ラジオ番組生放送を直撃! 辻詩音の人気のヒミツを探る!

九州ウォーカー

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福岡を中心にブレイクしている辻詩音。10/28にリリースした4thシングル「ほしいもの」は、彼女のメロディセンスと歌詞が魅力のスローバラードナンバーだ。森田芳光監督、小雪主演の映画「わたし出すわ」の主題歌として、自身初となる書き下ろしにも挑戦。アーティストとしての幅を大きく広げる一枚となった。11/1にはキャナルシティ博多でフリーライブを行い、その2時間後には太宰府市にある福岡経済大学の学園祭にも出演。あいにくの天気ではあったが、福岡から太宰府へ多くのファンがライブを「はしご」するなど、その人気ぶりが垣間見えた。

かつてのコラムでも触れたが、彼女が福岡で人気のヒミツは、自身がパーソナリティを務めるcross fmのラジオ番組「RADIO KICKS!」(毎週日曜23:00〜24:00)にある。そこで編集部は、まったく無名だったデビュー前から放送が始まり、10月で放送開始1周年を迎えた同番組の生放送現場に突撃! 辻詩音の生態観察を決行した!

【21:55】天神・きらめき通り前に集合。岩田屋前のイルミがこの日から点灯しており、「もうクリスマス〜!?」と、時の流れの速さにショックを受けつつその場でブログを更新。

【22:00】ディレクターとの打合せがスタート。この日は放送中にファンとの生電話をできる限り多めにつなぐということが判明。1分1秒を争うラジオの生放送の世界。ディレクターが慎重かつ緊張感たっぷりにタイムスケジュールを説明していくが、本人は「大丈夫です」としきりに口にするなど、マイペースに打合せを進めていく。

【22:20】この日はキャナルシティと学園祭に出演したということもあり、番組に寄せられるメールメッセージが殺到。日曜の夜とは思えないほどの量で、送受信ボタンをクリックするごとに10件、また10件…と、スタッフ泣かせの状況が続く。

【22:55】スタッフ側の喧騒をよそに、最後までマイペースのまま打合せ終了。

【23:00】生放送開始。ミニライブ2本と握手会をこなした疲れをいっさい見せず、リスナーとの生電話もきっちりこなして番組を進めていく。改めて感じたことだが、彼女、とっても前向き。ファン層が10代中心のため、「明日テストです」「もうすぐ受験です」というメッセージが多い。それに対し、「私が『頑張れ』って言ったからみんな合格だね!」とサラリと言ってしまうあたりからその様子が伺える。言葉の端々にそのスーパーポジティブさが垣間見え、周囲のスタッフも「いやぁ、すごいこと言うね」と感心しきりだった。

【24:00】生放送終了。6人のリスナーと生電話が繋がり、200件近くのメッセージが寄せられた。スタジオにプレゼントするポスターにメッセージとサインを残して本日のお仕事も終了となった。

彼女は自身のブログの中で、ファンからの「これだけは譲れないものは?」という質問に対して、「やりたいことをやるp(´⌒`q)」と答えている。音楽についてはいっさい妥協せず、いっさい悲観しない。この前向きさと芯の強さが、ラジオでのコメントや歌詞に現われ、ファンを勇気付けているのだろう。最近では、ライブ会場では10代のみならず20〜40代のファンも増えつつあり、彼女の福岡における影響力は増すばかりだ。福岡の10代の旗印として活躍の幅を広げつつある辻詩音から目が離せない。

※辻詩音インタビューは、福岡Walker11月号に掲載中!

【福岡ウォーカー/山田晃裕】

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