ピーターラビットは一通の絵手紙から始まった!「出版120周年 ピーターラビット展」開催

2021年9月13日 10:30更新

東京ウォーカー(全国版)

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世界中で愛されるキャラクター 「ピーターラビット」 が、2022年に絵本の出版120周年を迎える。これを祝うアニバーサリーが、2021年9月4日からスタートした。

「ピーターラビット」が2022年に出版120周年!記念イベントや記念商品の展開がスタートする


ピーターラビットは、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターによるベストセラー作品。元家庭教師で仲の良かったアニー・ムーアの息子が病床に伏せていると知り、5歳だったノエル少年を励ますべく、“うさぎのおはなし”を絵手紙にしたためたのが、ピーターラビットのスタートだ。

手紙が送られたのは、1893年9月4日のこと。アニバーサリーが9月4日からスタートしたのは、この日にちなんでいるのだそう。

《ノエル少年への絵手紙》。右端に描かれている正面を向いたうさぎが、のちのピーターラビットだ1893年 ヴィクトリア&アルバート博物館(ピアーソン)(C) Victoria & Albert Museum, London, 2015


ポターは絵手紙を元にピーターラビットのストーリーを描き上げ、自費出版を経て、1902年10月2日に「ピーターラビットのおはなし」を発表。出版社のフレデリック・ウォーン社を通じ、大々的に発売された初めての絵本となった。

「ピーターラビットのおはなし」挿絵用の原画1902年 フレデリック・ウォーン社(C) Frederick Warne & Co. Ltd, 2017

「ピーターラビットのおはなし」挿絵用の原画1902年 フレデリック・ウォーン社(C) Frederick Warne & Co. Ltd, 2017


絵本「ピーターラビットのおはなし」の出版から120周年を迎える2022年10月2日に先駆け、2022年3月26日(土)から6月19日(日)まで、世田谷美術館(東京都世田谷区)で「出版120周年 ピーターラビット展」が開催される。

2022年3月から世田谷美術館で「出版120周年 ピーターラビット展」を開催


この展覧会は、やんちゃなピーターのバースデイパーティーがテーマ。最大の見どころは、日本で初めての同時展示となる、ノエル少年に送った絵手紙と、「ピーターラビットのおはなし」で使われた挿絵の彩色原画全点。

さらに、ポターがピーターラビットを生み出す以前に描いたうさぎのスケッチやイラスト、絵本出版の前年に自費出版で制作した私家版、そして草稿本など、約170点もの展示物が公開される。

世田谷美術館での開催後は、2022年7月2日(土)〜9月4日(日)に大阪・あべのハルカス美術館、2022年9月15日(木)〜11月6日(日)に静岡・静岡市美術館と、2カ所の巡回を予定。

19世紀の終わりから20世紀の始まり、世紀をまたいでこの世に誕生したピーターラビット。120年もの年月が経過しているとは到底思えない、ポターの描いた貴重な原画を、ぜひその目で確かめてみて。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

BEATRIX POTTER(TM) (C) FrederickWarne & Co.,2021

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