フランスの科学調査船「タラ号」がみなとみらいに寄港。出航は20日14時

横浜ウォーカー

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フランスの科学調査船「タラ号」が横浜みなとみらいに20日14時まで寄港している。

【写真を見る】みなとみらいの夜景とタラ号


タラ号はフランスの非営利団体タラ財団が所有する科学探査スクーナー船で、2003年より環境調査と保護のための活動を実施。財団の運営は、アニエスベーやルノーといったフランスの企業による寄付で賄われており、現在16名が乗船し、海洋調査を行っている。現在のプロジェクトは気候変動や人為的被害に直面するサンゴ礁の生物多様性や進化を調査する「タラ号太平洋プロジェクト(2016年−2018年)を行っている。母港であるフランス・ブルターニュのロリアンを2016年5月28日に出港し、現在予定している航行距離10万kmのうち、既に3万kmを航行してきた。日本はアジア最初の寄港地として2月18日に福岡、その後は尾道、神戸、名古屋、横浜、東京など、4月20日までの間に計9拠点に寄港する。

挨拶をするローラン船長


17日夜に行われたレセプションパーティーでローラン船長は、「海は私たち生命の源です。私達の吸っている酸素のうち、半分は海から出てきたもの。息を吸う2回に1回は海のことを思い出して欲しいです。サンゴ礁について現在調査しておりますが、父島周辺は大変環境がよかったものの、沖縄周辺は相当傷んでおりました。」と海洋の現状について話をした。

タラ号の書籍やグッズ。その収益は活動資金に充てられる


乗船体験はすでに締め切られているが、商業施設「MARINE & WALK YOKOHAMA」の岸壁から見ることは可能。また「MARINE & WALK YOKOHAMA」の一部ショップでは、タラ号に関するグッズも販売している。

この3連休、横浜みなとみらい地区に訪れる際は、ぜひ脚を運んで、海について考えてみてはいかがだろうか【横浜ウォーカー編集部】

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