20周年のホテルグランヴィア京都が全館リノベーション

関西ウォーカー

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ホテルグランヴィア京都は、今年9月11日(月)に開業20周年を迎えるにあたり、客室やレストランの改装、宴会場の増設や婚礼付帯施設の見直しなど全館大リノベーションを実施すると、4月4日(火)、発表した。ホテルグランヴィア京都は1997年9月11日の京都駅ビル開業と同時にオープンし、国際観光都市・京都の玄関口としての役割を担ってきた。

10周年の際にも館内の一部をリニューアルしたことはあるが、今回のように全館にわたってリノベーションを実施するのは初めて。同社の中村仁社長は今回のリノベーションについて「お客様の快適性、機能性の向上を目指す」とし、訪日外国人もしっかりもてなし、IT化・デジタル化にも対応できるようなリノベーションを実施するとしている。

今回のリノベーションでは7期にわたって全客室を改装予定。すでに1期工事で14階、15階のグランヴィアフロアのうち54室の改装工事が終了、第2期工事で38室が改装予定。その後も2020年までに順次改装を進めていく。インテリアには京都の伝統建築に使われている焼杉や茶室にある吊り棚をイメージした違い棚をはじめ、壁紙やじゅうたんなど随所に和のテイストが盛り込まれている。また、室内の液晶テレビに接続できるHDMIポートやステレオジャック、USB充電ソケットなどの機能があるマルチメディアハブも新設。昼間の観光で撮影した写真なども4Kテレビの大画面で楽しめるようになった。

15階のレストラン街はおもてなしの晴れ舞台の意味を込めて「KYO-BUTAI」と名付けられ、2月20日に「ビュー&ダイニング コトシエール」、3月25日に「スカイダイニング&ラウンジ サザンコート」が相次いでオープンしたほか、6月にはトワイライトエクスプレス 瑞風利用者専用の「瑞風 ラウンジ」のオープン、夏には「鉄板焼 五山望」の改装などを控えている。そのほかの飲食施設も順次改装予定。

婚礼関係施設では2月1日、4階に「ウェディングサロン」がオープン、7月ごろには「ウェディングカウンター(仮)」もオープン予定。また、小宴会場も増え、顔合わせや会食、会議など多彩な用途に利用できる。

また、同ホテルでは20周年企画として「京都鉄道博物館1周年&ホテルグランヴィア京都20周年 記念ウェディング」を企画している。昨年も実施されて、好評を博した企画で、今年は9月10日挙式予定。京都鉄道博物館1階の吹き抜けで、同館館長立会いのもと行う人前結婚式。今回は1組に限り募集する。4月30日(日)まで募集中。応募多数の場合は事前審査の上決定する。

客室やレストラン、宴会場などの改装計画は、東京オリンピックが開催される2020年の春ごろまでに完成予定。また、同ホテルでは2019年に、京都駅八条口にも新たなホテルを開業予定で、完成後はホテルグランヴィア京都とコラボしながら利用客の利便性を高めていきたいとしている。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】

鳴川和代

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