言葉を紡いだ地元の詩人に迫る、鹿児島県のかごしま近代文学館で「孤高の詩人 浜田到」が開催
東京ウォーカー(全国版)
鹿児島県鹿児島市のかごしま近代文学館で企画展「孤高の詩人(うたびと) 浜田到(はまだいたる)」が5月10日(月)まで開催中。
浜田到(1918年-1968年)は鹿児島で医師として勤務する傍ら、詩歌を創作し、歌人、詩人としても活躍した人物。16歳から短歌を作り始め、戦後、短歌編集者の中井英夫に見いだされて雑誌「短歌」や「短歌研究」に前衛短歌を発表し、中央歌壇にその名を知らしめた。また「浜田遺太郎」のペンネームで詩を綴り、詩人の木原孝一から高い評価を得た。1968年、往診中に不慮の事故により49歳という若さでこの世を去った。
言葉を紡ぐことを「言葉と自分自身のなかを垂直に深く掘りさげてゆくこと」(「隠者の暁」より)という浜田は、歌壇という伝統的な組織社会から距離を置き、独りで言葉と向き合い自己の世界を構築していた。本展では“孤高の詩人”と呼ばれた浜田の生涯を、彼の遺した言葉と豊富な資料によって紹介する。
鹿児島の街で、浜田到は美しい言葉を求め、沈黙し、孤高の道を歩み続けた。中井英夫は「浜田到は自分の作品をあまりにも透明に磨きあげた。ともすれば人が見すごすほどに」と評している。透明になるまで研ぎ澄まされた言葉は、詩的世界を思索させ、読むものを惹きつける。
浜田到の軌跡を辿る「孤高の詩人 浜田到」に出かけよう。
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