意外と渋いのもお好きなよう。まあ、おいしいもんね！「でも実際には、ワンコが食べられるものなら何でも好きです(笑)。普段はおっとりしているのですが、ごはんの時間が過ぎると催促しにきます」。なかなかの食い意地である。こつぶちゃんのまんまるフォルムは、温かい家でおいしいごはんをたくさん食べることができる、幸せの証なのかもしれない。

と、ここまで「もふもふスーツ」について詳しく聞いたり、性格や普段の暮らしに触れたりして、こつぶちゃんへの愛おしさがとめどなく増してくるが、ここでもう一度、Instagramでビフォーアフターの姿を見てみることにする。いやはや、やはりギャップがすごいけど、どっちの姿もかわいすぎる！