【SDGs】まだまだ認知度低い「フードドライブ」とは?家庭で余った食品を必要な人へ届ける!スーパーでできる「私のSDGs」を始めよう

2022年2月10日 03:33更新

東京ウォーカー(全国版)

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世界的にSDGs(エス・ディー・ジーズ/持続可能な開発目標)への関心が高まるなか、各企業でもさまざまな取り組みが行われているが、具体的にはどのようなことが行われているのだろうか?今回は、西日本を中心に展開するショッピングセンター「ゆめタウン」でおなじみの「イズミ」に、SDGsに取り組んだ経緯や、具体的な活動内容について聞いてみた。

西日本を中心に店舗展開するショッピングセンター「ゆめタウン」


SDGsってなに?

SDGsとは、国連に加盟する全ての国が、持続可能でより良い世界を目指すための2030年までの国際目標。持続可能な世界を実現するため、「貧困」「飢餓」「健康と福祉」などをテーマにした17の目標と169のターゲットで構成。アジェンダでは、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っている。

SDGsのロゴ


SDGs以前から環境問題への取り組みを実施

――まず、SDGsの取り組みを行うようになった経緯やきっかけについて教えてください。

【広報担当者】弊社では、「SDGs」と名付けられる前から、プラスチックの削減(レジ袋持参運動やトレー回収等)や食品ロスの削減など、環境問題に配慮したアクションを行っております。それらの活動に対してさらに積極的に取り組むことで、持続可能な社会を目指したいと考えています。

――具体的にはどのような活動を行われているのでしょうか?

【広報担当者】食品ロス削減活動として、廃棄を出さない努力を行なっております。例えば、廃棄の見える化の実施や適正量の発注の徹底を行い、そのために必要な発注端末を導入しています。どうしても出てしまった魚のあらや野菜くず、廃油などの食品廃棄物は、肥料や燃料へリサイクルをしています。

お店ではお客さまとともに取り組めるプラスチック削減の活動として、店頭で食品トレーを回収し、回収されたトレーは専門の業者で新しい食品トレーに生まれ変わります。また、レジ袋の削減、啓発などを実施しています。

店舗に設置されているプラスチック容器回収BOX


食品ロス削減のために「もぐもぐチャレンジ」「フードドライブ」を実施

――「廃棄を出さない努力」として、フードロス対策にも注力されているそうですね。

【広報担当者】そうですね。食品ロスを減らすために、「もぐもぐチャレンジ」と「フードドライブ」という取り組みを、2021年から始めています。

まず「もぐもぐチャレンジ」とは、賞味・消費期限が近づいた惣菜や弁当に専用のシールを貼って、購入を促すような活動です。そのシールを10枚集めるとおもちゃや景品が当たるという内容で、現在は40店舗で施行(2021年11月末時点)しています。

そして「フードドライブ」とは、家庭で余った未開封の食品を持ち寄っていただき、各地域のフードバンクを通じて子供食堂など福祉施設に食品を届けるといった取り組みです。持ち込んでいただく食品としては、「常温で保存できる」「賞味期限が1カ月以上残っている」「成分アレルギー表示などがある」といった条件(店舗により条件は異なる場合がある)の食品が対象です。自宅の食品在庫を活用でき、食品を必要とする場所に確実に届けることができるとあって、多くのお客さまに利用していただいています。

現在、中四国地方と九州のゆめマート全37店舗(2021年11月末時点)で実施しており、今後も実施店舗は増やしていく予定です。

【写真】スーパーに設置された「フードドライブ」のコーナー


――「もぐもぐチャレンジ」も「フードドライブ」も消費者が気軽にSDGsに参加できる、最適な取り組みですね。そんな食品ロスや廃棄物リサイクルに積極的に取り組まれている会社として、SDGsをより気軽に生活に取り入れるためのアドバイスなどがあればお教えいただけますか?

【広報担当者】食品ロス削減のために、すぐに食べるものなら手前から商品を購入する「てまえどり」をしてみる、お買い物の際にはマイバッグを持参する、ペットボトルやトレー等を店頭のリサイクルBOXに入れるなど、お買い物を通してできる活動はいくつもあります。「SDGsに取り組みたいけれど、どうしたらいいのかわからない」と迷っていらっしゃる方も、ぜひ毎日のお買い物の際にできるところから取り組んでみてください。

――ありがとうございます。では最後に、読者に向けてメッセージをお願いします!

【広報担当者】SDGsの活動を続けていくことで、日常のお買い物を通じて、誰もが環境について考えられる社会、お子さまから高齢者の皆さま全員が暮らしやすい街を目指していきたいと思います。

また、今後も「モノ」のみでなく、「安全・安心」を感じ「お客さまと地域のつながりを提供する場」として、将来もずっと店舗が存在し続けることが大切だと考えます。お客さまはもちろん、イズミにつながる多くの皆さまとともに、一人一人ができることを実施していき、「住みやすい未来」を実現していきます。

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