THE天国カー、9年ぶりのニューシングル「春」デジタルリリース&MV公開
東京ウォーカー(全国版)
大阪在住のロックバンド「THE天国カー」が、2021年4月より新体制で再始動し、2022年2月22日に、9年ぶりとなる2ndシングル「春」をデジタル限定でリリース。YouTubeチャンネルにてMVも同時公開した。

「THE天国カー」は2011年に京都で結成され、2014年に1stアルバム「金」「銀」を2枚同時リリースし、全国デビューを果たした。その後メンバーチェンジを繰り返し、2017年に、天国コケシ(Vo)以外のオリジナルメンバーが脱退。以降ソロ活動をしていたが、2020年12月にたまちゃん(Gt)、2021年4月にヒラオ☆ツヨシ(Dr)が正式加入し、再始動した。

9年ぶり満を持しての2ndシングル「春」は、タイトルから一般的に連想する爽やかな春のイメージとは一線を画す。「笑い飛ばせ、笑い飛ばせで、飛んで行ったかい?」「涙を獣のように抱きまくって、今夜こそは希望を孕ませるのさ」など哀愁たっぷりの歌詞に見られるように、なかなか「春」が来ない人や現状、時代に向けて歌っている。
同時公開されたMVには、前田徹(有限会社 井筒プロダクション)が監修で初参加。「THE天国カー」の持つノイジーで繊細なイマジネーションを見事に昇華しているので、こちらも必見だ。
「春」
作詞:天国コケシ 作曲:天国コケシ
夕焼けにため息を濁らせた
一万メートル上空の
旅客機を眺めながら
だらしないデラシネは頭だけ抱えて
「どこにここだという場所があるの?」
気付くには傷つくしかない
涙の数だけ強くなれるのは
子どもの頃だけ
笑い飛ばせ、笑い飛ばせ、笑い飛ばせで
飛んでいったかい?
憤りはもう草臥れたのか?
思いがけず思い駆け巡る
取り残された夏
走り出せぬ秋
立ち止まる冬
つぎの春は、つぎの春は
新しく笑おう
「なあ、前にお前が得意げに話していた話だとさ、もし光の速さで走れたとしたら何も見えなくなって、そのまんま何かにぶつかったら大爆発するって話で、そういう話また聞かせてよ」
新しいことを探している
その心がもう新しいのさ
毎日毎日毎日を
変えたいって思っていたいよ
いつもいつでもいつまでも
そして涙は獣のように
抱きまくって今夜こそは
希望を孕ませるのさ
孕ませるのさ
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