広瀬アリスがマンガ家に!“飯テロ”ドラマ『失恋めし』配信決定
東京ウォーカー(全国版)
大阪生まれで京都府在住の漫画家・木丸みさきのコミックエッセイ「失恋めし」(KADOKAWA刊)を原案としたドラマが、広瀬アリス主演で読売テレビ制作によりドラマ化。2022年1月14日(金)からアマゾンプライム・ビデオで全10話一挙配信されることが決定した。

原案となった「失恋めし」は関西ウォーカーに連載されていたコミックエッセイを1冊にまとめ2019年3月に刊行されたもので、恋が終わった時に心を癒し、元気をくれたおいしい店や食べ物を紹介する失恋×グルメコミック。
失恋エピソード×飯テロドラマ
ドラマで広瀬アリスが演じるのが、地元のフリーペーパーに「失恋めし」という漫画連載を持つ主人公のイラストレーター・キミマルミキ。連載のネタとなる失恋エピソードを、日々を探しながら過ごしている。
各話に失恋した人物が登場し、思い出の味をミキと共に味わいながら失恋エピソードを話すうち、いつしか傷ついた心が癒されて前向きな気持ちになれる…という物語。すべて実在する飲食店で撮影が行われ、その店の人気メニューが登場するのも見どころの一つ。“飯テロドラマ”ともいえる。
井之脇海、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコ、若林拓也らが出演
出演は広瀬アリスのほか、ミキがほんのり恋心を抱く近所の花屋の青年を、若手実力派俳優として注目される井之脇海、フリーペーパーを発行するSTO企画の編集者を村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコ、ハラハチ弁当の配達員を若林拓也が演じる。ちなみにSTO企画は佐藤さんという苗字の社員ばかりが集まるため、編集者は1号、2号、3号と呼ばれる。
「ゆるい」けど、食欲が勝つかも!?
監督は「勝手にふるえてろ」(2017)「私をくいとめて」(2020)など話題の映画を手がける、大九(おおく)明子。大九監督は「『失恋めし』を配信ドラマにというお話を頂戴した時、寝る前に見たくなるゆるいものにしようと決めました。そのために“丸々区三角町”というふざけた一区画を爆誕させ、血眼でゆるさに徹しております」と、「ゆるさ」を強調。
しかし「これを観てどうぞゆるりとお眠りくださいと言いたいところですが睡眠欲に食欲が勝ってしまうかもしれません。私なんかもう、数々のご馳走を美味しく食べる登場人物達の咀嚼音を思い出して、ヨダレが出てまいりました」と飯テロドラマをも自認する。
「失恋したらおいしいご飯をいっぱい食べよう!」と広瀬アリス
主演の広瀬アリスは「お芝居していてとても心地よかったです。主人公のキミマルミキちゃんの役柄が染みついていく感じがあり、気持ちいいなって思いながらお芝居することができました。撮影中、自分の癖やちょっとしたミスなどを、大九監督が芝居としてそのまま活かしてくださったので、焦った顔や、道を間違えた瞬間など、普段のままの私が映し出されていると思います。ありのままでいれたことに感謝しています」と演じた感想を述べる。
さらに「“失恋“というと、ネガティブな感情になると思いますが、それを乗り切れる何かがあるのはとてもいいことだし、食べることもそのひとつだとこの作品を通じて思いました。いつか私が失恋したら、美味しいごはんをいっぱい食べよう!と思います(笑)」とポジティブに語る。
「読んだ人が前向きな気持ちになれること」を心がけた作品
原作者の木丸みさきは「関西ウォーカーで連載していた漫画『失恋めし』がまさかドラマの原案になるなんて…。世の中何が起こるかわかりません。『失恋と食』をテーマにした漫画なのですが、連載中は『安易にやけ食いに走らないこと』『読んだ人が前向きな気持ちになれること』を心がけてひとつひとつのエピソードを考えました」と連載当時を振り返る。
また、ドラマ化に当たっては「今回のドラマでは広瀬アリスさん演じる漫画家のキミマルミキが、きっと私の何倍も面白くて前向きになれるエピソードをひねりだしてくれると思います」と期待する。
そのほか脚本は今井雅子、音楽は髙野正樹。ドラマは2022年1月14日(金)からAmazon プライム・ビデオにて一挙独占配信。2022年7月からは、読売テレビでの放送が予定されている。
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