神戸どうぶつ王国のスナネコ兄弟、名前決定!「未来の救世主になるように」

関西ウォーカー

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神戸どうぶつ王国で2020年8月と11月に誕生したスナネコの兄弟。「王子」「おとうと王子」の愛称で多くの人から親しまれていたが、このたび名前が決定した。それぞれの名前に込められた想いとあわせて紹介しよう。なおスナネコはモフモフキュートな姿から人気を集めるが、あくまで野生動物。ペットには向いていないので、眺めるだけが良さそうだ。

兄の名前は「キサク」に決定!明るい世の中への願いを込めて

クラウドファンディング「花と動物と人との懸け橋プロジェクト」動物命名権コースを通じて、兄は「キサク」と名付けられた。

兄の「キサク」。親しみやすさと未来への願いが込められたすてきな名前だ


名前の由来は「気さくなキャラクターで親しみやすく、多くの人に愛される存在になれば」との理由と、満ち欠けで変わる月の呼び名「既朔」から。既朔とは旧暦で毎月2日目に出る月の名前で、“一番暗い朔(新月)を過ぎた”との意味。今の暗い世の中から徐々に明るくなっていくよう、願いが込められている。ちなみに名付け親が月の名前にしたきっかけは、「顔の形が月の形に似ている」と感じたからだそう。

人工哺育のキサクは、自分以外のスナネコを見たことがない。今後のことを考えて現在は、展示場に大きな鏡を設置している

最近では見学時間中に寝ることも少なく、元気な姿を見せている

生まれたばかりのころ。体長15㎝、体重59.6gと手のひらサイズだった

防護服のようなエプロンや手袋を着用し、靴底も消毒。感染予防を徹底してスタッフが母親役を努めた

目が開いたころのキサク。まさに天使の愛らしさ!


弟は「マフ」!救世主の意味を持つアラビア語が由来

元気でパワーみなぎる弟の名前は「マフ」。名付け親によると、正義の味方になりそうなオーラを弟に感じたため、アラビア語で”救世主”を意味する「マフディー」から「マフ」と付けたそう。なお両親の「ムスタ」と「バリー」は“未来の”を意味する「ムスタクバリー」が由来なので、「親子で未来の救世主になってほしい」との想いも込められているのだとか。

見る人を笑顔にしてくれる「マフ」。成長と共にりりしい雰囲気も備わりつつある

母親と過ごすなかで、さまざまなことを覚え成長しているのだとか

生後13日目に開眼。このころからすでに、ヤンチャな雰囲気が漂っている

2020年12月より、母親のバリーと一緒にマフも公開

親子の仲睦まじい姿に、疲れた心が癒されそうだ

とても美人な母親のバリー


コロナ禍に生まれたかけがえのない命。2匹の愛らしい姿を眺めるだけで、日々の喧騒をしばし忘れられそうだ。来園した際は親しみを込めて「キサク!」「マフ!」と呼びかけたい。

神戸どうぶつ王国では今春から初夏にかけて、新たなバードショーやハシビロコウとマヌルネコの繁殖に向けた取り組みも予定。そちらもお楽しみに!

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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