元NMB48内木志が昭和を舞台にした人情劇に出演「24歳のキレている私を観に来てください!」
東京ウォーカー(全国版)

元NMB48で女優として活躍する内木志(ないき・こころ)が、2021年4月21日(水)から28日(水)に東京・浅草の「木馬亭」にて公演される舞台『あゝ涙乃橋商店街』に出演する。今回初めて、関西弁で激しく怒るシーンもあるという作品にて付いて話を聞いた。

――まずは、この舞台に出演が決まったときの気持ちを教えてください。
【内木志】たやのりょう一座の第6回公演「イサヤ島の王女と神の右腕」に続いて、今回は2度目の出演となりますので、声をかけていただいてめっちゃうれしかったです。
前回の作品で演出をされていた、こぐれ修(劇団☆新感線)さんが、6年ぶりにこの舞台で俳優に復帰するということで、そのニュースを聞いて喜んでいたんですけど、まさか自分もこの舞台に出ることになるとは思っていなかったので驚きました。
しかも、こぐれさんの奥さん役としての出演になりますので、最初は、めっちゃ怒られそうと思ってちょっと不安になっていました。

――どんな役柄になりますか?
【内木志】昭和の、東京の下町にある一軒の豆腐屋さん「柴田豆腐店」。その店の店主・柴田太郎さんの奥さん役、千代になります。
生きていたら50代ぐらいなんですけど、もう亡くなっていて、太郎さんに出会った若い時の姿のまま現れますので、18歳ぐらいの設定です。見た目は若いんですけど、中身は50代ぐらいになりますので、演じるのが難しいです。
――演じるうえで、勉強されたことや意識されたことはありますか?
【内木志】台詞の言い方で、年齢を意識して、落ち着きのある大人の女性として、ゆっくりと話すように意識してます。滋賀県生まれの関西人ですので、ふだんはめっちゃ早口なんです(笑)。
千代は関西出身という設定にしてくださっているので、関西弁の部分は素で言えます!

――内木さんと役柄の共通点や相違点があれば教えてください。
【内木志】子どもが3人いて育てている役になりますので、子どもを生んだことがないのでそこは演じていて難しいなと思いました。演じながら、私のお母さんのことを「大変やな」って思いました。役柄では、もう亡くなってしまっていますので、子どもを見守ることしかできないので、演じていて辛いなと感じました。
袴姿で出るのですが、幽霊ですので他のみんなには見えないということで、いろいろできるのが演じていて楽しいです。
――ところで4月6日に誕生日を迎えられるということで、稽古真っ最中ということになりそうですね。
【内木志】はい。24歳になる誕生日当日は一座のみなさんと一緒にいられるのでうれしいです。きっと祝ってくれるんじゃないかと期待しています(笑)。

――2度目のカンパニーということになりますが、雰囲気はどうですか?
【内木志】めちゃめちゃ仲良しで稽古も楽しいです。「ピンポンパン」というゲームをアップでするんですけど、毎回盛り上がっています。実は私、5回ぐらい勝っていて。今日もこの後の稽古前に「勝たないと!」と思っています(笑)。
――あらためてお伺いしますが、女優として演じるのはどうですか?
【内木志】その人の人生を歩めるのがめちゃめちゃ楽しいです。
――最後にメッセージをお願いします。
【内木志】コロナ禍で舞台が中止になるなか、こうやって順調に出演させていただけているので、すごくありがたいなって思っています。今回は初めて、怒りの感情を出すシーンがあります、キレている私も見られますのでちょっと楽しみにしていただければと思います。しかも関西弁でキレます(笑)。
NMB48のときは、りりぽん(元NMB48、須藤凜々花)に、「心のなかでキレている」ってよく言われていたので、この舞台ではその部分を出せるかなって思っています。24歳のキレている私をぜひ観に来てください!
撮影・取材・文=野木原晃一
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