【リレー連載】フォーリンデブはっしー&もえのあずき「東京食遺産」Vol.1
東京ウォーカー
日夜食べ歩きに勤しむ食のアスリート2人が世界の人に食べてほしい絶品グルメを交代でご紹介。Youの胃袋をお・も・て・な・し♡
今回は「フォーリンデブはっしー」がお届けします!
LOVE&BEEF焼肉が世界を救う!
はっしーさんが記念すべき第1回に選んだのは「炭火焼肉 赤坂大関」。繁華街の細〜い路地を、きたるべきカロリー摂取に向け、ずんずん進んでいく。
「僕らも旅先で、地元の人が通っているお店に行くとワクワクするじゃないですか。外国の方もこういう所を歩くだけで楽しいと思うんですよね。『食はエンターテインメント』が僕の持論。おいしい料理に、プラス楽しい要素が加わると、もっとおいしく感じる。でも、ただ楽しい観光地的な店じゃダメで『日本人も通ってしまう本当のおいしさ』、そこに本当の『日本ならでは』の味が潜んでいると思うんです。その点でも今回のお店は必見。日本が誇る黒毛和牛の厚切り肉を炭火で味わえるんですから!」
はっしーさんが熱く語り、カロリー消費している間にお店到着。フツーの民家にしか見えない店構えは、日本人にもかなりの衝撃だ。
「こんにちは〜。いつもの『上 牛一匹』をお願いしま〜す」
牛を丸ごと!?連載パートナーの『大食いアイドル』もえあずに強烈な先制攻撃かと思いきや…。
「あ、『上 牛一匹』ってメニュー名です(笑)。イチボやザブトン、ホルモンなど全19種を特性に合わせてタレ、塩、味噌の3皿で味わえる、3名用のコスパ最強メニューです!見てください、この肉のぶ厚さ!お皿の上で肉が満開ですよ〜」
肉の焼けるジュージューという胃袋も踊るBGMにノリノリのはっしーさんが饒舌に続ける。
「ここはザ・王道の焼肉ですよね〜。繁華街で煙の出る炭火を使っている店は希少です。肉バルや肉割烹など肉食界がオシャレ路線に進んでいる中で、昔ながらのこういうお店で、和牛のおいしさに目覚めてもらうのもオツでしょ」
和牛は日本の霜降り文化に根ざした脂追求型の種で、外国の牛は赤身追求型。めくるめく脂の甘味やジューシーさをまだ体験したことのない外国人も多いんだそう。
「まずは好物のハラミから…。ん〜〜デブリシャス!!肉厚でガブっと肉を喰らっている感じが最高。次はオンザライス、いっちゃいますぅ?ん〜♡」
ひと時の恍惚の世界から帰還したはっしーさんが、今日から使えるテク肉(ニック)を伝授してくれた。
「網の温度差を利用するのが上手に焼くポイント。最初は網の中心の高温域で一気に火を通して、裏返したら端でゆっくり焼き上げて。この、焼きながら食べる行為自体がエンターテインメント。お酒も注ぎつ注がれつで仲良くなるように、焼肉も焼きつ焼かれつ仲良くなっていく。焼肉が世界平和をもたらす日が来るかもしれませんよ!」
デブリシャスのためのマメ知識!
「一般的に使われる先端がギザギザのトングは、肉をつかんだ時に傷をつけてしまい、焼く過程で肉汁が流出。先が丸いトングを採用している店は、肉を傷つけないよう気を配るいい店という証拠です」
遺産ポイント!
超厚切り和牛をリーズナ「デ」ブルに!焼肉の王道を楽しめる!
次回の東京食遺産は大食いアイドル・もえのあずきがご案内。【東京ウォーカー編集部】【ライター/梅川晃代】
編集部
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