日本の複写印刷技術の歴史を辿る、高知県のいの町紙の博物館で「源太から始まる近代和紙の系譜」開催
東京ウォーカー(全国版)
高知県吾川郡いの町のいの町紙の博物館で開館35周年記念企画展「源太から始まる近代和紙の系譜」が3月31日(水)まで開催中。

吾川郡伊野村の代々続く御用紙(ごようし)漉きの家に生まれた吉井源太(1826年-1908年)は、明治から昭和にかけて先進的な製紙家として活躍し、「土佐紙業界の恩人」「紙聖」とも称される。
源太の働きにより、いの町は薄くて丈夫な和紙を作る技術が時代に先駆けて発展してきた。源太が開発した、にじみにくく薄くて滑らかなコッピー紙を、堀井謄写堂が改良した謄写版原紙用紙(通称ガリ版)は全国一の生産量を誇った。また、美濃の典具帖紙(てんぐちょうし)を源太が改良したタイプ原紙は、欧米に盛んに輸出された。
「源太から始まる近代和紙の系譜」では、コッピー紙から謄写版原紙用紙、典具帖紙からタイプ原紙など、社会が必要とした複写技術を支えた高品質な和紙の歴史を俯瞰しながら、源太と“紙のまち・いの”が果たした役割を検証する。

「源太から始まる近代和紙の系譜」で、日本の複写印刷技術の発展に大きな影響を与えた近代和紙の歴史を辿ろう。
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