【鎌倉駅〜材木座エリア】地元の人と出会い、働きながら暮らしを味わおう!
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東京ウォーカー(全国版)
2021年11月22日(月)〜26日(金)に「鎌倉ワーケーションWeek2021 Vol.1」というキャンペーンが開催される。民泊サービスで知られる「Airbnb(エアビーアンドビー、通称エアビー)」協力のもと、鎌倉のコワーキングスペースと連携したイベントだ。
ワーケーションとは「働く(Work)」と「休暇(Vacation)」を組み合わせた言葉で、ゆったりと旅先で仕事とバケーションを両立させながら楽しむ、という働き方のひとつ。
都心からも近く、自然豊かな鎌倉は、ワーケーションにぴったりの場所。オススメスポットを、さまざまな鎌倉の文化に触れられるコースを紹介する。今回は、地元の人が住んでいるエリアで、鎌倉の暮らしに触れられる、鎌倉駅〜材木座エリア。
1:1日の始まりは朝食から!「朝食屋 COBAKABA」でスタート
鎌倉の朝は早く、朝ごはんを食べられる店も多い。開発目まぐるしい鎌倉駅東口から、若宮大路を材木座方面に向かうと、すぐに現れる「朝食屋 COBAKABA」でまずは腹ごなし。ここは、地元の人や、ツウな観光客が訪れる朝食の専門店だ。


店内は朝の光が舞い込み、気持ちのいい時間を過ごすことができる。メニューは定食がメインで、五穀米・季節のお味噌汁・季節のお漬物・漢方茶のセット「汁飯香(しるめしこう)」(600円)が基本。五穀米は、鹿児島県霧島の契約農家で作られた有機五穀米。季節のお味噌汁は、店主が隣の「鎌倉市農協連即売所(レンバイ)」という市場で朝仕入れた野菜がどっさりと入る。店で漬けた自家製ぬか漬けや、胃腸にいいオリジナルブレンドの漢方茶「こば茶」など、“腸活”にも最適なラインナップ!

おすすめは「サバの文化干定食」(1300円)。店主が惚れ込んだ「越田商店」(茨城県)から仕入れた干物を使用。創業時より半世紀も製法を変えず、手作業で丁寧に作る無添加の干物だ。くさみもなくほんのりと甘さを感じるジューシーな干物を、注文を受けてからふっくらと焼き上げる。15分ほどかかるが、慌ただしくなりがちな朝だからこそ、落ち着くにはちょうどいい時間だ。
そのほか店頭には、調味料や米など、店主にゆかりのある無添加・エコな食品が販売されている。特に、相模原市の丹沢の麓で平飼いされた有精卵「さがみっこ」は、とってもナチュラルで濃厚!こちらはメニューでも、特製のだし醤油とともに「卵かけご飯定食」(850円)として味わえる。

最高の時間が過ごせる朝食店で、しっかりとエネルギーをチャージしよう!
■朝食屋 COBAKABA
住所:鎌倉市小町1-13-15
電話:0467-22-6131
営業時間:7:00~14:00(LO13:30)
休み:水曜
席数:19席※禁煙
駐車場:なし
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩3分
HP:
http://cobakaba.com/
2:地元の人が住む大町へ移動!「HATSU鎌倉」でお仕事開始
さて、「朝食屋COBAKABA」から材木座の方面へ少し進み、「大町橋」を渡ると見えてくるのは「HATSU鎌倉」。ここが午前中のワークスペースだ。
「HATSU鎌倉」とは、2019年11月に設立された神奈川県産のベンチャー支援のための施設。起業支援の拠点として、起業・事業を始める人を地域のコミュニティとつながりながら支援する場として開かれている。

神奈川県の施設と聞くと少し堅いイメージがあるが、現代的でスタイリッシュな建物が入りやすい印象。「HATSU鎌倉」は3階建て。1Fは地域の人と交流する場「コミュニティラウンジ」、2Fがドロップインで使えるワークスペース「ダイアローグフロア」、3Fが会員のみが静かに利用できる「フォーカスフロア」となっている。

注目したいのは、1Fの「コミュニティラウンジ」。ここは誰でも使える公共空間で、なんと無料。その名の通り、地域住民や地元企業とつながれる。起業のアイデアを出したい時や、誰かとコミュニケーションを取りたい人が集う、いわば出会いの場だ。また、起業家の新サービスの実証実験に参加したりなど、貴重な体験もできる。「地域の人と触れ合いたい」「鎌倉で何かを始めたい」と考えている人はぜひ使いたいスペース。


この施設の起業支援を受けるには、会員登録が必要。起業支援というと難しく感じるが、まずは気軽にコミュニティに入れる、オンライン会員(5500円)から始めるのもおすすめ。定期的に開催されるオンライン交流会に参加できたり、マーケティング勉強会など過去の講座をアーカイブ動画で勉強ができる。ほかにも、専門家や起業家が課題解決をサポートしてくれたり、実証実験の場所を地域で紹介してもらえたりと、刺激になることもたくさん。もちろん、まだそこまで考えていなくても、価値観の合う仲間を探すにも最適だ。月に10件くらいは起業や事業の相談が来ているという。

ちなみに、「鎌倉ワーケーションWEEK vol.1」の時期は、「HATSU鎌倉」主催のオリジナル講座「起業家養成講座」を開催(2021年11月24日(水)〜2022年1月31日(月)、全8回)。起業家としての基礎を学べる座学形式のプログラムだ。各回単発参加もOKなので、興味がある人は覗いてみよう。最新情報は、Facebookなどで随時更新している。
■HATSU鎌倉
住所:鎌倉市大町1-1-14
電話:0467-39-5505
営業時間:1F 10:00〜17:00(月曜〜土曜、2Fは平日のみ)
休み:1F日曜・祝日、2F土曜・日曜・祝日
駐車場:なし
交通:鎌倉駅東口より徒歩5分
HP:
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/hatsu/
3:知る人ぞ知る!概念が覆る「極楽カリー」でランチ

午前中の仕事を終えたら、近くの「極楽カリー」へGO!こちらは、地元の人が通うランチのみ営業の店。元は由比ヶ浜大通りにあったが、2020年9月に大町エリアへ移転。観光客で賑わう鎌倉駅周辺とは打って変わり、大町は住宅街といった趣き。落ち着いた雰囲気ながら、地元の人が日常で利用する個性的な店がひしめく散策しがいのあるエリア。鎌倉時代の歴史ある米町にオープンしたことを「米町という地名でカレーライスを出すのはご縁を感じて励みになる」と店主。元々、移転前から常連の客も多かったが「駅から近くなり通いやすくなった」と好評だという。

この店のメインメニューは、カレー・サラダ・チャイがセットになった「チキンカリーセット」(1600円)一品。あとは、サイドでデザートのスパイスを混ぜたヨーグルトに蜂蜜、ピスタチオ、ドライエディブルフラワーをかけた「極楽ヨーグルト」(500円)があるのみだ。
メインメニューはこれのみ!というシステムにまず驚くが、実際に出てくると想像していたものとは違うイメージに「コレがカレー?」と再び驚くであろうこのひと皿。味付けは塩のみ、水を使わず、野菜と香辛料で鶏肉を「2泊3日」煮込んだというもの。小麦粉などは使っておらずグルテンフリーで、骨までクタクタに煮込まれた鶏肉が柔らかい。なかなかに不思議、かつクセになる味わいで、食べ終わるとなぜか「また食べたい」と思ってしまう。落語が好きな店主は、営業時間後のカレーの仕込み時間は落語を聞いているという。つまり「カレーに落語を聞かせている」状態。それも影響を受けているのかも?

ふと辺りを見回してみると、店内もミステリアスな雰囲気。店主がアジア、南米、アフリカなど世界を旅して集めたインテリアや、薬草やアーユルヴェーダ関連の書籍、ルーブル美術館に展示実績のある仏画師の仏画、店主の描いた仏画などが置かれている。

カレーは数量限定のため、早めの時間に訪れるのがおすすめ。店主が一人で営業しているので、電話などには対応できない。混雑状況や最新情報はホームページのニュース欄を確認しよう。店主曰く「いつまでやっていられるか分からない」とのことだが、鎌倉へ訪れるたびに行きたくなる、強烈なインパクトを与えるこのカレー。地元の人の行きつけにもなった味わいを体験しよう。
■極楽カリー
※現在営業停止中、営業再開は12月以降予定
住所:鎌倉市大町1-2-19 Yビル 1F
電話:非公開
営業時間:12:00~14:30(LO)※売り切れ次第終了
休み:日曜、月末の土曜
席数:14席※禁煙
駐車場:なし
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩5分
HP:
https://gokurakucurry.com/
4:午後のワーケーションはローカル感漂う「ハルバル材木座」へ

ランチ後は少し歩いて、材木座まで。午後のワークスペースは「ハルバル材木座」を目指そう。こちらを営んでいるのは伊藤賢一さん。32年間、都内の民放テレビ局で働いていたという元テレビマン。2020年12月31日付で早期退職し、2021年3月31日にこの「ハルバル材木座」をオープンさせた。できて間もないワークスペースだ。

「決して会社や仕事が嫌になった訳ではないけれど、今やるべきこと、やってみたいことがあった。定年まで待てないという思いもあった」という伊藤さん。「仕事をする場、お店をやってみる場、教室をやってみる場として活用してほしい。利用する人たちどうしでつながりが生まれ、さらに面白い場面が生まれたら」という思いから、このワークスペースのオープンに至ったそう。
23年間鎌倉に住んでいるという、「鎌倉人」でもある伊藤さん。テレビマン時代は朝7時には家を出て帰宅するのは23時、そんな生活を送っていたため、他の住民とのつながりはほぼなかったという。しかし、時がたつにつれ鎌倉の人たちを知れば知るほど、つながればつながるほど面白い人が多いと感じた。この場所は、実は伊藤さん一家の元自宅。4人家族から子供が独立して夫婦2人となり、2人で住むには広くなった家だが、いろんな人のよりどころとなるにはピッタリだった。

この施設の特徴は、ワークショップの開催が多いこと。オープンして約半年で、すでに約60ものワークショップが開催されている。元一軒家のためキッチンスペースも常備しているので、海から近い立地を生かし「海の家や飲食店をやってみたい!」という人に貸し出したりもできる。鎌倉ワーケーションWEEK期間内は、ワークショップを開催する予定だ。

もちろん、ワークスペースとしての利用もOK。ドロップインは1時間550円。1日いるなら2750円。程よく人の声が聞こえる空間は、仕事をするにもリラックスできる。少し疲れて、ゆっくりしたい時に立ち寄るのもいいかもしれない。大手のコワーキングスペースとも、企業を間借りしたワークスペースとも異なる雰囲気で、他の利用者ともフランクに触れ合える、仕事の場だけではないつながりを感じられる場所だ。

ハルバル出向いて、実際に会う、目にする、そこに身を置いてみる。そうすることでつながるための距離はぐっと縮まるのでは……そんな想いからの施設名。一人ぼっちで何かを生み出すのは難しいけれど、誰かと話したりすることで、生まれる何かもある。創造の場、インプット・アウトプットをするにも最適な場所だ。
■ハルバル材木座
住所:鎌倉市材木座2-8-23
電話:090-6525-6507
営業時間:10:00~18:00(予約による)
休み:日曜、月曜(月2回不定)
駐車場:なし
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩15分
HP:
https://harubaruzaimokuza.com/
5:夕暮れを楽しむ「材木座テラス(ZAIMOKU the TERRACE)」

さて午後の仕事を終えて、向かうのは材木座海岸目の前の施設「材木座テラス(ZAIMOKU the TERRACE)」。会員制サーフクラブや、ヨガスタジオ、ドックトリミングサロン、レストラン、宿泊利用もできる、複合施設だ。
湘南らしくサーファーが出入りしたり、朝からヨガや食事もできるので、充実した朝活をする住民も多い。朝活の後、ワークスペースでそのまま仕事もできるのが特徴だ。愛犬を連れての施設利用(宿泊も可能)もでき、大型犬を含め一時預かりも可能。愛犬もリフレッシュのトリミングやスパをしている間に、ヨガやサーフィンの体験レッスンをする、なんて使い方をする住民もいる。

会員制のシェアオフィス「GOOD WORKING ZAIMOKUZA」は、ドロップインなら1日3000円で利用可能。近隣住民以外ももちろん利用OKだ。そんな場所が、ワーケーションの最終地点。目の前は材木座海岸。極上のロケーションに身を委ねられるCafe&Dining「ZAIMOKUZA SEASONS」で鎌倉の1日を締めくくろう!


住民の利用はもちろん多いが、都内や遠方からくる人も、それぞれにリフレッシュできるようなコンテンツがたくさんあるのも複合施設ならでは。自分なりのプランで利用ができるのも嬉しい。プライベートでもお仕事でも、充実した時間を過ごせる施設だ。

■材木座テラス(ZAIMOKU the TERRACE)
住所:鎌倉市材木座5-8-25
休み:不定
駐車場:なし
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩15分
HP:
http://www.zaimoku-the-terrace.com/
ZAIMOKUZA SEASONS
電話:0467-91-9216
営業時間:平日11:30~21:00(LO20:00)、土日・祝日8:30〜10:00(LO)、11:00〜22:00(LO21:00)
席数:40席※禁煙
HP:
https://www.zaimokuza-seasons.com/
Good Morning Zaimokuza
電話:070-3530-3300
営業時間:8:00〜9:30(LO)、11:30〜20:00(LO19:30)
席数:30席※禁煙
HP:
http://zaimokuza-goodmorning.com/
GOOD WORKING ZAIMOKUZA
電話:070-7782-1100
営業時間:月額利用9:00〜20:00、ドロップイン10:00〜18:00
HP:
https://goodworking.jp/
もっと楽しみたいなら!「鎌倉市農協連即売所」へ

朝ごはんのついでに立ち寄りたいところと言えば、「朝食屋COBAKABA」の隣にある「鎌倉市農協連即売所」、通称「レンバイ」だ。地元の人の市場という位置付けで、鎌倉で取れた野菜などが集まる。鎌倉市内外の飲食店やシェフが、食材を仕入れに訪れるのがココ。

もちろん地元の一般の人も、家庭用に使う食材をスーパー代わりに利用したりもする。誰でもウエルカムな市場なのだ。鎌倉野菜は生産も不安定で少量なので、通常のスーパーにはほぼ出回らない。そんな希少な野菜と出合えるのも、この「レンバイ」を利用する醍醐味だ。しかも、生産農家が直接販売しているので、新鮮だし値段もお手頃!

昼過ぎには売り切れてしまうので、地元の賑わいを楽しむなら早めの時間に行くのがマストだ。朝のうちに立ち寄ろう。レンバイ内には市場のほか、ベーカリーやお団子店、焼き鳥店などのテナントもいくつかあるので、巡ってみるのも楽しい。
■鎌倉市農協連即売所(レンバイ)
住所:鎌倉市小町1-13-10
営業時間:8:00~夕方ごろまで
休み:なし
駐車場:なし
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩3分
HP:
http://kamakurarenbai.com/
鎌倉で宿泊するなら!
1日を締めくくった後も、名残惜しい!鎌倉でこのまま過ごしたい! そんな時は、ユニークな宿泊施設を予約、掲載できるサイト・エアビ―で宿泊場所も探すことができる。例えば材木座海岸近くなら、「
材木座海岸沿いの白い家
」がおすすめ。

海沿いの部屋からは美しい夕日が見られるので、鎌倉を最後まで満喫したい!という日にも最適。アートの香り漂う部屋で、ゆっくりした時間をすごそう。
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※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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