ゲイインフルエンサー・DELIVAって知ってる?連載「DELIVAのお悩み相談室」がスタート!

2022年8月9日 09:12更新

東京ウォーカー(全国版)

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"ピンヒールを履きこなす美脚のゲイインフルエンサー"として沖縄を拠点に活動している、DELIVA(デリバ)さん。スタイリスト、デザイナー、ライター、画家として活動すると同時に、Instagram( @hilokideliva )、TikTok( @deliva.gaygaygay )、Twitter( @DELIVA_G )、YouTube(「 DELIVA Official GAY Tube 」)でのインフルエンサー活動も注目を集めている。そのなかで彼の人柄や言葉に心を動かされた人々から自然と悩み相談が集まっているそう。

ロケーション協力=ところざわサクラタウン


そんな数々のお悩みに答えるDELIVAさんの連載「ゲイインフルエンサー・DELIVAのお悩み相談室」が、2022年3月からウォーカープラスにてスタートする。今回はその前哨戦ということで、DELIVAさんの人となりを紹介しつつ、お悩み相談をすることになった経緯とその内容について、お話ししていただきます。

「コネって落ちるの!?」から始まった、ファッション業界への道


ねほりはほり、何でもお話しいたします。まずは今の仕事につながるお話からですね?わかりました。高校を卒業して、ファッションの専門学校に行ったんですけど、もともと進学は考えていませんでした。というのも当時、うちの父が某大手企業に勤めていて、高校を卒業したら、そこに入りなさいと言われていたんです。父の人望が厚かったらしく、兄も同じ会社に入って楽しく働いていたので、自分もイヤ〜!とは思わなくて。ところがある日、父親が顔面蒼白で帰ってきて、「おまえ、落ちたわ」と。「コネって落ちるの!?」と思ったんですけど(笑)、聞いてみたら、会社の方から3人目は勘弁してくれと言われたそうなんです。

ロケーション協力=ところざわサクラタウン


路頭に迷いました。すでに高校3年の10月ぐらいだったので、今から大学受験の準備をしても間に合わない。そうしたら、友達から「専門学校に一緒に行かない?」と誘われたんです。「DELI、ファッション好きだし、絵も上手いじゃん。だから、ファッションの世界に行くのいいと思うよ」と。うちの母は教育ママというか、スネ夫のママみたいなタイプだったので結構な説得が必要かなと思ったんですけど、両親の勧めで私の人生が1回頓挫しているので(笑)、ファッションの専門学校に行きたいと言ったら、しぶしぶ受け入れてくれました。そこからずっとファッション業界に従事してます。

ロケーション協力=ところざわサクラタウン


自分がミーハーだという自覚は昔からあります

ロケーション協力=ところざわサクラタウン


絵は昔から得意でした。よく覚えているのは、幼稚園の時に演劇で見た「シンデレラ」の絵を描いた時のこと。どうせならイケてる感じに描きたいという思いから、全クラスの女の子の絵を片っ端から見てから描きました。リサーチするなんて子生意気よね(笑)。きっと当時から承認欲求が強かったんだと思います。うまく描きたいというよりも人に褒められたいという気持ちが強くて、絵も字も歌もスキルが上がっていったんだと思います。昔から自分がミーハーだという自覚はありますね。

ファッションの専門学校でも街で着られる服を作りたいという思いが強くて、そこにもミーハー感覚があったと思います。このキャラが功を奏したのか、災い転じて福となしたのか、どっちかわからないんですけど(笑)、どんなに既製品のようなものを作ってもDELIVAの個性がむちゃくちゃ強いねと言われていました。でも、時に個性の強さは魅力にならないとも思っていて。あまりにも尖っている個性というのは、その人の人生だから好きにすればいいと思う、というところで止まってしまうと思うんです。でも、私はあなたのようなことをやってみたいと思われたいみたいな。当時はカミングアウトしてませんでしたけど、明るいのは昔から。そこにゲイという重たいカロリーが乗っかってきたんですけど、キャラは昔から「今の私-(引く)ゲイ」でした(笑)。

強い感受性を持ってバカになろうと思いました

ロケーション協力=ところざわサクラタウン


高校時代は、手放しに楽しいと言える3年間ではありませんでした。実は私、もともとチック症を持っていたんです。ん!と言ってしまったり、ビクッとなったり。我慢すると胃の上がすごいイライラしてくるので、そうせざるを得ない。中学からネタにされていたので、強い感受性を持ってバカになろうと思いました。ただのバカになるとダイレクトにダメージを受けてしまうけど、なぜ、そんなことをされるのかを知った上でバカになると入ってくる情報をフラットにできるように思えて。チックは私にとって息をするぐらい当たり前のことだったので、みんなにも息をするのと同じように感じてもらえるまで、自分がこのシチュエーションに慣れるしかない。「どうぞお笑いなさい。ただ、気に障ったらゴメンね」と思うことで、怒りや悲壮感が勝手に備わらなくなりました。

そんなだったので、ゲイをオープンにしたこともチック症だった頃に比べたら、結構ラクみたいな(笑)。私がゲイであることに抵抗感を抱く人がいたとしても、それはそれ。たぶんゲイとか関係なしに、嫌いな人もいるだろうし(笑)。それに私は自分がゲイであることを特別視してなかったんです。だって、臓器の数はみんな一緒だし。偉い人も生まれたばかりの男の子もみんな臓器の数は一緒だから、優劣をつける必要はないかな?とね。

どうせならとことん嫌われちゃいなよ!と、思いつくままに話す

ロケーション協力=ところざわサクラタウン


お悩み相談をするきっかけになったのは、プロデューサーのベス男くんとSNSのコンテンツをやり始めたことでした。私が過去にFacebookで世の中のバカヤローみたいなことをウワーって書いたものを見たベス男くんからTwitterで「DELIVAの戯言」と題して、世の中に対してや、生きづらさを抱えている方に訴えかけることを書きませんか?と言われて。同じものをInstagramやYouTubeのテキストページにも載せていたら、お悩みを書いてきてくださる方がいらして、お悩み相談をするようになりました。

なかには、お返事に対して、そういう考え方もあったのか!とおっしゃってくださる方もいらっしゃいました。彼女は美容師をされている方で、「仕事へのモチベーションがとても高いのですが、育児もしなきゃいけないし、旦那さんは彼女が仕事をすることにあまり賛同してくれていない。それで家事と育児と仕事でパンパンになってしまったのですが、仕事での夢も捨てたくないし、子供は大事だし、旦那ともうまくやっていきたい」というご相談でした。

やりたいことに優先順位をつけて、順位が高い順からやってみたら?

ロケーション協力=ところざわサクラタウン


その方への答えとしては、育児、家事、仕事、恋愛、それ以外のこと、合わせると7つか8つのことを一気にやろうとしていたので、たぶん無理だと思うと(笑)。国語、算数、理科、社会を一限目に一気に勉強しようとしているのと同じ!だから、やりたいことに優先順位をつけて、順位が高い順からやってみたらどうですか?とお伝えしました。

聞いてみると美容院のスペースを面借ししてもらっていたので、1日の稼働時間を限定すれば、余った時間に子育てや旦那さんとの時間を持つこともできる。そうすることで理解の薄い旦那さんと話す時間が持てたり、旦那さんも理解を示してくれるのではないかとお伝えしたら、美容院のシフトは決め打ちでやることにして、旦那さんともしっかりお話しできたそうです。話したことで自分のわがままも言えたし、相手のわがままを聞くこともできた。これまでは互いの我慢でできた家庭だったけど、互いのやりたいことをやることができて、そのなかで子育てをすることができるようになった。それから、やるべきことをやりたいことと履き違えていたともおっしゃってくださいました。

その方からお返事をいただいて、私、できるじゃん!と自信がつきました(笑)。あくまで私の持論だから的確にアドバイスできるかどうかはわからないし、的外れなことも言ってしまうかもしれないけど、想像して相手に伝えてみる。「さあ、おやりなさい」じゃなくて、お悩みをお話ししてくださった方に「僭越ながらお答えする」立場としてやらせていただきたいなぁと思っています♡

取材・文=及川静

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