1席4000円の映画館とは?心斎橋PARCOの「シアタス心斎橋」に行ってみた

2021年3月25日 07:30更新

関西ウォーカー

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大阪・心斎橋の商業施設「心斎橋PARCO」12階に2021年3月16日、映画館「シアタス心斎橋」がオープン。全7スクリーン382席を完備しており、なかでも注目は全9席のハイグレード空間で映画を楽しめる「グランシアター(1席4000円・税込)」だ。

宮城、東京、岡山に続いて、関西では初登場の「グランシアター」


そこで今回は編集部・石川が、内覧の様子と後日足を運んだ「グランシアター」について詳しく紹介する。はたして4000円の映画体験とは、どんなものなのか?

座り心地や値段など、4種類のシートから好みでチョイス

シアタス心斎橋には、通常タイプの「両肘座席」、足を伸ばして鑑賞できる「コンフォートシート」、電動リクライニングで好きな角度に調節できる「ハイグレードシート」(通常鑑賞料金+1000円、ワンドリンク付き)、そして「グランシアター」(1席4000円、ワンドリンク、スイーツ、アメニティ付き)と、4タイプのシートを用意。その日の気分で選べるのが楽しい。

全座席革張りで、高級感があふれている

通常スクリーン1~6の最後列は、1000円の追加料金で利用できる「ハイグレードシート」

「ハイグレードシート」は電動リクライニング付きで、快適さが格段にアップ

座席数9席の最高級シアター「グランシアター」では、おもいっきり足を伸ばしてゆったりと鑑賞できる

入口にはコンシェルジュが常駐。チケットの購入時に、シートの違いなど気になることを聞いてみよう


特に最前列でほぼ寝そべりながら鑑賞できる「コンフォートシート」は、追加料金不要だというから驚きだ。通常タイプよりも座席数が少ないので、購入できたらラッキーかも!?

通常スクリーン1~6の最前列は、寝そべったような状態で鑑賞できる「コンフォートシート」。リラックスできるこの座席が追加料金なしとは、驚きだ


本気の感染症対策で安心して映画が楽しめる環境に

「コロナ禍の今だからこそ、心おきなく鑑賞できる環境に配慮しました」と、シアタス心斎橋の総支配人・井上敬介さん。その言葉通り全座席間にはパーテーションを設置して、飛沫を防止。プライベートな空間で映画に集中できそうなところも、うれしいポイントだ。

パーテーションで飛沫を防止し、プライベートも確保

通常タイプの「両肘座席」にもパーテーションが付いている


また、座席や劇場扉、壁面などには抗菌・抗ウイルス加工が可能になる「ヘルスブライトエボリューション」を塗布し、シアター内には菌やウイルスにも効果を発揮するという「ジアイーノ」を設置。館内の至る所に手指消毒用のスプレーもあり、「安心・安全で、ゆっくりくつろげる空間を提供したい」という、シアタス心斎橋の思いが伝わってくる。

館内には手指消毒用のスプレーが多数設置されている

チケット発券機にもパーテーションが

ウイルス対策も万全だ


「グランシアター」をいざ体験!

1席4000円の「グランシアター」が気になりすぎた石川は、内覧後に予約し訪れてみることに。オープニング作品のひとつ、ディズニー映画最新作の『ラーヤと龍の王国』を鑑賞した。

関西ウォーカー編集部の石川が、超贅沢な映画館「グランシアター」を体験

グランシアターの入場券と共に、ドリンク引換券も発券される


鑑賞料金は少々お高めの設定だが、フレーバーソーダ、コーヒー、ワインなど好きなドリンク1つと、ミックスナッツかチョコレートから選べるおつまみがセットに。なお、ポップコーンやホットドッグなどの追加オーダーも可能だ。

ミックスナッツかチョコレート、好きな方を選べるおつまみがセットに

座席でホットドッグやポップコーンの追加注文も可能

ストロベリーキャラメルなどプレミアムポップコーンは560円

座席で待っていると、ロビーで注文したセットドリンクとおつまみをスタッフが運んできてくれた。おてふきシートも付いてくる


シックなインテリアで統一されたグランシアター内は、まるで海外の高級ホテルを訪れたかのような別世界。雰囲気だけでなく音響へのこだわりもグランシアターの特徴で、たった9席ながら37個ものスピーカーを使用しているそう。これは、通常サイズのシアターの、2倍近い数なんだとか。

グランシアターへと続く通路。ふかふかのレッドカーペットで気分はまるでVIP


黒の革張りのシートはゆったり広々としており、ソファのよう。「2時間弱無理なくしっかり楽しめるよう、座席にはこだわりました」という総支配人の言葉通り、硬すぎず柔らかすぎず丁度いい座り心地。腰痛に悩む石川は映画館での鑑賞が辛く感じることもあったが、このシートなら大丈夫そうだ。

硬すぎず柔らかすぎることもない高級シートは、座り心地にこだわったそう

持ち帰りOKのアメニティは、ブランケット。末端冷え性にうれしいサービス

シートにはUSBソケット完備でスマホの充電も可能。ケーブルも無料でレンタルできるそう


フットレスと背もたれは別々に動くため、好みの姿勢での鑑賞が可能。前後の間隔もしっかり空いており、試しに一番後ろまで倒してみたが気になることはなかった。

手元のスイッチで好みの角度に調節


RPG好きの筆者、『ラーヤと龍の王国』に大興奮

あまりの座り心地の良さに鑑賞前、「途中で寝てしまうかも?」と不安だったが、映画が始まるとそんな心配は一切不要!

まず驚いたのが、映像の美しさ。東南アジアをモデルとした「クマンドラ」の街並みや、雨や川など水の表現に息をのむ。一番感動したのは伝説の龍であるシスーの毛並みだ。龍といえば刀や炎から身を守れるような硬い皮膚で覆われているイメージだが、本作のシスーはふわふわ。抱きつきたい!と何度も思いながら鑑賞した。

ストーリーは、邪悪な魔物によって信じあう心を失った龍の王国をめぐるスペクタクル・ファンタジー。バラバラになった世界を1つにするため、ラーヤとシスーは旅に出る。「他人を信じる」というテーマは重い作品になりそうだが、テンポの良さや随所に散りばめられたユーモアのおかげで、最初から最後までしっかり楽しい。個性的な仲間がどんどん増える展開もRPGのようで、編集部でも屈指のゲーマーである石川には胸熱だ。

『ラーヤと龍の王国』シアタス心斎橋にて大ヒット公開中(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities


また贅沢に配置されたスピーカーのおかげで前後左右に音が流れ、凄まじい臨場感も味わえる。自宅ではまずできない体験に、大興奮の2時間弱だった。

なお本編の前には短編映画「あの頃をもう一度」も上映。昔ダンスが好きだった夫婦が不思議な雨に導かれる幻想的な作品で、短いながらも人生の輝きが詰まっていた。こちらもぜひ、チェックしてほしい。

リクライニングシートと圧倒的な音響で映画を鑑賞できるグランシアター。これを体験してしまったら普通のシアターには戻れないかもと思うほど、居心地が良かった。非日常的な体験を求める人は、極上空間での映画鑑賞を検討してみては。

取材・文=石川知京(関西ウォーカー編集部)

※価格はすべて税込です。
※3月23日時点の情報です。
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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