知る人ぞ知るローカルな名店を紹介!北九州市在住者のリアルな日常おすすめスポット5選

2021年2月1日 14:56更新

東京ウォーカー(全国版)

Twitterで
シェア
Facebookで
シェア

九州の玄関口である北九州市は、都会の利便さと豊かな自然、食文化が息づく個性あふれる街。今回は、北九州市で生まれ育ち、この土地をよく知る地元の人が、本当におすすめしたいスポットを聞いてみた!
はじめに伺ったのは、小倉北区馬借にて喫茶店「喫茶 寛乃-yutakano-」( 店舗MAPはコチラ )をご両親と共に営む末冨寛和さん(31歳)。休日は、ご飯屋さんめぐりをするという地元通でもある。「おいしいと聞いたお店はチェックして行きます。最近は行きたいお店が増えすぎて追いつかないくらいです」。職業柄、飲食業同士のネットワークも広いという末冨さんとっておきのお店はこちら。

末冨さんがご両親と営む「喫茶 寛乃-yutakano-」

【末冨さんのおすすめスポット①】コーヒーの香りと木の温もりに包まれた安らぎカフェ「oneness coffee brewers」

国道10号からこがね市場通りに入ってすぐの場所にある

北九州モノレール香春口三萩野駅から徒歩3分の場所にある「oneness coffee brewers」。昔ながらの商店が建ち並ぶ黄金市場そばにありながら、木の温もりを感じさせる外観とたくさんの緑が目に飛び込んでくる築90年の古民家を改装した店だ。

もともと自衛官だった津村さんが営む

店主の津村さんが、かつて実家が営んでいたクリーニング店を自らのアイデアでリノベーション。2019年5月に長年の夢を叶え、この場所が完成した。こだわりのコーヒーはもちろん、自身が古道具屋や蚤の市などでコツコツと集めてきた雑貨に囲まれた空間で、独特な世界観を表現。温故知新と木の温もりをテーマにしたようなあたたかさを感じる店内はとにかく居心地がいい。

「ゲイシャ」(1000円)

おすすめは、パナマ産の豆を使用した最高峰のコーヒー「ゲイシャ」。高級コーヒーにふさわしく、美しいフォルムを描くインディアナグラスで贅沢な味と時間を楽しめる。

「コールドブリュー」(500円)と「季節のタルト」(300円)

コーヒーと一緒に味わいたいのが、門司港にある人気のタルト屋さん「エスタルティン」から仕入れる季節のタルト。今回いただいたリンゴとイチジクのタルトは、ほんのりした果実の甘酸っぱさとさっくりとしたタルト生地が絶妙な味わい。澄んだ琥珀色でほんのりベリーの香りが漂う、すっきりとした飲み口の水出しコーヒー「コールドブリュー」とともに味わえば、間違いなく至福のひとときが訪れる。

味のある筆文字とシュールなイラストが描かれたアート作品

お店の一角には、津村さん自らが筆を取ったアートや花器などのオリジナル作品も販売しているので、来店の際はぜひチェックしよう。さらに、全国のアーティストやクラフトマンをアウトプットするワークショップやポップアップを開催するなど、さまざまなカルチャーと人々が集うプラットフォームを担っている。お店の雰囲気も活動も、今後の「経年変化」に注目していきたい。

[oneness coffee brewers]北九州市小倉北区黄金1-2-23 / 090-2064-4250 / 12:00~19:00 / 不定休
店舗MAPはコチラ

【末冨さんコメント】
小倉のパワースポット的なお店です。一杯のコーヒーからはじまる、さまざまストーリーが心を癒し、エネルギーをくれます。コーヒーが美味しいことはもちろんですが、津村さんのもとに集まる人々も素敵で、心に安らぎと活力をもらえる場所ですね。

【末冨さんのおすすめスポット②】街の”おいとま”的空間でうまい酒と料理と音楽と。クラフトビール「oitoma」

ストライプ模様の屋根とポップなロゴが目を引く外観

九州の玄関口、JR小倉駅から歩いて5分の鍛冶町に足を踏み入れてすぐ。白いペイントのウッディな店構えとポップなイラストの看板が目を引く店が「oitoma」だ。

国内外のビールに詳しいオーナー吉高さん

「みんなのお暇の場を作りたい」そんなオーナー吉高さんの思いがそのままお店の名前になったクラフトビールの専門店。以前までの店名「ビアカフェブラボー」から一新し、2020年9月に「oitoma」としてリニューアルオープンした。

世界各国のクラフトビールをこだわりの樽生で提供

ここの自慢は、何と言っても品ぞろえで多くのファンを持つクラフトビールだ。国内外問わずおすすめ銘柄は数あれど、店のいち押しは自慢の料理とも相性ぴったりなベルギー産。味わいはもちろん、アートなラベルが楽しめるボトルビールも人気が高い。

「テリーヌ・プロヴァンサル」(550円)

「和牛ハツのロースト」(950円)

クラフトビールに合う料理といえば、やっぱり肉料理。この日のおすすめは、豚バラと豚レバー、4種のハーブが絶妙にマッチしたテリーヌ・プロヴァンサルと、ジューシーな肉の旨味とコリコリとした食感がクセになる和牛ハツのロースト。肉の旨味を存分に引き出した逸品で、ビールが進むこと間違いなし!

対面カウンター席とテーブル席のほか個室を完備した2階フロア

店内はターンテーブルやレコードが並ぶ、音楽好きなオーナーならではの”音楽meets食事”の空間。広い2階スペースでは、音楽イベントをはじめ、ドライフラワーやキャンドルのワークショップも開催しているのだという。まさに様々なジャンルの人々が集う街の”おいとま”的空間だ。

[oitoma]北九州市小倉北区鍛冶町1-4-11 / 093-531-7736 / 17:00~23:00 / 不定休
公式サイトはコチラ
店舗MAPはコチラ

【末冨さんコメント】
オーナー吉高さんがセレクトしたクラフトビールは香り高く美味しいものばかり!料理との相性も抜群です。吉高さんとの会話も弾む最高な空間です。

続いておすすめスポットを伺ったのは、北九州市門司区でアーティストとして活動するとよだまりささん。その活躍は、NHK連続テレビ小説ドラマ「てっぱん」「純と愛」にて絵画指導、制作を担当するなど多方面に及ぶ。現在は門司区にある徳念寺にて副住職をしながら絵を描くという珍しい経歴の持ち主でもあり、地元でも一目置かれる存在だ。

ライブペイントや挿絵を制作するとよだまりささん

【とよださんのおすすめスポット①】関門海峡から玄界灘を見わたせる門司港の絶景ビューポイント「風師山」

9合目にある展望台からの風景

門司港駅からほど近い場所にある標高362mの風師山。数ある北九州市の絶景ポイントのなかでも、門司港の街並みを一望できるとっておきの場所だ。9合目にある展望台までは車で行けるので、気軽に関門海峡の美しい景色を間近にすることができる。途中にカフェや神社、公園などの立ち寄りスポットも点在している。

関門海峡と関門橋の港町らしい風景が広がる

展望台から先は、山頂までの登山道を歩いた人だけが味わえる素晴らしい景色が広がる。関門海峡から玄界灘、遠くは周防灘の美しい景色を独り占めしたかのような気分になれるはず。

[風師山]北九州市門司区大字小森江 

【とよださんコメント】
9号目から20分ほど歩けば山頂へ。気軽に行けるのもいいですね。門司港が一望できる大好きな場所です。

【とよださんのおすすめスポット②】旅と人をつなげる。こだわりの旅道具が揃うセレクトショップ「旅道具と人 HouHou(ホウホウ)」

大通りから少し入った路地裏にある

長屋をリノベーションした施設「comichiかわらぐち」内にある「旅道具と人 HouHou(ホウホウ)」。50mほどの小道沿いにカフェや雑貨店など10店が軒を連ねる一角にある。旅道具のショップとカフェ、ヨガスタジオの3つのスペースからなる店だ。

アウトドアを身近に楽しんでほしいと話す渡邉さん

もともとグラフィックデザインを本業とされているオーナーの渡邉さん。人と接する場所を作りたいという思いから、自身のライフスタイルのひとつである「山登り」をテーマにしたアウトドアショップを作ることを決意した。クラウドファンディングを利用して開店資金を集め、さまざまな人々の期待と夢を背負って2020年6月にオープン。

バーナーやクッカー、収納グッズなど幅広いアイテムがそろう

店内はガレージブランドを中心に、渡邉さんがセレクトした旅道具がところ狭しと並ぶワクワクする空間。アウトドア好きにはたまらないこだわりの品ぞろえだ。渡邉さん自身が実際に使ってみて、セレクトした道具だからこそ自信を持っておすすめできるものばかり。

シンプルで削ぎ落とされたデザインにコアなファンも多い「山と道」のアイテム

注目すべきは、九州のリアルショップでの取り扱いは2店舗目となる鎌倉発のアウトドアブランド「山と道」のラインナップ。登山スタイルのひとつ「ウルトラライト」を追求したバックパックや着心地抜群のウェアなどを取りそろえる。機能もさることながらデザインも秀逸!

山関連の本に囲まれ、コーヒーや軽食が味わえるカフェスペース

「お店の屋号に”人”という言葉を入れたのは、人がたくさん関わる場所にしたかったから」そう語る渡邉さん。カフェスペースは山登りの話をしに人々が集まる、まさに理想のコミュニティスペースになっている。不定期でクラフトビールが飲めるバー営業のほか、アウトドア仲間たちとコラボレイトしたワークショップなども開催している。

[旅道具と人 HouHou(ホウホウ)]北九州市小倉北区香春口1-5-21 / 093-967-6262 / 13:00~19:00 / 不定休
公式サイトはコチラから
店舗MAPはコチラ

【とよださんコメント】
新しくオープンした山登り、アウトドアの品が置いてあるかわいらしいお店。店主さんも親身に相談にのってくれて、すてきな山グッズがそろうお店です。

【とよださんのおすすめスポット③】地元の酒好きに愛され続ける隠れ家的な小料理店「楓や」

味のある文字の提灯と看板が目を引く外観

北九州市の観光スポット「門司港レトロ」に近く、本州への入り口、関門トンネルそばにある「楓や」。鼻の効く飲兵衛なら誰しもそのルックスに誘われて、ついつい暖簾をくぐってしまいそうな雰囲気の店構えだ。

生まれも育ちも門司港という大将の加藤さんが営む

アットホームな小料理店として地元の人たちに愛されるお店はオープンして丸10年。自身の母親の名前をとって名付けたという店名からも伝わる、大将の気さくで優しい人柄に、地元の飲兵衛たちが夜な夜な集う。

「刺身盛り合わせ」(1500円〜)

海が近い門司港ならではの新鮮な刺身をはじめ、魅力的な海鮮メニューがずらり。地元の食材にこだわった創作料理も充実している。新鮮な季節の食材や季節ごとに書き変わるという黒板メニューに、思わずあれもこれもと注文欲をかき立てられそう。

「楓の唐揚げ」(600円)

大将の母親直伝という「楓の唐揚げ」もおすすめ。サクサクした食感とジューシーさが自慢の看板メニューだ。ほかに、塩エイヒレ炙りや大根のからあげ、砂ずりねぎぽん酢など、酒のあてにぴったりな逸品がそろっている。定番から月替わりのおすすめまで、大将こだわりの日本酒とともに味わいたい。

カウンター6席とテーブル8席のコンパクトな店内

地元に愛される店だからこそ味わえるアットホーム感に、ついつい酒が進んで長居しそう。気さくな大将が作るうまい料理でゆっくりくつろげるとっておきの隠れ家的スポットだ。

[楓や]北九州市門司区東本町1-6-24 / 093-331-6274 / 17:30~last / 月曜ほか不定休
店舗MAPはコチラ

【とよださんコメント】
大将の人柄なのか、なんだかあったかくてまた行きたくなる小料理屋さん。今の時期は熱燗がすすむメニューばかりでついつい飲み過ぎてしまう居心地の良いお店です。

この記事の画像一覧(全25枚)

キーワード

ページ上部へ戻る