花々が魅せる青の絶景&ローカル線で巡る茨城日帰り旅
東京ウォーカー
サイクリングコースや大観覧車など25機種以上のアトラクションを有する「国営ひたち海浜公園」。開園面積約200haと広大なこの国営公園には、年間を通じて多彩な花が咲き誇る。そこでまずは、園内で季節の花々が織り成す絶景をたっぷりと堪能。その後はちょっと足をのばして、海沿いのローカル線で海へGO。途中下車をしながら、地元の名物たちとの出会いを楽しむ日帰り旅に出かけよう。
空、海とつながる青い花々!咲き誇るネモフィラの大パノラマ「国営ひたち海浜公園」

晩春から初夏に向かう季節、「国営ひたち海浜公園」を彩るのは、ネモフィラの花。抜けるような青空の下で咲き誇る水色のネモフィラの花は、まさに青、青、青のパノラマ。遠くに広がる太平洋の潮風を感じながら眺めるブルーの風景は格別だ。感動ポイントは景色だけじゃない。実は毎年450万本分の種が人の手でまかれているという。見ごろのゴールデンウィーク期間には朝7時半から開園しているので、朝露に輝きいっそうの美しさで魅了するネモフィラを堪能しに、早朝から出かけてみてはいかが。

4月下旬ごろまでは、青空に黄色が鮮やかな菜の花が園内を染める。そのほか、10月にはコキアが見ごろを迎える。
【Best timing】5月・10月(朝) 【絶景までの最短アクセス】約100分(東京から電車&バス&徒歩で) 【Advice】ネモフィラの見ごろは4月中旬~5月上旬。「みはらしの丘」へは西口からの入場が◎。花の見頃は混雑するので注意
■国営ひたち海浜公園<住所:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 電話:029-265-9001 料金:大人410円 駐車場:4350台(510円/1日) 交通:(電車&バス)東京駅からJR常磐線勝田駅まで特急で約80分。勝田駅から茨城交通バス海浜公園南口行で約20分、海浜園西口バス停よりすぐ。ひたちなか海浜鉄道湊線阿字ヶ浦駅より無料シャトルバスあり(2017年4月22日~5月14日)、(車)常磐自動車道友部JCTから北関東自動車道へ向かい、ひたち海浜公園ICから県道247号を通りすぐ
ここには立ち寄りたい!
2匹の“駅ネコ”が仲良く駅舎をパトロール!?「ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅」

朝イチで花々を堪能したら、ローカル線のひたちなか海浜鉄道で海へ向かおう。阿字ヶ浦から4つ目の駅「ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅」は、大正3年築の駅舎や、展示されている引退した車両のレトロな雰囲気も趣があるが、一番人気は“駅ネコ”のおさむとミニさむ。

2匹目当ての乗客も多くグッズも販売中だ。那珂湊駅の看板は、文字にネコのイラストが隠れていて、そんな発見もうれしい出会いのひとつ。
■ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅<住所:茨城県ひたちなか市釈迦町22-2 電話:029-262-2361 駐車場:30台(無料)>
レンタサイクルで大洗まで海沿いの道を行く「大洗マリンタワー」

那珂湊駅ではレンタサイクルが2時間ごと100円で借りられる。向かうは那珂湊駅から自転車で約20分で行ける「大洗マリンタワー」。高さ60mのタワーは、全面ハーフミラーでおおわれた三角柱のモダンなデザイン。上層階にある展望室からは太平洋を眺められる。
■大洗マリンタワー<住所:茨城県東茨城郡大洗町港中央10 電話:029-266-3366 時間:9:00~21:00(3~8月)、~18:00(9~2月) 休み:12月28日~12月30日 料金:大人330円>
ネタの大きさが自慢!市場の回転寿司で大満足「市場寿し」

魚市場に隣接する「市場寿し」。常時40種以上そろうネタをどーんと大きく切ってシャリにのせたスシは、食べごたえあり。ひと皿86円~というリーズナブルさも人気で、休日は行列必至だ。
■市場寿し<住所:茨城県ひたちなか市湊本町21-3 電話:029-263-6333(代) 時間:10:00~15:30(LO15:00)、土曜・日曜・祝日9:30~17:30(LO17:00)※ネタ切れ次第閉店 休み:不定 座席:96席(禁煙) 駐車場:250台(有料)>
旬の魚介を食べる!買う!「那珂湊おさかな市場」

「那珂湊おさかな市場」は、春はスズキ、サワラ、初夏はカツオ、冬はアンコウといった旬の地物はもちろん、全国から魚が集まる市場。地魚メヒカリの干物なども販売している。

また海鮮レストランが軒をつらねるほか、買い食いできる店舗も並び、どこからかおいしそうな匂いが漂う!
■那珂湊おさかな市場<住所:茨城県ひたちなか市湊本町19-8 電話:029-273-0116(ひたちなか市観光協会) 時間:店舗により異なる 休み:不定 駐車場:400台(100円/240分、以降100円/120分)>
無添加おやつ、干しイモが60種以上!「ほしいもとジェラートの店 大丸屋」

建物の前にある、巨大な干しイモのモニュメントがユニークな「ほしいもとジェラートの店 大丸屋」。敷地の奥には、広い乾燥室も備える。

イモの品種や製法が異なる多彩な干しイモは、年間を通じて購入が可能。もう一つの主力「ほしいものジェラート」(300円~)は、なめらかでイモの甘味もしっかり感じられる。
■ほしいもとジェラートの店 大丸屋<住所:茨城県ひたちなか市釈迦町18-38 電話:029-263-7777 時間:10:00~17:00、土曜・日曜・祝日9:00~17:00 休み:なし 駐車場:45台(無料)>
パティシエが作る干しイモスイーツ「グレートリーフ」

那珂湊駅から3つ駅を移動して金上駅へ。「グレートリーフ」は旬のフルーツを使ったケーキが地元で愛されるパティスリー。添加物を控え、発酵バターを使うなど素材にこだわる。おみやげ用に開発した、干しイモの焼き菓子が評判だ。
■グレートリーフ<住所:茨城県ひたちなか市大平1-13-1 電話:029-272-0480 時間:9:00~19:00 ※電話受付は7:30~19:00 休み:水曜、第2木曜 駐車場:4台(無料)>
有名コーヒー店の本店で特別な一杯を「サザコーヒー」

金上駅からさらに2つ目の駅となる勝田駅へと移動しよう。1969年に創業の「サザコーヒー」は、東京にも支店を持つコーヒー専門店の1号店。コロンビアに自社農園があるほか、品評会で選ばれた良質な豆も常時そろう。ブレンド3種、ストレート約16種と多彩な味わいも魅力だ。
■サザコーヒー<住所:茨城県ひたちなか市共栄町8-18 電話:029-270-1151 時間10:00~20:00(LO19:30) 休み:なし 座席:90席(喫煙可) 駐車場:60台(無料)>【東京ウォーカー編集部】
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編集部
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