新緑の蓼科高原で不思議な森の風景に出会う
東京ウォーカー
JR茅野駅から八ヶ岳方面に向かう国道299号線「メルヘン街道」は、蓼科高原の美しい景色の中を走る絶景ドライブルート。御射鹿(みしゃか)池はこの人気ルートの南側を並行して走る県道沿い、奥蓼科温泉郷近くの静かな森の中にひっそりとある。
静かな森の中に現れる幻想的な絵画の世界「御射鹿池」

ここは温泉地のため、池の水は強い酸性で魚が生息できないおかげで透明度は抜群。池の周囲は、静寂の白い冬、春のみずみずしい新緑、深い夏の緑、そして彩り豊かな秋の紅葉と、四季折々の表情を見せてくれる。今回は、そんな絶景とともに落ち着いた雰囲気のカフェや雑貨店巡りを一緒に楽しんでみよう。
【Best timing】5月(朝) 【絶景までの最短アクセス】約180分(東京から車で) 【Advice】鏡のように静かな水面を見るなら朝がオススメ。駐車スペースが限られているので、観光協会などで事前に混雑状況を確認
ここには立ち寄りたい!
古民家ギャラリー&カフェでゆったりとした時間を楽しむ「陶仙房 須栗平」

八ヶ岳の西側、蓼科エリアにある「陶仙房 須栗平」は、昭和20年代に建てられた古民家を再生したレトロな雰囲気が楽しめるギャラリー&カフェ。ランチでは、地元の食材を使った「古代米おにぎりプレート」(864円)が人気だ。

土間を使ったギャラリーでは、八ヶ岳を拠点に活動する若手作家たちの陶芸や織物作品なども展示販売。「木製ストラップ」(378円)や手すきの和紙で作った「和紙のピアス」(3240円)など、素材のぬくもりを感じるアイテムがそろっている。
本場で修業したシェフが作る北欧料理を味わう「北欧料理 ガムラスタン」

木のぬくもりと北欧グッズがディスプレイされた店内が印象的な「北欧料理 ガムラスタン」は、オンシーズンのディナーは予約必至という人気店。ランチ(1800円から)とディナー(3888円から)はそれぞれ3つのコースから選べ、ノルウェー産の食材を使った本場の北欧料理が堪能できる。
人と自然をつなぐ森ブランド「ムジカ」に会う「アートレビー小淵沢」

八ヶ岳の東側に位置する清里エリアのおすすめは工房体験ができる「アートレビー小淵沢」。“普段の生活に森の気配を”という思いを込めて地元作家が立ち上げたブランドのムジカは、小屋を使った8つのギャラリーで木のぬくもりが感じられる作品を展示販売している。

ギャラリー奥にある体験工房では時間無制限で好きなものが作ることができる。この日挑戦した“木のスプーン作り”では、イメージを描いた木材を電動糸のこでカットした後、ノミと彫刻刀で削り、形やイメージを近づけ、最後にヤスリをかけたら蜜ロウとオイルを塗って完成。
ギャラリー工房で手びねり作陶にチャレンジ「萌木の村 萌木窯」

同じ清里エリアにある「萌木の村 萌木窯」では、地元特産の果樹の枝の灰を釉薬にした優しい色合いの焼物が人気。店の作家が指導する陶芸教室を開催しているので手びねり作陶に挑戦してみるのもよさそう。
旬の野菜や果物を使った手作りジェラートをペロリ

店奥の工房で毎朝作るジェラートは常時10から12種類。一番人気は「しぼりたて牛乳」(シングル320円)で、他にも「カシス」や「そのまんま苺」「かぼちゃ」(シングル各320円)といった旬の野菜や果物を使ったフレーバーを用意。他にも好評のロールケーキやプリンなどが屋内外のイートインスペースで楽しむことができる。【東京ウォーカー編集部】
(C)JP/amanaimages
編集部
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