冬の鳥取観光5選!松葉がに、砂の美術館、スキー場など魅力がいっぱい

Sponsored by 鳥取県

関西ウォーカー

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砂丘に海、山など自然美にあふれた鳥取県。冬の味覚の王様・松葉がにをはじめとした海山のグルメも充実し、のんびりとリフレッシュできること間違いなし。大阪市内から車で約2時間30分、電車で約2時間20分と、関西エリアから足を運びやすいのも魅力だ。

今回は鳥取県東部エリアから、イチオシの冬の観光スポットを紹介する。

【鳥取市】鳥取砂丘 砂の美術館

中欧の歴史を見守ってきたプラハ城と町並みがメイン作品

日本三大砂丘に数えられる観光地「鳥取砂丘」の近くにあり、水で固めた砂の塊を彫った巨大な芸術作品「砂像」を専門に展示する世界で唯一の美術館。世界トップクラスの砂像彫刻家による繊細かつ大胆な作品が並び、2006年の開館以来、来館者に衝撃と感動を与え続けている。

おとぎ話のような町並みや雄大な自然、歴史の中の出来事や神秘的な伝説などを砂像で表現している

人々の表情や建物の質感など細部まで繊細に彫りこまれ、作品ごとに目を奪われる


「砂で世界旅行」を基本コンセプトに掲げ、毎年テーマを変えた砂像を展示。会期が終われば崩されて元の砂にもどるため、繊細で美しい作品でありながらも限られた期間しか存在できないという儚さも持ち合わせている。第13期展示「砂で世界旅行 チェコ&スロバキア編」は、2022年1月3日(月)まで開催。チェコとスロバキアの歴史や景観、自然や動物、伝承をテーマにした全19作品を展示している。

ミュージアムショップでは、現在の展示テーマであるチェコ&スロバキアに関する雑貨や伝統工芸品を販売している

鳥取砂丘に描かれた波模様の「風紋」。「風紋」や「砂柱」は人の足跡が少ない早朝に見られることが多い


敷地内の「展望広場」は、鳥取砂丘と日本海が一望できるビュースポット。乾いた砂に風が吹きつけることでできる波模様「風紋」や、冬場には湿った砂に風速12メートル以上の強い風が吹きつけることで現れる「砂柱」が見られることも。さらに、積雪時には一面の銀世界へと姿を変え、遠い雪国に来たような幻想的な風景を目にすることができるので、来館時には忘れずに立ち寄りたい。

■鳥取砂丘 砂の美術館
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
電話:0857-20-2231
営業時間:9:00~16:00、土曜9:00~18:00(最終入場各30分前)
休み:2021年2月1日(月)~28日(日)はメンテナンス休館
入場料:大人600円、小・中・高校生300円
駐車場:218台(無料)

【岩美町】道の駅 きなんせ岩美

新鮮な魚介類がずらり。干物をはじめ、加工品も要チェック

鳥取の方言で「おいでください」という意味を持つ「きなんせ」を屋号に掲げる道の駅。新鮮な水産物や地元産の朝どれ野菜、岩美町の産物を使った手作りの菓子などが集結し、季節ごとに変化する旬の食材を地元ならではの手ごろな価格で購入できる。

漁獲量日本一を誇る松葉がに。小ぶりながらも旨味が凝縮している親がに(松葉がにの雌)も人気


冬場に狙いたいのは、冬の味覚の王者・松葉がに。日本海の旨みが凝縮された甘みたっぷりの上品な味わいに、プリッとした弾力。味も香りも濃厚で、自宅用はもちろんおみやげにプレゼントしても喜ばれる逸品だ。

それぞれのカニには漁期が定められており、松葉がには11月6日~3月20日、若松葉がには2月1日~2月末、親がには11月6日~12月末と、この時期にしかない旬の味覚を楽しむことができる。

道路情報提供コーナーやコンビニエンスストアも備えている


3月下旬まで、館内にある軽食コーナー「いわみのおばちゃん家」では、採れたて&茹でたての松葉がにがメニューに並ぶので(時価)、昼食にもぴったり。

野菜や果物に加え、清流ですくすく育った新米も並ぶ

岩美町のものだけでなく、鳥取県内のおみやげがそろう


岩美の地酒「瑞泉」がほのかに香るソフトな口当たりの「酒ケーキ」1019円や手摘みの海苔を天日干しした手作りの「天然岩海苔」小400円、地元田後漁港自慢の「天日干し白ハタ」444円など、ここならではの銘品もめじろ押し。ネットショップも開設されているのでぜひチェックしてほしい。

■道の駅 きなんせ岩美
住所:鳥取県岩美郡岩美町新井337-4
電話:0857-73-5155
時間:9:00~19:00(1~2月は18:00)
※店により異なる。「いわみのおばちゃん家」は10:00~16:00
休み:1/1
駐車場:73台(無料)
オンラインショップ: https://kinanseiwami.shop-pro.jp/
※「鳥取県東部エリア 周遊スタンプラリー」のスタンプ設置

【智頭町】板井原集落(いたいばらしゅうらく)

近年、文化遺産として注目され、この風景をひと目見ようと足を運ぶ観光客も増加

昭和30年代の山村風景がそっくりそのまま残り、鳥取県による「伝統的建造物保存地区」に指定される。標高約430mの山奥に位置し、昼でもうっすら暗い森に囲まれた山道の先にある桃源郷のようなスポット。

秋には山々の木々が色づき、美しい光景に


明治32年に建築されたかやぶき屋根の「藤原家住宅」をはじめ、築50年を超える古民家群、昭和初期に分校として建てられた「板井原公民館」、米つきの水車小屋や炭焼き小屋などが並び、まるで集落全体が映画のセットのよう。聞こえてくるのは、小川のせせらぎや鳥の声。いつもとは違う、心が落ち着くのんびりとしたひと時が過ごせる。

江戸時代は農場と炭焼き、明治時代は養蚕で栄えていた


集落内には、古民家を利用した昔懐かしい雰囲気のカフェもあり、智頭産の食材を使った料理やコーヒー、デザートなどが味わえる。

■板井原集落
住所:鳥取県八頭郡智頭町智頭
電話:0858-76-1111(智頭町観光協会※12/29~1/3休み)
時間:観覧自由
休み:なし
駐車場:板井原駐車場を利用。約5台(無料)

【八頭町】大樹寺(だいじゅじ) ウラクツハギ

関西では「有楽椿(うらくつばき)」、関東では「太郎冠者(たろうかじゃ)」と呼ばれる代表的な茶花の銘木

鳥取県の東南部に位置する八頭町(やずちょう)。日本三百名山に登録されている「扇ノ山」へ向かう道中にある「大樹寺」には、地元の人に親しまれている観光スポットがある。

12~4月と早咲きで、開花時間が長い


境内でひと際目を引くのは、石段左側にある推定樹齢400年以上の大きなウラクツバキ。樹高8.7m、幹回り1.85m、枝張り10.5mもあり、京都「高台寺」の塔頭「月真院」の大椿をしのぎ、日本最大級のウラクツバキと言われている。

11月末頃から4月上旬には、淡いピンク色の優雅な花が咲き誇り、目にも華やかな光景に。樹下には鎌倉時代から南北朝時代初期の造立と推定され、鳥取県内でも最古級と言われる「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」(町指定文化財)がある。

悠久の歴史を感じながら美しい花を見ることができる大樹寺は、県内有数の冬に訪れるべきスポットだ。

大樹寺の正面石段の左側にウラクツバキが存在する


■大樹寺 ウラクツバキ
住所:鳥取県八頭郡八頭町福地408
電話:0858-74-0854
時間:参拝自由
休み:なし
駐車場:約50台(無料)

【若桜町】わかさ氷ノ山(ひょうのせん)スキー場

標高770~1200m。ゲレンデは延長2000m、最高斜度は20~39度まである

中国地方2番目の高さを誇る氷ノ山の西側にあるスキー場が、2020年12月19日(土)にウィンターシーズンの営業をスタート。標高770~1200mの高地に位置し、滑り出しから緩斜面が続く「ロマンスコース」や変化に富んだスロープを堪能できる「パノラマコース」など、自然の地形をいかした5本のコースが整備され、初級者から上級者まで楽しく滑れる。

全コース、スノーボードも滑走可能。「アルパインコース」には、ボーダーにうれしいジャンプ台やレールが設置されているので、ぜひ挑戦してみて。

一番の難所、上級者向けの「チャレンジコース」。中間駅より上はハードなバーンで初心者には手ごわい

収納人数約200人の「レストランスノーピア」


「平日は2000円ポッキリでスキーを楽しもう!」をキャッチフレーズに、平日限定でリフト1日券を割引(12月29日~1月3日対象外)しているのも特徴の一つ。通常4000円の大人1日券、2500円の子ども1日券、3500円のシニア(60歳以上)1日券がすべて、2000円になるのでお得感大。

2月28日(日)に実施される「お客様感謝祭」では、豪華景品が当たる大抽選会などが予定されている。

全長500m、平均斜度8度の「ロマンスコース」。初心者はもちろん、上級者の基礎トレーニングに最適

遠くに見える山並みも美しく、澄んだ空気に心が洗われるよう


「アルパインコース」に隣接する「アルパインヒュッテ」をはじめ、「ヒュッテ白樺」「つくよね山荘」など、ゲレンデ周辺にはロッジやレストランが充実し、「ゲレンデランチスタンプラリー」も実施。「アルパインヒュッテ」のカツ丼、「ヒュッテ白樺」の焼きチーズカレー、「つくよね山荘」の焼きめしなど、各店の名物料理を味わって、冷えた体をホカホカに温めよう!

営業は3月31日(水)までの予定だが、積雪量などによって異なるので、出かける前に公式HPなどで確認しよう。

■わかさ氷ノ山スキー場
住所:鳥取県若桜町つく米631-13
電話:0858-82-0512
リフト営業時間:8:00~17:00
休み:期間中なし
料金:リフト1日券大人4000円、小人2500円など
駐車場:390台(平日無料、土日祝600円/乗用車)

「鳥取県東部エリア 周遊スタンプラリー」に参加して、鳥取県をもっと楽しもう!

今回紹介した鳥取市、岩美町、八頭町、智頭町、若桜町の1市4町では、「鳥取県東部エリア 周遊スタンプラリー」を実施中。各エリアにある道の駅や観光案内所、温泉、観光施設など24か所にスタンプを設置している。

異なる2つのエリアから、スタンプを1つずつ集めれば応募可能。抽選で100人に名菓子詰め合わせや干物詰め合わせなど各エリア選りすぐりの特産品が当たるので、特色豊かな東部エリアを周遊して応募しよう!

鳥取県東部エリア 周遊スタンプラリーのチラシ


※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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