「40周年記念 ピングー展」が横浜赤レンガ倉庫にやってきた!貴重な資料など約400点を展示【PR】

東京ウォーカー(全国版)

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世界一有名なペンギン“ピングー”。その40周年を記念した展示会「40周年記念ピングー展」が2020年から全国を巡回中。実際に撮影に使われた本物のクレイ人形やジオラマ、原作者オットマー・グットマン氏直筆の絵コンテやメモなど、初公開資料を含む約400点が展示されている。横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県横浜市)で2022年1月10日(祝)まで開催されているアニバーサリーなイベントを、モデルの垰智子さんがレポートしてくれた!

内覧会にはピングーとピンガが遊びにきてくれた!

物販コーナーで1会計(税込1000円以上購入)につき1枚もらえる ※数に限りあり。なくなり次第終了


全部で5つの章で構成されている会場は、メインビジュアルが飾られたエントランスからスタート。

エントランスを通り抜けたらいよいよピングーの世界へ

まずは、キャラクター紹介で、それぞれの個性をチェック!

国内初公開となる貴重な絵コンテ


第1章「BIRTH ピングー誕生秘話」では、登場人物紹介のポップを前に、「ピンガはピングーの妹だったんだ。家族構成がわかりやすい」と智子さん。ここでは、原作者のオットマー・グットマン氏にまつわるエピソードや制作資料などの初公開資料を展示。「オットマーさんは、制作の途中で亡くなっちゃったんだ…。でも、その意思を日本人の甲藤征史さんが継いでくれて今があるんだね」と、貴重なコンテをじっくり鑑賞。

シリーズ5の第21話「ピングーと壊れたドアベル」のひとコマ


先に進むと、数々のクレイ人形が登場。「これ、実際に撮影に使われていた人形なんだ!」と、驚きながらさまざまな角度から覗き込む智子さん。第2章「CLAY クレイアニメーション」では、実際に撮影で使用されたクレイ人形をエピソードと共に紹介。「この人形をひとコマずつ動かしながら撮影するのって、すごく気が遠くなる作業だな…」さまざまな表情や仕草のピングーたちを眺めながら、奥深いピングーの世界にどんどん引き込まれていく。ピングーの原案になったパイロットフィルム「南極からやってきたピングー」も必見だ。

クレイ人形を作るのに使われた道具も展示

スズでできた足を使うことで、安定感を持たせていた


「よく見る道具で作っていたんだね。ピングーの消しゴムがあるけど、これもピングー制作に使われていたのかな?」第3章「STUDIO 魅力の詰まった制作スタジオ」は、ピングー・スタジオで使用していた撮影台の模型を展示し、アニメーション制作過程や撮影方法を紹介。クレイ人形や小物が完成したら、ポーズや表情を差し替えながら少しずつ撮影。背景などは、奥行きを出すために3段構造になっていたそう。

ピングー・スタジオで使われた撮影台を再現。奥行き感を演出するため、背景を3段に分けた撮影法を採用していた

効果音の収録模様やアフレコの模様をムービーで紹介

ピングーたちの相関図を辿る智子さん


「こういうセットを組んで撮影していたんだ」と、撮影スタジオの様子と10倍サイズに拡大されたフィルムを眺めていると、隣からどこかで聞いた声が。声がする方を振り向くと、ムービーでカルロ・ボノーミ氏によるアフレコシーンが紹介されている。「え?ピングーたちの声ってひとりで吹き込んでいたの!?」と、カルロ・ボノーミさんがすべてのキャラクターのアフレコを担当していたという事実に、びっくりした様子の智子さん。

人気の撮影スポット「ピングー百面相」は、さまざまな表情をしたピングーの顔でいっぱい!

「ラッパみたいな口がかわいい」と、表情をちょっと真似してみる智子さん

横から撮ると立体的に見えておもしろい


人気のフォトスポット「ピングー百面相」もお忘れなく。多彩な表情をしたピングーの顔が散りばめられ、斜め横から撮影するとおもしろい写真が撮れる。

コマを追うごとに変形するクレイフィギュア「時間オブジェ」。シリーズ5の第13話「ピングーとパパの釣り合戦」より、パパにおねだりするピングーを展示

壁にもさまざまなクレイ人形が展示されている


第4章「ART PIECE ピングーのアートピース」では、躍動感溢れるシーンを表現するために作られた人形や小物を、コマ送りのように並べてディスプレイ。クレイアニメならではの表現方法がわかりやすく展示されている。「ピングーがグーンって伸びたり、ペタンって潰れたり、こうやって動きを表現していたんだね」と、かわいい動きの秘密を知った智子さん。ほかにも小道具の紹介や、甲藤征史氏が撮影したピングー・スタジオ内部の映像も上映されている。

いよいよ最終章へ!

3DCGで描かれたピングーにも、クレイ人形の質感が受け継がれている

すべての展示を楽しんだあと、マルシェに向かう途中には2メートルもの巨大ピングーが出現!ここもフォトスポットとして人気


そして、最後となる第5章「3DCG 3DCGアニメーションとこれからのピングー」へ。この章では、これまでのクレイアニメから3DCGアニメへと変貌を遂げた「ピングー in ザ・シティ」の世界観を紹介している。「ピングーは2017年から3DCGアニメに変わったんだ。しかも日本で作られてるって知らなかった!」

3DCGアニメーション「ピングー in ザ・シティ」は、舞台が南極から都会に移りピングーがさまざまな職業に挑戦するストーリーに生まれ変わったが、クレイの質感やコマ撮りの動きなどの特徴を追求しながら、ピングーの世界観がCGで表現されている。

展覧会限定グッズがいっぱいの「ピングー・マルシェ」

展覧会オリジナルグッズが大集合


すべての展示を楽しんだあとは、グッズショップ「ピングーマルシェ」でお買い物。展覧会限定グッズや、有名ブランドとのコラボレーションアイテムなど、ファン必見のアイテムが入手できる。

「Pingu 40th リバティプリント ミニトートバッグ」(3300円)

写真左から「Pingu 40th ぬいぐるみ ピングーとくま」(4400円) 、「Pingu 40th ぬいぐるみ ピンガとうさぎ」(3960円)

「Pingu 40th カリタHASAMIマグカップ ホワイト」(2860円)

写真左から「タンブラー」(1870円)、「ピングー ワンプッシュステンレスボトル 350ml(ピングー)」(2750円)

写真左から「2連アクリルキーホルダー」、「リフレクター(ピングーフェイス)」、「リフレクター(ピングーとクマ)」(各715円)

写真左から「iphoneEラバーエッジ ホワイト」、「iphoneEラバーエッジ ブルー」(各2750円)


グッズに夢中になっていたら、プロデューサーさんに遭遇。展覧会について話を伺った。

智子さん :展示してあるピングーが、まるで動いているようでとてもかわいかったです!

プロデューサーさん :これだけ大規模なイベントは初めてなんですよ。現在のピングーは、CGで作られていますが、昔のアニメの原理を楽しんでもらえるように工夫して展示しています。当時ピングーのアニメを見ていた大人から、小さいお子さんまで、親子で楽しめる展覧会にしたいと考えて作りました。

智子さん :大人が見ても学びがあって楽しいと思いました。ピングーというキャラクターのファンシーな部分だけでなく、アーティストの人たちが作り上げた作品としても楽しめました。それに、内容も充実しているのでじっくり楽しめますね。

プロデューサーさん :じっくり見たら1時間くらいかかりますかね。見どころがいっぱいあるので、展覧会としては長い方だと思います。クレイ人形など360°見られるのも魅力です。

智子さん :入場した時は、15センチ~20センチのピングーがいっぱいあって、それが時代を経てCGで作られて、展覧会の最後は大きなピングーにバイバイしました。時代ごとに進化しているなぁって感じました(笑)。

プロデューサーさん :実は、最初から造形・立体で見せ方を統一しているんです。作品の手法は変わりましたが、ピングーならではの楽しい動きとか、粘土ならではの動きは、ほかのキャラクターでは実現できないと思います。ペチャンコに潰れたり、伸びたりとか。そういうところも楽しんでもらえたらと思います。初の本格的な展覧会なので、“クレイアニメーション ピングー”の楽しいところをすべて詰め込んだんですよ。

智子さん :ありがとうございました!楽しかったので、またリピートしたいと思います。

大きな絵コンテが描かれたウォールアートもフォトスポットのひとつ


ピングー展は、横浜での展示が終わったあとは台湾にいってしまうので、国内ではしばらく見られなくなりそう。初めて訪れる人はもちろん、リピートしたいという人は、期間中に横浜赤レンガ倉庫へ急ごう!【ウォーカープラス/PR】

※感染症対策を行ったうえ、施設の了承を得て撮影時のみマスクを外しています。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

写真=阿部昌也
取材・文=北村康行

(C)2021 JOKER

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