「遣唐使船」で走行する聖火リレーが希望の光をつないで華やかに開催!

東京ウォーカー(全国版)

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スポーツを通じて世界をつなぐ東京2020オリンピックにおいて、東西の文化交流の象徴である「遣唐使船」を活用した“海上聖火リレー”が、東京2020オリンピック聖火リレーのプレゼンティング・パートナーである日本電信電話株式会社の協力のもと実施された。

「遣唐使船走行前セレモニー」が開催された


この「遣唐使船」は、平成22年(2010年)5月に開催された上海万博を契機に、角川文化振興財団が遣唐使について学術的に検証し、併せて新たな東西文化交流のきっかけをつくるために、当時の「遣唐使船」を再現したもの。

まずは、出港前の19時半より、長崎県庁南側「おのうえの丘」憩いの広場周辺にて、無観客にて開催された「遣唐使船走行前セレモニー」。松竹衣装の協力により、遣唐使の時代の衣装に身を包んで現れた登壇者と、係留された「遣唐使船」が重なって、さながら悠久の昔にタイムスリップしたかのような世界観が演出された。

登壇者は、「遣唐使船」に乗船する聖火ランナー(第14番スロット走者)の小林充佳氏(西日本電信電話株式会社代表取締役社長)、長崎県副知事の平田研氏、長崎県文化観光部国際部部長の中﨑謙司氏、公益財団法人角川文化振興財団理事長を務める角川歴彦氏、中華人民共和国駐長崎総領事代理である崔龍氏ら。長崎県出身であるシンガーソングライター・タレントのタナカハルナがMCをつとめた。

平田副知事は「時空を超えて現れた『遣唐使船』が聖火をつなぐことで、国内外の多くの皆さまに、未来に向けた日中友好はもとより、世界の人々との友好、平和への思いを共有していただきたい」とコメントし、角川氏は「『遣唐使船』が聖火を運ぶその瞬間が、人々にとって大きな勇気と希望になることを心より祈念してやみません」と話すなど、それぞれが聖火リレーに込めた思いや「遣唐使船」での聖火リレーについて感想を述べた。

日本の文化振興に寄与するための事業を手がける公益財団法人角川文化振興財団の理事長、角川歴彦氏


そして、次のランナーのトーチに火を灯すトーチキスでは、「遣唐使船」の寄港地として歴史的にもゆかりの深い五島列島出身の聖火ランナー(第13番スロット走者)山田潤氏から、小林氏に聖火がつながれ、「遣唐使船」は20時過ぎに出発。「長崎水辺の森公園」までの海路を約20分かけて航行し、希望の光をつないだ。

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