GK川島永嗣、魂のPKストップ!ビッグセーブが持つ意味

東京ウォーカー(全国版)

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ビッグセーブ再びで、2試合連続の完封勝利を引き寄せた。

サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第7戦が、3月28日(火)に開催。6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、タイ代表と埼玉スタジアムで対戦し、香川真司と岡崎慎司、久保裕也、吉田麻也のゴールで、4-0と快勝を収めた。

試合後にサポーターの声援に応える川島(C)新井賢一


3月23日(木)に行われ、2-0で勝利したアウェーでのUAE代表戦に続く完封勝利。2試合連続で起用されたGK川島永嗣が、再びビッグセーブで無失点に導いた。

UAE代表戦は昨年6月以来の代表戦出場で、所属するフランスのFCメスで公式戦のピッチに立ったのは、1月に行われたカップ戦1試合のみという状況だった。しかし、一対一のピンチを防ぐビッグセーブでチームをピンチから救い、敵地での完封勝利に貢献。試合勘を不安視する声を、プレーで黙らせた。

タイ代表戦でも、前半終了間際に与えたCKから、至近距離でシュートを放たれたが、鋭く反応して左足でボールをかき出した。

試合終了間際の86分に迎えたPKの場面では、「なんとなく、自分としてはあっち(GKから見て右側)で勝負しようかなと思った」という読みでシュートストップ。セービング直後に雄たけびを上げながらガッツポーズをスタンドに向けて繰り出したほどの会心のプレーについて、「タイミングだけしっかり合わせていこうと思って、ちょうどいいところにボールが来た」と振り返った。

2試合連続の完封勝利の立役者について、日本代表のヴァイッド・ ハリルホジッチ監督も「永嗣が素晴らしい功績を残してくれた」と賛辞を惜しまない。「彼のことを思うと喜ばしい。私は彼を信頼していたが、それを裏付けてくれた」と、期待に応えるプレーを喜んだ。

川島自身、「結果的に無失点で終わるということは、自分たちが上にいくという意味でも大切なこと」と語る通り、得失点差を考慮すれば後に大きな意味を持つ可能性があるだけに無失点の価値は大きい。

指揮官が「彼にはブラボーと言いたい。称えたい」と語れば、記者も取材エリアで幾重にもなって、殊勲者の声を聞こうとする。誰もが、守護神のプレーが持つ意味をわかっていた。【ウォーカープラス編集部/コタニ】

コタニ

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