妻の産休中に“年間200万円”貯めた「会社員の貯金・節約術」を公開！

妊娠・出産で妻が産休に入ると、生活費の見直しをしなければなりません。これまでできた貯金もなかなかできなくなってしまい、お金に対しての不安を持つ方も多いのではないでしょうか。

筆者は妻が産休中に年間で200万円の貯金を達成しました。今回は、その際実践した貯金術や節約術を公開します。体験談や失敗談も交えて紹介するので、お金を貯めたい方は参考にしてくださいね。

200万円貯めるために実践した貯金術

年間200万円の貯金が多いか少ないかはわかりません。しかし、工夫次第で貯金を増やせるのであれば、お金に対しての不安が減らせますよね。そこで、私が実践している貯金術をお伝えします。

【副業をする】
サラリーマンとして日々働きつつ、空いた時間を利用して副業をしました。私の副業はWebライターです。サラリーマンの仕事は8時から17時まで、たまに早出や残業がある日は時間が延長されます。

疲れている日や用事がある日も欠かさず副業をしました。月間作業時間は30～40時間、ひと月の収入は8万円から15万円ほどです。結果、月に数万円から数十万円の収入を得るまでになったのです。今では、複数のクライアント様と継続的にお仕事をさせてもらっています。

【投資をする】
本業や副業で稼いだお金は投資に回しています。投資歴は6年目になりました。はじめはよくわからずに手探りで行っていた投資も、現在は年間でおよそ50万円ほどの利益が出ています。

私が行っているのは日本株のデイトレードやスイングトレード、米国インデックスファンドへの積み立て投資、不動産型クラウドファンディングなどです。

金融庁が発表した老後2000万円問題を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。普通に働いているだけでは、老後に対する対策は不十分だと思います。

今はネット証券で簡単に株や投資信託の取引ができます。日経平均株価に連動するインデックスファンドなら、初心者でも取り組みやすいです。投資未経験の方は、まずは少額から投資してみてはいかがでしょうか。

【ポイ活をする】
ポイントサイトを経由して、買い物やクレジットカードの発行などを行うとポイントが貯まります。貯まったポイントはスーパーやドラッグストアで現金のように使えたり、現金に交換できたりと使い勝手がよいです。

私はTポイントやPontaポイント、楽天ポイントをメインに貯めています。おすすめのポイントサイトはハピタスやモッピー、ポイントインカムなどです。

ポイ活を利用すると月に数千円から数万円ほどポイントが貯まります。ポイントが貯まっていくのを見るのは楽しいですよ。

200万円貯めるために実践した節約術

貯金術だけではお金は思ったほど貯まりません。節約術も併用することで、はじめてお金が貯まるようになるのです。そこで、私が実践している節約術をお伝えします。

【サブスクはできるだけ加入しない】
一度加入すれば解約するまで自動更新されるようなサブスクはできるだけ利用しません。

サブスクとはサブスクリプションの略で、有名なものだとNetflixやAmazon Prime、Apple Musicなどがそれにあたります。毎月定額でさまざまなコンテンツが楽しめるので、加入されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、サブスクは利用してもしなくても、料金が発生してしまいます。さらに自動継続だと、もし加入していたことを忘れていたとしても、料金は引き落とされてしまうのです。

もしも利用したいときは、そのときだけ加入しましょう。そして、解約を忘れずに行ってくださいね。

【コンビニは利用しない】
私の家の近くにはコンビニがあるのですが、めったに利用しません。たしかにコンビニは便利です。24時間営業している店舗ではいつでも買い物ができますし、必要なものはだいたい手に入ります。

しかし、陳列されている商品は、スーパーやドラッグストアなどと比較すると割高です。たとえば500ミリリットルのペットボトル飲料を見てみましょう。コンビニでは150円くらいで売られているのに対して、スーパーやドラッグストアだと半額で売られていることも珍しくありません。同じ商品を購入するのであれば、安い方がよいと考えています。

貯金・節約術の失敗談

お金が貯まりだすと、貯金や節約が楽しくなってきます。しかし、やり方を間違えると逆効果になってしまうことも。そこで、私がこれまでに失敗した経験を紹介します。

【欲しいものを我慢しすぎてストレスが溜まる】
お金を貯めることに集中しすぎてしまい、欲しいものを我慢していたことがありました。我慢をしているとだんだんとストレスが溜まってしまい、「なんのために働いているのだろう」と思ってしまうものです。

欲しいものを我慢しすぎてストレスを溜めてしまうより、たまにはご褒美として自分にプレゼントをあげるのも大切だと感じました。

【少しでも安いものを買うために遠くまで出かける】
「同じものを買うのなら、1円でも安い方がよい」と、家から遠い場所まで買い物に出かけていました。お会計の金額が少ないと、得をした気持ちになりますよね。

しかし、遠くに出かけるということは時間と移動コストをかけています。移動コストとはたとえば車で出かけた場合、ガソリン代にあたるものです。遠くに出かければ出かけるほど、時間と移動コストが比例してかかることを当時はわかっていませんでした。

現在は、できるだけ近場でお得に買い物できる場所を探しています。

できる範囲で少しずつ実践することが成功の秘訣

妻が妊娠し休職してからは、どのようにお金を貯めていくのかを考えました。その結果、今回紹介した貯金術と節約術を思いついたため、今日まで実践しています。

世間の給料よりは安い稼ぎの私でも、年間200万円を貯められました。お金を貯めるコツはいきなりすべてを実践しないこと。かつては浪費家であった私も、少しずつ節約できるようになりました。

「これなら始められそう！」と思った方は、一緒に貯金や節約を楽しんでみませんか？

文：tabikome(@tabikome28)
漫画：ヤドカリコ(@yadokarikodayo)