「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」佐藤祐市監督、品川祐 来札インタビュー!

北海道ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

11/21(土)ユナイテッドシネマ札幌ほかで公開の「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」。「キサラギ」(’07)で日本アカデミー賞4部門、話題賞を受賞した佐藤祐市監督と、最近は芸人だけでなく、監督や小説家としての活躍も目立つ品川祐が来札。映画のテーマである「働く」ということ、また主人公を演じた小池徹平さんについて聞いてみた。

●残業・徹夜は当たり前の過酷な職場を舞台に繰り広げられる今回の映画。お2人にとって『働く』とは一体どういうことでしょう?

佐藤「僕の場合は次に繋げるため、というのが大きいです。仕事を通じていろんな人と出会える楽しみ、その楽しみを続けるために今ある仕事を頑張る、働いていくっていう」

品川「仕事を仕事と思ってないんですよね。好きだからやってる、というかこんな楽な仕事はないよなと思うくらい。ただ、来年には仕事がないかもしれないとか、最初の5〜6年食えない時期が続くとか、楽なことばかりなわけでもないですし。どんな仕事でもリスクなり喜びなりはあると思うので、リスクばかり考えるんじゃなく、良い部分っていうのをちゃんと感じていければいいと思いますよ」

●小池徹平さんの印象は?

佐藤「彼はアイドルとしての面だけじゃなく、ちゃんと役者もできる人で、礼儀正しいんですよ。だから彼がいることによって、和やかな現場でいられましたね。仕事はプロとしてちゃんとやるし、だからこそプロフェッショナルとして集まった皆さんも彼を支えるべく一緒に作っていけたんじゃないかな、と。ぜひこの映画で彼が役者としてもう一段上がってくれたらいいなと思います」

品川「年的には僕が上なんですけど、役者としては徹平くんのほうが場数をこなしてますから、『すごい上手い役者の先輩』として見てました。あと感じたのは、徹平君ってほめられたら『ありがとうございます』って素直にいうんですよ、謙遜しないで。それがすごい気持ちいいなと思って。僕はほめられると、素直に喜べなくて笑顔がひきつっちゃうんですけど。徹平君を見ていて、学ぶところは多かったです。若いけれど、しっかりとした座長さんでしたね」

○プロフィール

・佐藤祐市…1962年、東京都生まれ。テレビドラマ「僕の生きる道」(’03)、「シバトラ〜童顔刑事・柴田竹虎〜」('08)などを演出。劇場映画では「キサラギ」(’07)、「守護天使」(’09)などを監督。

・品川祐…1972年、東京都生まれ。お笑いコンビ「品川庄司」として活躍するほか、「ガリレオ」(’07)をはじめとしたテレビドラマ・映画などで役者としても数多くの作品に出演。自身の小説の映画化「ドロップ」(’09)では監督も務めている

この記事の画像一覧(全1枚)

キーワード

カテゴリ:
地域名:

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る