大名家に伝わる華麗な逸品、山口県防府市にある毛利博物館で企画展「お雛さま」開催

山口県防府市にある毛利博物館で企画展「お雛さま」が4月11日(日)まで開催中。入館料は大人700円、小・中学生350円。

「毛利氏庭園」は、毛利元就(もとなり)や毛利輝元(てるもと)など中国地方を支配した戦国大名として知られる毛利宗家の本邸がある庭園。毛利家の第29代当主・毛利元昭(もとあきら)が1916年(大正5年)に建てた邸宅で、1996年(平成8年)に国指定名勝に指定されている。

「毛利博物館」は毛利邸の一部を利用し、毛利家のさまざまな文化財約2万点を収蔵・展示している博物館。華やかな春の訪れを告げる雛祭りに合わせて開催される企画展「お雛さま」では、毛利家ゆかりのお雛さまを展示する。

華やかでかわいらしい姿の「古今雛(こきんびな)」や、小さな人形を飾り付ける伝統的な段飾り「黒塗唐草文沢瀉紋蒔絵雛道具(くろぬりからくさもんおもだかもんまきえひなどうぐ)」、毛利家の女性を美しく飾った品々など、貴重な逸品を鑑賞できる。

毛利博物館の企画展「お雛さま」で大名家ならではの華麗な雛人形を観賞しよう。

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