「自分の欠点は直すべき?」カラ回りする自分を描く“発達障害グレーゾーン”の漫画に共感の声

東京ウォーカー(全国版)

Twitterで
シェア
Facebookで
シェア
発達障害グレーゾーンの作者が抱える“生きづらさ”とは?画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

仕事が早くて気配り上手といった「理想の人間」が求められる社会。そんな中で、“自分の欠点”ばかりが目についてしまう漫画家の声に共感が寄せられている。

この漫画を公開したのは、日常生活での “生きづらさ”を描いた漫画をSNSで発表している漫画家・クロミツ(@kuromitsu1510)さん。「発達障害グレーゾーン」と「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」を合わせ持ちながらもそれと向き合う漫画には、同じ悩みを抱えている人たちから多くの声が届いている。

「己の欠陥」A画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)


この漫画では、自分の欠落した部分、足りない部分を直そうと努力しながらも失敗に終わってしまった経験と、失敗するたびに自分を責め続けた過去。そして自分を変えるという思いから“自分の欠陥”ごと受け入れて許す、という結論に至るまでの道のりが描かれている。漫画内での描写には、自分を変える努力が「徒労」と「疲弊」で終わったと話す作者の苦労がうかがえた。

「己の欠陥」B画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)


この漫画を読んだ読者からも、「出来ないことは出来ないと受け入れることが大事」「無理して人とうまくやろうとしなくてもいい」と、「出来ない自分」を変えることに固執するのではなく、受け入れることに同意するコメントが寄せられた。また、「理想の人間」に擬態することへの疲れを書いたコメントも。

「己の欠陥」C画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)


「自分にないものを嘆いても前に進めない」という作者。変わる努力だけでは辛い時、変わらない自分を受け入れるという選択肢も重要なのかもしれない。

「己の欠陥」D画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)


画像提供:クロミツさん(@kuromitsu1510)

この記事の画像一覧(全338枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!2024年の桜開花予想はこちら

ページ上部へ戻る