日帰り不可!食べに行くのが困難な逸品「島ラーメン」が新横浜ラー博に出店
横浜ウォーカー
利尻昆布をふんだんに使ったラーメンが評価され「ミシュラン・ガイド北海道2012特別版 ビブグルマン」に選ばれた北海道利尻郡のラーメン店「利尻ラーメン味楽」が、新横浜ラーメン博物館に出店!3月1日(水)にオープンする。

新横浜ラーメン博物館から1568km離れ、飛行機とフェリーで乗り継ぐこと8時間で着く北海道の利尻島にあるこのラーメン店。営業時間は11時30分から14時までの2時間半のみであるため、関東はもちろん、北海道民でも日帰りで食べに行くのは困難と言われている。
しかしそんな環境だからこそ、自然の恵みを受けた豊富な食材を使い、かつ本土からの食材調達困難から生まれた知恵や工夫によって、逸品の「島ラーメン」が誕生した。
提供される「焼き醤油ラーメン」(900円)は、3年熟成することで旨味を凝縮させた高級品「利尻昆布」をふんだんに使った一杯。なんでも利尻島で採れる昆布は、昆布の中でも最高級だそうで、生産量の9割を京都の料亭や関西の昆布問屋が買い占めるため、一般の市場でお目にかかることはほとんどない貴重なもの。一般的に流通する利尻昆布は、稚内産や礼文産などといったものであるという。
この利尻昆布を沸騰する直前の温度でじっくり20時間かけて煮出し、とろみのある濃厚なスープを抽出。注文ごとに中華鍋で醤油ダレを焼いた「焦がし醤油」に、濃厚な昆布ダシと豚骨、鶏ガラ、野菜を煮込んだ動物系スープをブレンド。Wスープとして提供される。麺は濃厚なスープに負けないよう、もちもちとした食感が特徴の中太の熟成ちぢれ麺を使用。
トッピングは、スープの味を引き立たせるため、チャーシュー、もやし、メンマ、ネギ、そして味付けした利尻昆布とシンプルだ。

気になる味だが、濃厚な醤油味を想像させるスープを一口すすると、塩辛くなく、とてもまろやか。昆布の旨味と、動物系の味が複雑に折り重なり、そこに醤油の風味が立つ不思議な和風スープだ。これに中太ちぢれ麺が絡み、箸を止めることができない!肉厚なチャーシューも柔らかく、スープと絶妙にマッチ。トッピングでとろろ昆布をオンすると、さらに昆布の風味が増して美味。この“味変”は是非楽しんでいただきたい。
日本で最も食べに行くのが困難な「島ラーメン」を求めに、新横浜へ足を運んでみてはいかが。【横浜ウォーカー編集部】
クリタタカシ
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