和モダンに進化!京都タワーホテルアネックスが一新
関西ウォーカー
3月23日(木)、京都市下京区の京都タワーホテルアネックスが全面リニューアルオープン。同ホテルは1978年11月に「京都第三タワーホテル」として現在の場所に開業。京都駅から徒歩3分という立地やコンパクトな使い勝手のよさも手伝って、女性やファミリー層、修学旅行生など幅広い層に利用されてきた。インバウンドの利用客も多いが、さらに要望にこたえるため、このほどリニューアルを行った。
新しいホテルのコンセプトは「コミュニティの始まるフレンドリーホーム」。利用客に愛されていたフレンドリーでアットホームな雰囲気を残し、ゲストハウスのように人と人とのつながりが生まれるような空間と、ホテルを目指す。
今回のリニューアルでは、フロント・ロビー、客室、ラウンジ・バー、レストラン「レジーナ」がリニューアル。
フロント・ロビーにはグリーンの西陣織の壁クロスとチェーンがめぐらされ、華やかな雰囲気。これは京都・嵯峨野の竹林をイメージしたもので、空気の流れによってチェーンが動くと、竹林を風が渡るような音が聞こえる。
客室は和の雰囲気を取り入れたシンプルモダンな造り。長押にヒントを得たファンクションバーはハンガーやミラー、テレビ、電話などを集約し、室内をすっきりさせる。ピローやアメニティは部屋には置かず、1階のピローバーとアメニティバーでチョイスできる。世界の一流ホテルで使われているアメニティ好みに合わせて選ぶのは楽しみの一つだ。
ベッドの品質にもこだわり、各国の名だたるホテルで使用されているシーリー社のベッドを導入。羽毛ダウン90%のデュベと合わせ、心地よい眠りを提供してくれる。そのほかバスルームが広くなり、各室に個別空調が導入されて一層快適に過ごせるようになった。
1階にはラウンジ・バーが設けられ、リビングのようにくつろげる空間が作られ、ソフトドリンクやカクテルなども楽しめる。
ラウンジ・バーに続くレストラン「レジーナ」は京都ならではの伝統工芸をちりばめた洋館をイメージ。壁面の棚には焼き物や雛道具など、和を感じさせる小物が飾られ、和紙をあしらった照明が柔らかい光を投げかける。天井は二条城の格天井をイメージした格天井と西陣織のクロスを組み合わせ、豪奢な雰囲気が漂う。格天井の金具にあしらわれた京都タワーに、遊び心がうかがえる。
レストラン「レジーナ」では、優しい味わいのメニューを中心に提供。朝食では季節によって風味が変わる自家製ブレッドや野菜たっぷりの「優しい味わいの和風ポトフ」など、身も心もほっこりさせてくれる料理を用意。ランチには日替わり、週替わりなど肉料理を中心にしたカフェ風プレートランチを提供する。
全面リニューアルなった京都タワーホテルアネックス。宿泊だけでなく、食事や休憩など、観光のついでにも気軽に立ち寄れるスポットになってくれそうだ。
【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】
鳴川和代
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