【影山貴彦のTVコラム・がんばれ関西ローカル!】 やすよ・ともこらしさ満開で 看板番組に成長!
関西ウォーカー
2012年4月。「上方漫才大賞」(ラジオ大阪・カンテレ)生放送後の打ち上げの席で、大賞を受賞した海原やすよ・ともこの二人に会った。おめでとうの言葉に加え、「どこいこ!?、面白いねぇ!」と声を掛けた。同年3月にスタートした、「やすとものどこいこ!?」(テレビ大阪)だ。番組は始まったばかりだったが、私はきっと人気番組になるだろうと思っていた。やすよもともこも、揃って嬉しそうなリアクションをしてくれたことを良く覚えている。
あれから5年。「どこいこ!?」はテレビ大阪の看板番組に成長し、さらに磨きのかかったやすともの姉妹漫才は、ビートたけしが漫才番組で名指しで絶賛するほどのクオリティーとなった。
昨年暮れ、妹のやすよが脳動脈瘤のため入院し仕事を休んだ。姉のともこはもちろん、家族、関係者、そして多くのファンが心配したが、およそ1か月後、見事に現場に戻った。復帰後一番の仕事は、勿論「どこいこ!?」のロケだった。
二人がこの番組をどれほど大事に思っているか、一度見れば良くわかるはずだ。各地のお店にゲストと出向き、お気に入りの物を買う。時に気持ちいいほど豪快に買いまくり、合間に何気ないトークをゲストと交わす。二人の自然体ぶりに目が行くが、細やかな気配り、優しさがにじみ出てもいる。絶好調のやすとも。今後益々飛躍するだろう。
影山貴彦(かげやまたかひこ)同志社女子大学 学芸学部情報メディア学科教授。元毎日放送プロデューサー(「MBSヤングタウン」など)。早稲田大学政経学部卒、関西学院大学大学院文学修士。上方漫才大賞審査員、GAORA番組審議委員、日本笑い学会理事。著書に「影山教授の教え子が泣きにくる。~涙が笑顔にかわる京都の女子大研究室」など
同じまとめの記事をもっと読む
この記事の画像一覧(全1枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介