橋本環奈「平野紫耀さんは基本的に変わっている」大爆笑した出来事とは?

東京ウォーカー(全国版)

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『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』が8月20日(金)から公開。本作は、名門高校の私立・秀知院学園が舞台。生徒会長・白銀御行(しろがね・みゆき)と副会長・四宮かぐやが、互いに惹かれあいながらも「告白した方が負け」という呪縛によって、相手に告白させるべく頭脳戦を繰り広げる姿をコミカルに描く。

『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』で四宮かぐやを演じる橋本環奈


観客動員数180万人超の大ヒットを記録した前作に続き、大財閥の令嬢で文武両道な天才・四宮かぐやを演じる橋本環奈に、続編への思いや白銀役の平野紫耀とのエピソード、女優としての自身について語ってもらった。

2年ぶりの続編も「生徒会メンバーに囲まれて自然とかぐやに戻れた」

――2019年公開の前作から2年。続編が決まって撮影のために準備したことはありますか?

【橋本環奈】特別やったことはないです。ただ、どんな風に演じていたかな…?と思って。でも、前作を観返して自分の芝居をマネするのも違うと思ったので、前作の時と同じように原作を読んだり、かぐやのキャラクターを改めて掘り下げたりしたら、あの頃の感覚が戻ってきました。

それに、撮影初日に生徒会メンバーに囲まれた時、居心地がすごく良くて、自然とかぐやに戻れたように思います。演じた役って、撮影が終わったからといって自分の中からなくなるものではなく、普段は表に出ないけど蓄積されていくものだと思うんです。

――続編だからこその苦労やプレッシャーはありましたか?

【橋本環奈】続編だからと言って苦労した点はないですね。前作でキャスト同士の関係性ができていて今回もみんな仲良くやれたので、むしろ役についてより深く堀り下げる余裕があったかなと。やっぱり新しい作品に入る方が、現場の空気感やキャラクターの個性を掴むことに時間がかかったりするので。前作を超えなきゃいけない、みたいなプレッシャーも、いい意味で感じなかったですね。


平野紫耀を中心に一丸となっていた現場

――座長の平野さんに対して、改めて頼りになると感じたことはありますか?

【橋本環奈】彼自身はぐいぐい引っ張っていくタイプではないのかもしれないけど、自然と周りが平野さんについていくという感じはありました。体調を崩さないか心配になるくらい忙しい中、撮影を頑張っているのをみんなが知っていましたから、撮影がスムーズに進むようにするなど、平野さんを中心に周りが一丸になっていたと思います。

――撮影中に平野さんがセリフにあった「お祭り騒ぎ」を「お祭りわっしょい」と言って、現場で大爆笑が起こったそうですが、そういった出来事はほかにありますか?

【橋本環奈】現場では「お祭りわっしょい」が一番笑ったと思いますね(笑)。平野さんは基本的に変わっている人。バラエティ番組では笑いを取りにいってるわけではないのに、彼のひと言で笑いが起こります。天才的なワードセンスを持っていると思います。

――今作では、生徒会のメンバーに日向坂46・影山優佳さん演じる伊井野ミコが加わりました。

【橋本環奈】ミコちゃんは原作でも人気のあるキャラクターで、誰が演じるんだろうと私自身すごく楽しみにしていたんですが、最初に影ちゃん(影山優佳)に会った時、「ミコちゃんにぴったり!」と思いました。

本格的なお芝居は初めてと聞いていたんですが、すぐ打ち解けましたし、一緒に演じていて安心感がありました。影ちゃんはすごく真面目で、撮影を通してミコとしてどんどん成長していく姿がとても素敵でした。前作で関係性が出来上がっていた生徒会にひとりで加わって、なおかつミコちゃんとしての役回りも大変だったかと思うんですが、それを感じさせない姿がとても頼もしかったです。


――5人になった生徒会での撮影はいかがでしたか?

【橋本環奈】影ちゃんはすぐに生徒会メンバーの雰囲気を掴んでくれましたし、みんな年齢が近いのもあって、和気あいあいと撮影できていたと思います。撮影中だけでなく、休憩時間や食事の時も常に一緒にいましたね。アイスじゃんけんしたり、カードゲームを持ってきてみんなで遊んだり。そういうコミュニケーションが、生徒会の空気感にも繋がっていたと思います。

「かぐやを演じるうえでは狙いすぎないのが大事」芝居は頭脳派よりも感情派

――本作では白銀とかぐやが相手に告白させるための頭脳戦を繰り広げます。コメディ作品も演じるうえで計算が必要なのかなと思ったのですが、橋本さんが芝居をする時は頭脳派ですか?それとも感情派ですか?

【橋本環奈】コメディの種類にもよるんですけど、この作品の登場人物は笑いを取りにいっているわけではなく、真剣にやっている姿がハタから見たらおもしろいんですよね。かぐやを演じるうえでは狙いすぎないのが大事だと思うので、あんまり頭で考えるということはないですね。かぐや自身の感情の中で考えた方が、気持ちの流れを掴みやすい時も多いので、基本的には感情派かな。役を落とし込んだうえで、その時の気持ちを素直に表情に出すという感じですかね。

――では、違うタイプのコメディ作品だったら、笑いを取りにいくことも?

【橋本環奈】私は今まで、狙ってやることはなかったですね。基本的には監督にお任せしています。コメディといえば福田雄一監督ですが、福田監督の笑いに対して絶大な信頼があるので、言われたことを忠実に、そのうえで期待を超えるものを出せるように、とは思っています。


――ファイナルということで、完結編が公開されることについてはどんな思いでしょうか?

【橋本環奈】そもそも続編をやらせていただけることがうれしかったです。前作は想像以上の大ヒットでしたし、私だけじゃなく、みんなもそう思っているんじゃないかな。それに、続編だからこそ、キャラクターを深く掘り下げて演じるとか、作品の世界観をより深く描けたんじゃないかなと思います。

前作で花火大会や選挙戦などいろいろなエピソードをやったので、今回はどんな話をやるんだろうと思っていたのですが、ショートショートで構成されている原作の中で長編にあたる体育祭や文化祭をやれることがすごく楽しみでした。学園生活に欠かせないイベントでもありますしね。

文化祭の裏で繰り広げられる白銀とかぐや双方の企みなど、かぐや様っぽいというか、楽しんでいただけるシーンが詰まっていると思いますし、クライマックスはいい意味で期待を裏切る出来になっていると思います。前作よりいろいろとパワーアップして、全体を通してスピード感のある内容の濃い作品になっているので、ラブコメの枠を超えた恋愛頭脳戦を楽しんでいただけたらうれしいです。

【写真】橋本環奈の透明感あふれるビジュアルに釘づけ!癒やしカット多数


――最後に、橋本さんの出身地・福岡の思い出の場所やおすすめの観光スポットを教えてください。

【橋本環奈】家族がアウトドアが好きで、どこのキャンプ場か覚えていないんですが、みんなでよくキャンプに行っていたのが思い出です。

福岡っておでかけというより、グルメなんですよ。博多の渡辺通りに「かわ乃」というもつ料理店があるんですが、学生の頃に友達が昔バイトをしていたので、当時からよくもつ鍋を食べに行っていましたね。


スタイリスト=鈴江英夫(H)
ヘアメイク=森本淳子(GON.)
撮影=鎌田瞳
取材・文=大谷和美

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