池袋が熱く揺れた!-ふくろ祭り“東京よさこい”最終日
東京ウォーカー
東京最大級のよさこい祭り「第9回東京よさこい」が10/12、池袋の西口駅前ステージを中心に巣鴨、目白、大塚の8会場で開催。全国から104チームが参加するなか、山梨の「甲斐◇風林火山」が前人未到の大会3連覇を達成した。
躍り、演出、構成など、すべてにおいて圧巻の内容だった。昨年の大賞チームのため、出番はプログラムのとり。演舞が終了した参加チームが見つめるなか、プレッシャーをものともしない別格の演舞を見せ付けた。
代表の臼井さんは「表彰式のとき、『3連覇は避けたかったんですけど、大賞にせざるを得ないすばらしい演舞だった』と言ってもらえたんです。自分たちも、大賞は難しいと思っていたので本当にうれしい」。東京10区(豊島区全域ほか)選出の小池百合子衆議院議員からも、「素晴らしかったですね」と言葉をもらったという。また、記者が本誌で「甲斐◇風林火山」のライバルとして優勝候補にあげていた札幌の「GOGO′S &クワザワグループ」は、昨年同様準大賞。メンバーの坂本さんは「今年こそ大賞を目指していたので残念な気持ちもある。でも昨年の結果を下回らなかったので、その点はよかったかな」。
よほど目の肥えた人でないと、演舞に甲乙をつけるのはなかなか難しい。よさこい素人の記者に準大賞以上を確信させた2チームは、別格だった。ただ、どのチームの演舞からも、公園で、体育館で、または個人宅で懸命に練習する様子が透けて見え、自然と熱いものがこみ上げてきた。“よさこい”がこれほど全国に普及し、多くの人を魅了する理由がわかった気がした。
来年、池袋をさらに熱くする「第10回東京よさこい」に期待したい。【東京ウォーカー/荒木紳輔】
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