京阪電鉄が朝の通勤通学に便利な「ライナー」列車を導入へ
関西ウォーカー
京阪電気鉄道が、朝の通勤・通学に便利な全車両座席指定の「ライナー」列車を導入。京阪初の指定席と、インターネット専用サイトからの予約で、朝の移動が快適になる。

前面に掲げた「ハトマーク」や、2階建て車両がシンボルの京阪特急。現在は全車両が自由席で、乗車券のみで利用できるが、この8月20日(日)からグレードアップ。リクライニングシートを2+1の3列に配置した有料指定席車両「プレミアムカー」が6号車に連結される。

いっぽう、この特急列車用の車両を使った新たなサービスとして、8月21日(月)から平日朝のラッシュ時間帯に「ライナー」列車が運転される。この「ライナー」は、枚方市駅を7時15分ごろに発車する淀屋橋行きと、樟葉駅を8時20分ごろに発車する淀屋橋行きの2本が運転され、いずれも始発駅から京橋駅まではノンストップ。プレミアムカー以外の車両も全てが指定席で、乗車には「ライナー券」(300円)、プレミアムカーへの乗車には「プレミアムカー券」(400円)が必要となる。
「ライナー券」「プレミアムカー券」は、特急停車駅の窓口のほか、京阪電鉄のホームページ内に開設される専用サイト「プレミアムカークラブ」からも購入が可能。同サイトからは、購入後の列車変更や座席変更も行なえる。乗車日の14日前から販売されるので、たとえば残業や飲み会の前に、翌日の「ライナー券」を購入しておくといったこともでき、朝の通勤・通学がスムーズかつ快適に過ごせる。ちなみに1列車あたりの座席数は約440席で、うち40席は「プレミアムカー」だ。
樟葉駅や枚方市駅を利用する人にとっては実にうれしい、京阪初の全車指定席列車。「朝は座ってゆったりしたい!」という人は要チェックだ。【関西ウォーカー編集部/伊原 薫】
伊原 薫
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