高橋ひかる、休養経ての躍進「“国民的美少女”を重く受け止めすぎていた」

2021年5月29日 12:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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サタドラ「春の呪い」の主演を務める高橋ひかる

今、「ネクストブレイク女優」の1人として注目されている女優の高橋ひかる(「高」は正式には「はしごだか」)。2014年に第14回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した高橋は、2016年には映画『人生の約束』で女優デビュー。約4カ月の休養を挟み、最近では女優業にとどまらず「スクール革命!」(日本テレビ系)などのバラエティへの出演や、ラジオ、モデル、さらには自身のYouTubeチャンネル「たかしの部屋」など、多方面で活躍中だ。

そんな高橋は、5月22日よりスタートしたサタドラ「春の呪い」(テレビ東京ほか・毎週土曜23時25分)にて、同局のドラマ初出演かつ初主演を務める。同作で高橋が演じるのは、亡くなった妹の婚約者から交際を申し込まれた姉という難しい役どころ。今回は、本作への思いや、休養以降、さらなる飛躍を続ける秘訣について話してもらった。

どこか無理をしている主人公に、「あ、わかるな…」

【写真】ワンピースふわり、天真爛漫な高橋ひかる


――今回、高橋さんが演じる立花夏美は、亡くなった妹の婚約者から交際を申し込まれるという複雑な設定です。役作りを深めるために工夫した点があれば教えてください。

【高橋ひかる】いろんな作品を見て、役のインスピレーションを受けるというよりは、とにかく原作を読みました。

漫画って限られたコマの中で表現されているので瞬間的な表情が多く、インスピレーションを受けやすいんですよね。だから1コマ1コマを見ながら夏美がどんな感情だったか、どう考えているかを想像するようにしてみました。

あとは台本を読んで吸い上げたり、監督とお話したり、(工藤阿須加演じる)冬吾さんと話してみたときに思った感情で役を深めていきました。

――夏美と似ているなと感じたところはありますか?

【高橋ひかる】元気がないときも元気に振る舞っておけば、元気になるかなっていう姿勢ですかね。

原作を読んだ時も、夏美の無理に笑っている姿が印象的だったんですよね。ちゃんと笑っているけど、どこかで無理しているんだろうなというのが伝わってきて、「あ、わかるな…」と共感してしまいました。

根は引っ込み思案も、共演者に気づかされた“座長意識”


――撮影していく中で、ご自身の成長を感じたエピソードがあれば教えてください。

【高橋ひかる】コミュニケーションを取るようになったことですかね。私、もともと引っ込み思案なので、監督や共演者の方々となかなかお話ができないんです。でも、今回の作品は工藤阿須加さんや周りのスタッフさんが「座長!座長!」って冗談で呼んで、その場を盛り上げてくださったので、自分からもコミュニケーションを取りにいけるようになりました。

――「座長!」って言われて、高橋さんはどうやって返すんですか?

【高橋ひかる】とことんノってみることもあれば、「何、言ってるんですか」ってちょっと茶化すこともありますね(笑)。

でも、心の中ではその場を盛り上げてくださって、本当に助かっています。実際の私は「座長」っていうほど引っ張っていく感じではないので、工藤阿須加さんや桜田ひよりさん、スタッフさんがすごく支えてくださるのは、本当に心強いですね。

――コミュニケーションを取ることで、演技への影響はありましたか?

【高橋ひかる】夏美という役をしっかりと作れていますね。原作を読み込んでも想像しづらいシーンが多々あったので、監督や助監督をはじめとする、いろんな方に相談しながら落とし込めているのは大きな変化かなと思います。

バラエティの活躍は新しい自分を知るため、女優の自分とは“別物”


――2020年はバラエティやラジオ、モデル、YouTubeなど幅広く活躍をされている印象でした。それらの活動が芝居に生かされていると感じることはありますか?

【高橋ひかる】女優さんや俳優さんだけではなく、お笑い芸人さんやアナウンサーの方とお話しする機会が増えたので、こういう方もいらっしゃるんだなと知ることによって、考え方の引き出しが増えました。いろんな方と出会ってお話しすることで、新しい感情に出会うことも多いです。ただ、正直なところ生かすというよりも、きちんと線引きするようにしています。

――それはなぜですか?

【高橋ひかる】それぞれのお仕事に線を引いているからこそ、自分の新しい面を知ることができる気がしているんですよね。

それにお芝居、バラエティ、YouTube、ラジオそれぞれを見て「いろんな高橋ひかるがいるんだな」と思われたいんです。YouTubeのチャンネル名を「たかしの部屋」にしているのも、高橋ひかるとしてではなく、あえて別物として見られたいからなんですよね。

――なるほど。それぞれのお仕事で、どういう姿勢で取り組みたいと考えていますか?

【高橋ひかる】バラエティーは変に作っちゃうと空回っちゃうので、自分らしくありのまま振る舞っています。演技はその場で感じた感情を、モデルのお仕事はリアルなシチュエーションを想像するようにしています。どのお仕事においても、共通しているのは嘘をつかないということですね。

インタビューが怖かった、「国民的美少女」を重く受け止めすぎていた


――高橋さんは2019年に休養され、2020年1月にお仕事に復帰されましたが、休養前後でお仕事に対する考え方に変化はありましたか?

【高橋ひかる】以前は、1つの仕事に対して準備しすぎて、オーバーヒートしちゃうことが多かったのですが、休養を経て“無理せず自分らしく”を大切にするようになりました。

例えば「国民的美少女コンテスト グランプリ 高橋ひかる」と表現されて、それに応えなきゃと周りが求めているものを高く想像しすぎていたんです。でも、それって実際に周りの方には言われていなくて、自分が勝手に足枷を付けていただけなんですよね。その足枷を、今は外せるようになりました。

――なるほど。頭では「無理をしない」とわかっていても「頑張らなきゃ」とがむしゃらになってしまうことって誰でもあると思います。そういうとき、高橋さんはどのように自分を解放させていますか?

【高橋ひかる】私の場合はラジオや好きな音楽を聞くなど、趣味の時間を取るようにしています。

あとは、誰かと話すことも大切ですね。学校以外で誰とも話さないタイプだったのですが、今は積極的に人と話して浄化するようにしています。人と話すようになって思ったのは、やはり自分の中で考えるのを止めちゃうと、どんどんうまく回らなくなってしまって、マイナスの方向に進んで行っちゃうんですよね。だから、高校時代の友達に話を聞いてもらうようにしています。

他人の評価を気にするより、身近な人の応援を信じて受け止めることが大切


――先ほど“自分らしく仕事をするようになった”とおっしゃっていましたが、自分を出すことって勇気がいりますよね。高橋さんは自分を出すことへの怖さや不安はないのでしょうか?

【高橋ひかる】元々は自分を出すことに、ものすごく抵抗がありました。例えば、インタビューをしていただいて自分のことを語ることで、「図られているんじゃないか」とか「今、どう思われているんだろう」と考えてしまって、すごく怖かったんですよね。

でも、人は人だし、自分が自分を好きでいられたり、自分の身近にいる人や自分を肯定してくれる人が1人でもいたら、それだけで心強いなって思えるようになったんですよね。

自分のことを深く知らない人からの評価や見られ方って、ある面しか捉えていないから言える言葉だと思うんですよね。だから、傷つく必要もないし、深く捉える必要もないなって。

――最後に新しい環境になじめずにいる、不安を抱えている学生や社会人の方に一言お願いします。

【高橋ひかる】継続は力なりっていうけど、本当にそうだなと思います。

続けても、なかなか芽が出ないことってありますけど、その先に何があるかっていうのを見るまで努力するっていうのも大事だなと思います。偉人が言うことは本当だと思いました。継続、一緒にがんばりましょう。

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